連載
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日伯論談=『日伯論談』第2回=日本発=アンジェロ・イシ=デカセギは果たして「烏合の衆」なのか=在日ブラジル人の未来に寄せる期待
2009年5月9日付け ブラジルに住むみなさんはこのところ、日本に住むブラジル人(私は彼ら彼女らのことを在日ブラジル人と称し、早い段階から自分のことを「在日ブラジル人一世」と称している)について、よ
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聖南西=衰退する地方団体の苦悩=山村会長・小川氏、積極参加求め行脚=「一緒に活性化しよう」=連載(上)
ニッケイ新聞 2009年5月8日付け 地方日系団体に地殻変動が起きている――。傘下団体の実情視察と積極的な参加を説得するために、聖南西文化体育連盟(UCES)の山村敏明会長と、先の文協会長選挙で惜敗
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はつらつ老ク連交流旅行=カンピーナス・インダイアツーバへ=連載《下》=トヨタ、ヤンマー工場を見学=半世紀ぶりの再会も
ニッケイ新聞 2009年4月30日付け インダイアツーバのホテルでゆっくり休んだ後、一行は「ヤンマーAGRITECH」の工場を見学した。アチバイア文協の老人クラブ、清流会(仲正雄会長)の三十九人も合
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はつらつ老ク連交流旅行=カンピーナス・インダイアツーバへ=連載《上》=市内観光、にこやかに=明治会例会で交歓会
ニッケイ新聞 2009年4月28日付け ブラジル日系老人クラブ連合会(以下老ク連、重岡康人会長)は三月二十六、二十七の両日、交流旅行『よその町とよその老人クラブを知ろう』を実施、三十八人がカンピーナ
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『日伯論談』第1回=ブラジル発=宮尾進=『デカセギ』の現状に思うこと=日本の美点をブラジルに
2009年4月25日付け かつてパウリスタ新聞(本紙の前身)で掲載していた「土曜論壇」が「日伯論談」という形で復活し、そのトップバッターを仰せつかったのは光栄だが、与えられたテーマは「デカセギ」につ
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日本人奴隷の謎を追って=400年前に南米上陸か?!=連載(10・終)=ポルトガルに〃日系人〃?!=奴隷解放で再び日本人登場
ニッケイ新聞 2009年4月24日付け スペインには四百年前の日本人の末裔が、少なくとも六百四十五人確認されていると前回紹介した。ならば、ポルトガルはどうなのか。日本姓が残っているという話は聞かない
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日本人奴隷の謎を追って=400年前に南米上陸か?!=連載(9)=民族絶滅の亡霊が徘徊=今も残る慶長使節の末裔
ニッケイ新聞 2009年4月23日付け 日系社会には〃民族絶滅〃の悪夢を背負った亡霊が徘徊している――。 山田長政、タイ日本人町の長になった人物だ。四百年後の現在、日本人町の痕跡や子孫はまったく残
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日本人奴隷の謎を追って=400年前に南米上陸か?!=連載(8)=ポルトガルからオランダへ=政教分離進む新教に軍配
ニッケイ新聞 2009年4月21日付け 大航海時代はスペインとポルトガルが競って世界中に飛び出した。カトリック布教と貿易が対になって進出し、最後に植民地化する流れだった。欧州大陸で新教が勢力を増して
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日本人奴隷の謎を追って=400年前に南米上陸か?!=連載(7)=キリシタン浪人との説も=下克上の世を疎み出国か
ニッケイ新聞 2009年4月18日付け 一五八七年、豊臣秀吉は九州征伐の途上、宣教師やキリシタン大名によってたくさんの神社仏閣が焼かれて仏教徒が迫害を受けており、日本人が奴隷となって海外に売られてい
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日本人奴隷の謎を追って=400年前に南米上陸か?!=連載(6)=50万人説は本当か?=乱暴な計算と怪しい根拠
ニッケイ新聞 2009年4月17日付け 日本人奴隷に関して注意が必要なのは、その人数に諸説があることだ。 インターネット(以下、ネットと略)上であちこちに「日本人奴隷五十万人説」がまことしやかに書