連載
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コロニア高齢貧困者の現状=(上)=家族3人が最低賃金で生活=息子たちの支援もなく…
「昨年病気になり仕事ができなくなった。同居している娘は数カ月前に失業、同い年の妻が受給する1サラリオの年金だけで3人が生活している。自分も年金をもらえれば少しは楽になるのだが…」という切実な声が、カ
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ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第7回=70年ぶりに復活する絆=国境を越え支えあう血族
ニッケイ新聞 2012年2月21日付け 冷戦構造が崩壊に向かう流れの中で、ブラジルでも軍政時代の元ゲリラや国外追放されたインテリらが中心になって労働者党(PT)が80年に創立され、85年に民政移管と
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ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第6回=変わる時代の流れの中で=テロリストから理想義者へ
ニッケイ新聞 2012年2月18日付け ブラジルでは64年3月、ゴラール大統領が掲げていた農地改革などの社会改革が保守派の抵抗で進まない中、国民投票に持ち込んで決しようとした時、保守派と結託したカス
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ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第6回=変わる時代の流れの中で=テロリストから理想義者へ
ニッケイ新聞 2012年2月18日付け ブラジルでは64年3月、ゴラール大統領が掲げていた農地改革などの社会改革が保守派の抵抗で進まない中、国民投票に持ち込んで決しようとした時、保守派と結託したカス
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ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=4回=敵は〃ナチス残党〃?!=戦争が左右した家族の運命
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 60年代のボリビアが、いかに東西冷戦という世界の2大勢力が激突する焦点となったかを前節では振り返ったが、それを象徴する登場人物が〃リヨンの屠殺人〃だろう。
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ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第3回=〃冷戦の最前線〃の山奥へ=「まさか!」新聞見て驚く家族
ニッケイ新聞 2012年2月15日付け 共同通信の名波正晴記者が09年4月15日付けで配信したフレディに関する記事には、《東西緊張の「最前線」にいたフレディは、ハバナで毎週末、ゲバラが留学生らと開い
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ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第2回=社会変革求める真面目さ=キューバ留学でゲバラに
ニッケイ新聞 2012年2月14日付け フレディの父前村純吉(1893—1959)の出身地、鹿児島県揖宿郡頴娃町(いぶすきぐんえいちょう=現南九州市)は九州最南端だ。 1913年10月に紀洋丸でペ
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ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫=第1回=政府軍に拷問の末、銃殺=「テロリスト」か「侍」か
ニッケイ新聞 2012年2月11日付け キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラといえば、今も南米左派勢力の憧れの的だ。彼は1967年10月、革命運動のために潜伏していたボリビア山中で政府軍に殺害
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特別寄稿=望郷阿呆列車=ニッケイ新聞OB会員 吉田尚則=(終)=列島縦断2千キロ
ニッケイ新聞 2012年2月7日付け 盛岡駅を出ると、数珠つなぎのトンネルが待っていた。八戸駅まで、窓外にまとまった風景が展開されることもなくトンネルに次ぐトンネル。 常に最短コースをたどる新幹線
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特別寄稿=望郷阿呆列車=ニッケイ新聞OB会員 吉田尚則=(14)=われわれは何者か
ニッケイ新聞 2012年2月4日付け 傍らにあった東北新幹線車内誌「トランヴェール」をめくってみると、岩手・平泉で藤原一族が栄える12世紀ごろに完成した北日本の幹線道路「奥大道」の記事が載っていた。