連載
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《5》=忠誠心調査でNoNo7割?
ペラッツォ教授によれば大戦中、ブラジルでは日系人を中心に収容されたのはパラー州トメアスー移住地だけだが、独ナチス党員や伊ファシスト党員が特に多かった南伯ではドイツ移民だけで約5千人、合計1万人以上が
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《4》=伯米日系社会に共通した迫害体験
戦時中のアメリカ本土の二世は、『アメリカ人として国のために戦ってもいい。でも、それなら自分たちをちゃんとアメリカ人として扱い、家族を強制収容所から出して、元の生活に戻してくれ』と反論した。ロッキーさ
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《3》=ハワイ日系人と米本土の違い
日系人迫害の極め付けと言える大戦中の強制収容所収容に関する展示は、全米日系人博物館の中心テーマと言える。 反日感情が強いことで知られたフランクリン・D・ルーズベルト大統領は1942年2月19日に「
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《2》=「保険入れず、金も借りれず」
ロスの全米日系人博物館で、ガイドの山田ロッキーさんは「まず日系人の定義を確認します。日本から離れて住んでいる日本人およびその子孫です。僕も日系人です」というと、一行からは「一世は日本人、二世からが日
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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《1》=全米日系人博物館で固唾を飲む
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)が主催する「第50回故郷巡り―カリフォルニア2019」が4月9日から17日まで開催され、53人が参加した。昨年の故郷巡りは移住150年を迎えたハワイ、今
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ブラジル日本交流協会=「ブラジルで1年研修しませんか?」=2018年度研修生体験談=<4・終>異文化の中で、自分の至らなさに気付く 黒澤菜月
18年度研修生の黒澤菜月(25)です。大学在学中に曽祖母の代からの信仰である「世界救世教」のブラジル研修に2度参加し、短期滞在の経験があります。大学卒業後は半年間ブラジル料理店で勤務し、その後1年半
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ブラジル日本交流協会=「ブラジルで1年研修しませんか?」=2018年度研修生体験談=<3>=シャーマンに会いにブラジルへ 幸崎大樹
「よおオカマちゃん、早くケツ出せよ」―――研修先のブラジル人同僚との、そんなふざけた〝挨拶〟で一日が始まった。 ブラジルに到着して3日。ヤマト商事での研修が始まり、ポルトガル語もよく分からないまま
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ブラジル日本交流協会=「ブラジルで1年研修しませんか?」=2018年度研修生体験談<2>=吉川昂海
静岡県浜松市出身の吉川昂海です。高校までは、青々とした天然芝でプレーすることに憧れていたサッカー少年でした。 ブラジルに行こうと思った理由は、大学の国際学生寮でブラジル人の留学生と友達になり、彼の
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ブラジルで得た、自分への自信と未来への期待=2018年度ブラジル日本交流協会生体験談=井上雅子
ブラジル日本交流協会(神戸保会長)=サンパウロ市所在=の日本事務局は、日本在住の青年に対して2020年度の研修生募集を行っている。その一環として、3月に帰国した4人に、この1年間のブラジル体験を書い
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『百年の水流』開発前線編 第四部=ドラマの町バストス=(31・終)=外山 脩
未だ投げ出してはいない バストスの文協の正式名称はバストス日系文化体育協会という。会長の海老沢さんは、地元の人からは「グアタパラさん」と呼ばれている。バストス生まれではなく、35年前、グアタパラ