連載
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「百年の知恵」=日系人とバイリンガル=多言語と人格形成の関係を探る=□第2部□2世世代の特殊性(9)=「日本で生まれたブラジル人」=上原幸啓さんの場合
ニッケイ新聞 2008年4月3日付け 「ルーラ大統領、私は日本で生まれたブラジル人です」。百周年記念協会理事長の上原幸啓さん(80、沖縄県出身)は、一月十七日に行われた連邦政府主催の百周年開幕式典で
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宮城県人会百周年記念旅行=SC州で日本人の軌跡を実感 《連載2》サンジョアキン=コチア継ぐサンジョ組合=日本人の開拓誇りに思う
ニッケイ新聞 2008年4月3日付け サンジョアキン市内のレストランに場所を移した一行は、関係者と昼食交流会を行った。リンゴ農家と栽培の話題に話が弾み、歓談を楽しんでいた。 昼食会後、宮城県人会は
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「百年の知恵」=日系人とバイリンガ=多言語と人格形成の関係を探る=□第2部□2世世代の特殊性(8)=セミリンガルの罠(わな)=アイデンティティの危機
ニッケイ新聞 2008年4月2日付け バイリンガル教育には、ある程度の知識を持って臨まないと、思わぬ結果を招くこともある。二言語話者に育てようとして、どちらも中途半端なセミリンガルになってしまう危険
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宮城県人会百周年記念旅行=SC州で日本人の軌跡を実感 《連載1》サンジョアキン=「リンゴの里」はいま=品種改良に力を注ぐ
ニッケイ新聞 2008年4月2日付け 一八〇三年に日本人として初めてブラジルの地を踏んだ、宮城県出身の四人。宮城県人会(中沢宏一会長)では日本移民百周年などを記念して、その足跡を辿る旅を三月二十日か
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「百年の知恵」=日系人とバイリンガル=多言語と人格形成の関係を探る=□第2部□2世世代の特殊性(7)=2世が理系進学する理由=社会上昇戦略の裏には
ニッケイ新聞 2008年4月1日付け 「となりの机にジャポネースが座っているのに気付いたとたん、私は試験を続けるのを諦め、泣きながら会場から去りました」。昨年十二月一日付け、サンパウロ州バウルーの地
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(33 終)=種類、数量ともに多い蜘蛛(くも)=〃蟹くも〃大きいのは18センチにも
ニッケイ新聞 2008年3月14日付け ◇昆虫の話(5) 双翅類 蚊は、俗にカラパナとモロソカに分かれる。カラパナの中にチグレ・アジアチカ(アジアの虎)といわれる藪蚊がおり、デング熱を媒介
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(32)=恐ろしいメルイン(ぶよ)=刺されると潰瘍、容易に治らぬ
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け ◇昆虫の話(4) 蜂類 [カーバ・プレチニョ] カーバ・ベイジューと同じく、潅木の葉の裏などに巣を作っていて、不注意にこれを伐ったり叩いたりすると、たちまち
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(31)=サウーバより怖いコレクソン=肉食性、大群通り過ぎるのを待つ
ニッケイ新聞 2008年3月11日付け ◇昆虫の話(3) 膜翅類 〔コレクソン〕(またの名をタオカ) 一見サウーバに似ているが、もっと黒い。大きさは同じくらいだが、サウーバと異なり、肉食性で大群で移
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(30)=胡麻植えサウーバ退治=雨季、増水で流される〃火の蟻〃
ニッケイ新聞 2008年3月8日付け ◇昆虫の話(2) 脈翅類 蜻蛉。リベルーラあるいはジャシナと呼ばれる。鬼ヤンマ級から赤トンボ、オハグロトンボに糸トンボなどなど多々ある。 白蟻。クピンと呼ばれ
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愛知・保見団地でシンポ=「外国人児童生徒の教育」(下)=ブラジル人自身立ち上がる必要=「母国側と連携」も考慮して
ニッケイ新聞 2008年3月7日付け 【愛知県豊田市発】終了後、司会の楓原さんに話を聞くと、「このシンポジウムで外国人に還元しよう、というのではない、一緒に地域を作っていくのが目的」と言い、今回の成