連載
-
第1回=サンカルロス=百周年機に再生果たす=生まれ変わる日系団体
ニッケイ新聞 2011年4月16日付け ブラジル日本都道府県人会連合会主催のモジアナ線周辺を訪ねる第35回「移民の故郷巡り」(吉村幸之団長=佐賀県人会長)が3月26日から4日間行なわれ、約125人が
-
日本語教育リレーエッセイ=第19回=ルーツ探し:1=日本語のセンセイの独り言=レジストロ日伯文化協会日語校=福澤一興
ニッケイ新聞 2011年3月5日付け 私が日ごろ考えている、レジストロの日本語学校の現状と私なりに日本語について考えている事を記してみたい。 レジストロ文協の日本語学校はここ数年来70名前後の生徒
-
日本語教育リレーエッセイ=第18回=いちご会の友達=ペルー・リマ=伊藤晃満(19歳)
ニッケイ新聞 2011年2月26日付け 僕が日本語を習っていたのはペルーの首都リマにある、いちご文化協会というアカデミーでした。 自慢ではありませんが5歳まで日本に住んでいた僕は運よく今でも日本語
-
日本語教育リレーエッセイ=第17回=青い春の空の下で=ピラール・ド・スール=鐙野香織
ニッケイ新聞 2011年2月19日付け 「あっ!ヒョウだ!ひょうが降ってるよ!」 そんなたいした意味を持つわけでもない出来事こそが心に残ってる気がする。これは何年前の事なんだろう。普通の一日で普通の
-
65年前の恩讐を超えて=当事者日高が語るあの日=《10・終》=日の丸に託された想い=〃戦時下〃だったあの頃
ニッケイ新聞 2011年2月19日付け 百年祭は誰にとっても特別な瞬間だった——。夢にまで見た皇太子殿下のお姿をまじかに見た後、蒸野太郎(享年90)は09年8月、山下博美(享年86)は10年10月に
-
65年前の恩讐を超えて=当事者日高が語るあの日=《9》=憑き物が落ちた瞬間=百年祭で皇太子殿下迎え
ニッケイ新聞 2011年2月18日付け 蒸野太郎は46年4月の野村忠三郎事件後、サントアマーロ方面に徒歩で逃げ、道なき道を彷徨った。まるで彼が辿ることになる後の人生を暗示するかのような辛い逃避行であ