連載
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立つ鳥あとを濁さず=移民の「終活」座談会=(4)=子供がいない一世夫婦は?
【上野】子供がやるやらないは別にして、言っておくことは大切ですよ。私の知人で若くして亡くなられた方がいた。その人の家族は皆キリスト教。でもその人は小さいときから日本語を習ってて、日本の魂があったんでし
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《11》
「北米の方が日系人迫害酷い」 2日目、4月11日朝、一行は宿泊したリトルトーキョウ(小東京)のミヤコ・ホテルで充実した和食バイキングの朝食。一行の串間年純さん(としのり、70、熊本県)は「全米日系人
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立つ鳥あとを濁さず=移民の「終活」座談会=(3)
仏教徒でもキリスト教で葬式? 【中川】最近、自分の最期は在宅医療か病院医療のどちらで迎えたほうが良いのか考えたんです。日本では在宅がいいという方が多いと聞きますが、自分は病院の方がいいなと思いますね。
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《10》=100歳で元気ハツラツ!
南加県人会協議会との交流食事会では、プロサックス奏者の野村友香さん(南加岐阜県人会副会長)が「イパネマの娘」などの演奏を披露し、一行はくつろいだ雰囲気で交流した。 会場にいた北米沖縄県人会の神谷エ
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立つ鳥あとを濁さず=移民の「終活」座談会=(2)
独身者が亡くなったら? 【深沢】大部総領事のエピソードに加え、なぜいま終活の座談会を企画したのかというと、ニッケイ新聞に長年勤めた名物記者の石塚大陸さんが昨年10月に突然亡くなったことがあります。
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《9》=南加県人会協議会と和やかに交流
4月10日夜、ロスのアジア料理レストランKingBuffetで、故郷巡り一行53人は南加県人会協議会のメンバー64人と交流食事会をした。 ブラジルで言えば県連のような組織で、38県人会・団体が傘下
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立つ鳥あとを濁さず=移民の「終活」座談会=(1)
ニッケイ新聞編集部は、読者の「終活」(人生の終りに向けた活動)意識の高まりに応え、「移民の終活座談会」を行った。ブラジル日系熟年クラブ連合会会長・上野美佐男、同会第3副会長・中川浩己、介護士・長谷川
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《8》=農業界における日系人の貢献
前節末に「カリフォルニア州(加州)とサンパウロ州は似ている」と書いた。その理由は、ともに「国の機関車」的な州だからだ。 08年の米国内総生産における加州の割合は13%で、文句なしの1位。人口も全米
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《7》=日米伯の農業研修手伝った村松さん
全米日系人博物館のガイド・山田ロッキーさんは、「まだ日系アメリカ人迫害の歴史をしらない日本人、アメリカ人はたくさんいる。強制収容体験を語れる当時中学生以上だった人は、今はもう90歳を超え多くが亡くな
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《6》=白人200人助けるために800人死傷
「442部隊は、200人の白人兵士を救出する作戦に動員され、その戦いだけで800人が死傷しました」とのロッキーさんの話を調べてみると、「テキサス大隊の救出」の話だった。44年10月24日、通称「テキ