連載
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (25)=桂に渋沢栄一のご落胤?=柳沢祖父「青淵」とは誰か
ニッケイ新聞 2013年8月15日 「青柳郁太郎はよく桂に来ていました。父とよく組合組織のことを話し合っていたのを覚えています」と懐かしそうに語るのは、1924年1月25日に桂植民地で生まれた柳沢嘉
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (24)=抹消された輪湖俊午郎=「何を残そうとしたか」
ニッケイ新聞 2013年8月14日 移民史において「何が書かれなかったか」と「何を残そうとしたか」はコインの裏表だ。『70年史』を逆読みすることで、隠そうとした〃何か〃が行間に浮かびあがってくるので
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (23)=「何を書かざるべきか」=秘められた移民史の暗部
ニッケイ新聞 2013年8月13日 百年前、レジストロ地方の三カ所に拓かれた「イグアッペ植民地」——この小さな集団地から、驚くほど多彩な人物がコロニアに輩出された。これは「明治の日本」という時代を象
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第2次大戦と日本移民=勝ち負け騒動の真相探る=外山 脩=(61)
ニッケイ新聞 2013年8月8日 脇山事件から、しばらく後、8月頃、コチア産組の下元健吉を狙った3人の若者が、ピニェイロス区の組合本部に接近、警戒中の警官に本部近くのバールで逮捕された。 パウリス
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不妊治療天国ブラジル=(5)=法律と現実のはざまで=「神の手が介在している」
ニッケイ新聞 2013年8月8日 片島さんは「不妊治療のような最先端の技術は、いつも法律から少しはみでた所にある。法律は後から付いてくるもの」と言う。不妊治療は、まさに法律と現実とのせめぎあいの中に
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不妊治療天国ブラジル=(4)=援協でもやはり卵子不足=「未来の私に卵子を貯金」
ニッケイ新聞 2013年8月7日 「日系人は、日系の医者に診てもらいたがるから、日系の病院なら状況は違うかもしれない」とアマンダ医師。 日系病院の代表格と言えば、援協の日伯友好病院だ。問い合わせた
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不妊治療天国ブラジル=(3)=卵子提供者少ない日系人=東洋系同士でも人種間の壁
ニッケイ新聞 2013年8月6日 そんな中、多くの日本女性が卵子を求めて海外へ渡り始めている。 卵子の売買が合法的に行われている米国では、この3年間で日本人の希望者が4倍に増えた。治療費が米国の4
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不妊治療天国ブラジル=(2)=思いつめる日本人女性=妊娠するにはリラックス
ニッケイ新聞 2013年8月3日 「ブラジルには『子どもの誕生は善、つまり絶対的に良いこと』という共通認識がある」と片島さんは力強く断定する。「だからここで不妊治療に引け目を感じることはないし、隠す
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不妊治療天国ブラジル=(1)=国外からも患者が続々=不妊治療は恥ずかしい!?
ニッケイ新聞 2013年8月2日 不妊夫婦は世界に約5万組とも言われる。女性の社会進出にともない晩婚化、晩産化が進む今日、不妊治療に注目が集まってきている。しかし、精子や卵子の売買の可否など法的な難
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第2次大戦と日本移民=勝ち負け騒動の真相探る=外山 脩=(37)
ニッケイ新聞 2013年7月4日 極めつきは、警察の調書だけに頼って記事やレポートを書き、起訴されてもいない人を多数、テロリスト、犯罪者と決めつけている作品が幾つもあることだ。こんな理不尽な行為は、