連載
-
第11回=サンルイス=日系人はどこから来たか=パラー州からの南下組も
ニッケイ新聞 2012年11月23日付け 二つの移住地がうまくいかなかった後、日本政府は土地を買い上げて、ロザリオ移住地から出た数家族などを入植させた。西脇家、上田家、細江家(パラー州から)、田坂家
-
第10回=サンルイス=二つもあった戦後移住地=養鶏や蔬菜目的に入植
ニッケイ新聞 2012年11月22日付け サンルイスに到着した10月1日昼、郷土食レストランでは名物「Arroz de Cuxa」が大人気だった。ビナグレイラの葉を刻んで、ゴマ、乾燥エビなどと炒めて
-
第9回=アナポリス=2万5千レを震災被災地へ=頼もしい一行参加者の生き様
ニッケイ新聞 2012年11月20日付け アナポリス日伯文化協会との懇親会には現地から約60人が参加し、婦人部が朝7時半から準備したという手作りの料理に加え、フェイジョン・トロペイロなど同地の名物料
-
第8回=アナポリス=昨年2万5千レを被災地に=日語学校とデカセギの関係
ニッケイ新聞 2012年11月15日付け アナポリスの松井清さんは、戦争前にリンスから出聖し、郷里が同じ平子喜三郎(ひらこ・きさぶろう、圭造さんの父)を頼って1947年にアナポリスに移転した。「平子
-
第7回=アナポリス=意外に古い日本移民入植=滋味深い草分けの経験談
ニッケイ新聞 2012年11月14日付け 故郷巡り一行は9月30日朝10時には連邦直轄区の首都から155キロ、ゴイアス州のアナポリス日伯文化協会の会館に到着し、懇親会をした。同地への日本移民入植は、
-
第6回=ブラジリア=〝神話〟に加わった日系人=成就するDボスコの預言
ニッケイ新聞 2012年11月13日付け タグアチンガの会館には、日系DF文化協会の梅田寛ワルテル会長の姿もあった。会長職を10年も務めると同時に、連邦警察の国際警察(インタポール)部に勤務するエリ
-
第5回=タグアチンガ=首都で健闘するコチア青年=JKとサシで乾杯した若き日
ニッケイ新聞 2012年11月10日付け タグアチンガの平沢醇さん(あつし、78、長野、コチア青年1次9回)は、「首都を作るって言うんで野菜作りに入った人が多いね。昔はサンパウロからカミヨンで持って
-
第4回=タグアチンガ=サンパウロ州から流れ込む若き血=役員9人中7人が聖北西
ニッケイ新聞 2012年11月9日付け タグアチンガの文協広報、田中淳雄さん(あつお、72、福井)は、「ブラジリア老人会は240人も会員がおり、高橋実(みのる)会長を中心に団結を誇っている。去年の3
-
第3回=タグアチンガ=首都建設に参加した日本人=「ブラジルの底力を目の当たりに」
ニッケイ新聞 2012年11月8日付け 祈るために両手を合わせた様子をそのまま外観にしたメトロポリタン教会には、まるで産道のような薄暗い地下道を通った先に、ガラス張りで明るい陽光が差し込むドーム型の
-
第2回=ブラジリア=あちこちにピラミッド?!=表象散りばめた不思議都市
ニッケイ新聞 2012年11月7日付け ブラジリア空港に到着した故郷巡り一行はバス3台に分乗し、さっそく市内観光へ。チョビ髭のバスガイド、ジョアン・パリトーさんはボソボソと首都建設の歴史を説明し始め