連載
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不況直撃、保見団地の今=山積みされた日本人の厚意=連載《下》=「優しい人、涙が出そう」=危機で見える本当の心
ニッケイ新聞 2009年2月24日付け 【愛知県発】日本人ボランティアの佐久間由隆さんが届けられた救援物資の整理作業に追われている。同団地に住んでおり、以前からエコパフで木工などのものづくりの授業を
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不況直撃、保見団地の今=山積みされた日本人の厚意=連載《中》=粉ミルクや紙おむつまで=「みんなで力を合わせて」
ニッケイ新聞 2009年2月21日付け 【愛知県発】二月十四日、午前から名古屋や豊田からもボランティアが集まり、食糧を仕分けする作業が行われた。 どのくらいの人が集まるか想像がつかない。今回は数日
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不況直撃、保見団地の今=山積みされた日本人の厚意=連載《上》=激減するブラジル人学校の生徒=各地から救援物資続々と
ニッケイ新聞 2009年2月20日付け 日本有数の日系ブラジル人社会がある愛知県豊田市北部にある保見団地。全住人約一万一千人中、約三割をブラジル人が占めることで有名だ。そしてここは、創業以来初めて営
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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《7・終》=各地で求められる支援=パラナ州起業相談30%増
ニッケイ新聞 2009年2月20日付け デカセギ大挙帰伯が今後も続くと予想される中、ブラジル側の受け入れ支援体制作りが早急に求められている。 愛知県、三重県、群馬県、岐阜県の県庁職員、サンパウロ市
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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《6》=リピーターの心の揺れ=日伯漂う浮草のように
ニッケイ新聞 2009年2月19日付け 「もうデカセギは終わりにしよう、もう日本に戻らない、ブラジルで頑張ろうと思って帰ってくるけど、結局また行くことになってしまう。社会に馴染めない」。 十二日に
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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《5》=職業相談会に殺到=「ブラジルに溶け込めず孤立」
ニッケイ新聞 2009年2月18日付け 「普段ならデカセギ帰りの人は十五人くらいなのに、先月の職業相談会には七十五人も来た。みんな仕事を探し、それぞれの悩みを抱えている。事態の緊迫さを実感せずにはい
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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《4》=「代わりに中国人200人」=野宿するブラジル人も
ニッケイ新聞 2009年2月17日付け 「私たちが働いていた群馬県富岡市の自動車部品工場では三百人以上も派遣社員がいました。ほとんどがブラジル人でしたが、昨年十二月に全員クビにされ、代わりに入ったの
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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《3》=大量帰国報道は本当か=片道チケットが五倍に
ニッケイ新聞 2009年2月14日付け 昨年九月の金融危機による不況で「派遣切り」が始まって以降、日本からのニュースには「ブラジル行き航空券、三月まで帰国するブラジル人でいっぱい」のような報道がちら
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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《2》=未曾有の業界危機に直面=「金ないヤツは行くな」
ニッケイ新聞 2009年2月13日付け 「津波が来たみたい」。グライダー旅行社で翻訳担当をする安田功さんは、未曾有の〃デカセギ危機〃の現在を、そう形容し、「いつまで続くのか。いつまで(会社が)持つか
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激変するデカセギ事情=大挙帰伯の真相に迫る=連載《1》=次々に潰れる派遣会社=最大手すら年末からゼロ
ニッケイ新聞 2009年2月12日付け デカセギを取り巻く環境が激変しているのは、日本ばかりではない。金融危機の犠牲となり、真っ先に「派遣切り」されたデカセギが大挙して帰伯しており、当地の事情もまた