連載
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連載(中) =日本の教育現場レポート =保見団地のデカセギ子弟 =増える準二世や二世 =ブラジルの習慣教える
ニッケイ新聞 2008年1月12日付け 【愛知県発】テーブルの上に並べられた、サウガジーニョやボーロの皿の数々。壁に貼られたサンタクロースの絵や、入り口に飾られたキリストの生誕像が、日本のクリスマス
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連載(上)=日本の教育現場レポート=保見団地のデカセギ子弟=ブラジル人校は憩いのひととき=ブラジル式に切る替わる
ニッケイ新聞 2007年1月11日付け 日本のデカセギ子弟の教育現場とは――。二〇〇五年に本紙で記者研修をした秋山郁美さん(25歳、静岡県出身)は現在、日本に帰国して愛知県に在住している。週に一~二
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(20)=狩猟で得られる肉の中で最高=パッカ、胆汁は血清のよう
ニッケイ新聞 2008年1月9日付け ◇獣の話(5) 齧歯類 〔カピバラ〕 グヮラニー語でカーピあるいはカピンは草。バラは主とも訳すべきで、「草の主」ということになる。齧歯類中世界最大で、体長一メー
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(19)=カザメント・デ・ラポーザ=ここにもこの言葉「狐の嫁入り」
ニッケイ新聞 2008年1月5日付け ◇獣の話(4) 食肉獣(猪科) 〔マラカジャー・アッスー〕 ジャグワチリカともいう。体長七十~八十センチ。尾は四十五センチくらい。斑紋はオンサに似ていて、そ
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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(10 終)=真の農業者は寡黙=日系の農業従事「終わった」と言うまい=コチアの精鋭の勝利
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け いま、日系社会は老齢化して、一線を退いた一世と、出稼ぎの話だけが目立って、政界、実業界、その他の分野でも、他の国の民族ほど目立った存在がなく、何か中心を失っ
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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=連載(9)=井上会長の打診を受けて=ミナス州、即刻無条件で決断=にんにく精選所。品質最高のにんにくをセラードは生産する=「農業の神様が来てくれた」
ニッケイ新聞 2007年12月28日付け 小笠原たかしが、一九七一年に単身セラードへ出発してから後の五年間は、小笠原一族はもとより、コチア産組、ミナス州政府、連邦政府にとって、まさに二億ヘクタールを
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(18)=野性すべて備えた=南米産獣の王者=美麗な毛皮のオンサ
◇獣の話(3) 反芻類(鹿科) インジオたちの食糧として重要である。何種類かあるが、主なのは次の二種である。 〔ヴィアード・ブランコ〕 訳して白鹿。名前は白だが、淡褐色である。鼻と腹が白い。小
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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=連載(8)=技師の調査報告=一世、二世で分かれる=開発危ぶんだ産組理事たち=コチアの英断
ニッケイ新聞 2007年12月25日付け セラードの潜在性を見抜き、息子を開発の先発隊として、一九七二年に、ただ一人パラナから送り出した小笠原一二三さんは、息子が成果を見せ始めると同時に、コチア産組
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「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(7)=産組が開拓に動く前に=長男を〃先遣〃した小笠原さん=日系人がすべてを好転させた
ニッケイ新聞 2007年12月22日付け 現在では、ブラジル人も、商社も、セラードのコーヒーは、高級品という認識を持っている。いまでこそ、セラードはコーヒーの花が咲き、実が充実する期間中、雨が降り、
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国際交流基金の百周年事業=日本の伝統 ブラジルに伝える=連載《下》=創造する伝統「舞楽法会」=雅・舞楽、声明が三位一体に
ニッケイ新聞 2007年12月22日付け 日本の伝統文化、宗教世界を舞台上に再現――。雅楽、舞楽、声明が三位一体となった「創造する伝統『舞楽法会』」が二〇〇八年十一、十二月に国内五都市で公演が行なわ