連載
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日本語教育リレーエッセイ=第20回=汎パウリスタ教師部会会長=水馬京子=継承日本語教育のための取り組み
ニッケイ新聞 2011年5月21日付け 第35回汎パウリスタ日本語教師会が4月10日、サンパウロ州ツパン市のツパン日本語学校で行われました。 今回の研修テーマは「汎パウリスタ日本語教師会をよりよく
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〜OBからの一筆啓上〜地震病になって思うこと=太田恒夫(元パウリスタ新聞記者、東京在住)
ニッケイ新聞 2011年5月19日付け 東日本を襲った地震と津波による災害のひどさはブラジルでもテレビやインターネットを通して多くの人が見、聞き知ったはずである。 日本でも同じこと、我々一般市民は
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「第3の波」到来か=ブラジル進出企業の今を追う=《6・終》=「過去の歴史繰り返すな」=百年の交流が築いた信頼
ブラジル東京銀行元頭取、デロイト・トウシュ・トーマツ監査法人最高顧問を歴任した鈴木孝憲氏は昨年11月、日本経済新聞出版社から『2020年のブラジル経済』を出版し、その反響は大きかった。メディアでの「
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「第3の波」到来か=ブラジル進出企業の今を追う=《5》=年550社がジェトロ訪問=澤田所長「企業の姿勢変わった」
ジェトロ(日本貿易振興機構)サンパウロセンターの澤田吉啓所長は毎日ひっきりなしに訪れる企業訪問者の対応に追われている。2001年から05年まで次長として同事務所で勤務した頃と比べてその数は4倍近く、
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「第3の波」到来か=ブラジル進出企業の今を追う=《4》=パナソニック・ド・ブラジル=初の白物家電に参入=「新しい1ページを」
ブラジル進出40年を超えるパナソニックが2月末、新工場の設立を始めた。サンジョゼ・ドス・カンポス、マナウス工場に続き、第3の工場としてミナス・ジェライス州エストレマ市に冷蔵庫、洗濯機の生産工場の建設
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「第3の波」到来か=ブラジル進出企業の今を追う=《3》=〝逆上陸〟のフジアルテ=人材サービス業で法人設立
昨年中旬からブラジルで人材紹介業務を開始したフジアルテ株式会社が1月、サンパウロ市にパウリスタ事務所を開設した。過去8万人もの在日ブラジル人を雇用した経験を生かし日本企業の進出、事業展開において避け
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「第3の波」到来か=ブラジル進出企業の今を追う=《2》=日本の牛丼をブラジルに=「すき家」2年目の挑戦
ここ数年の進出企業には外食等のサービス産業の存在もあり、ブラジル市場の充実化が見てとれる。1千450店舗を有し、売上ともに日本一を誇るゼンショーグループの牛丼チェーン「すき家」は3月、サンパウロ市の
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「第3の波」到来か=ブラジル進出企業の今を追う=連載《1》=「失われた20年」を経て=再び高まるブラジルへの関心
今、にわかに、そして着実に日本企業の進出の足音がブラジルに響こうとしている。クビチェック大統領時代の1950年代の工業化促進計画に乗った「第1の波」、「第2の波」の70年代の官民による熱い日伯関係は
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〜OBからの一筆啓上〜汚いルア=神田大民(元パ、日毎、ニッケイ新聞記者)
ニッケイ新聞 2011年5月4日付け サンパウロ市内で最も汚いルアの一つ、ガルボン・ブエノ街。特に文協ビル脇は生ゴミが散乱、饐えた悪臭ふんぷん、通る人たちは顔をそむける。名所の赤鳥居の辺りにもゴミ袋