連載
-
国際交流基金の百周年事業=日本の伝統 ブラジルに伝える=連載《上》
ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センター(西田和正所長)では来年、百周年を記念した四つの主催事業を企画している。二月の「江戸糸あやつり人形」公演を皮切りに、ダ
-
「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」(6)=日本人は気が狂っている?=入植時、地元住民の見方=「開拓は失敗必至」
ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 「日本人の億万長者が来た」 いま、サンパウロ市から、ミナス州サン・ゴタルドの町までは七百三十キロのアスファルト道路を、車なら八時間くらいで行ける。しかし、三
-
国際交流基金の百周年事業=日本の伝統 ブラジルに伝える=連載《上》
ニッケイ新聞 2007年12月21日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センター(西田和正所長)では来年、百周年を記念した四つの主催事業を企画している。二月の「江戸糸あやつり人形」公演を皮切りに、ダ
-
コチアは生きていた=30年ぶりのセラード「赤木報告」(5)=パルナイバ上流農畜産組合の建物=〃昔の泥臭さ〃が消えた=名前を変えたコチア組合
ニッケイ新聞 2007年12月20日付け サン・ゴタルドの町外れに、パルナイバ上流農畜産組合が、地域農業隆盛の象徴のように、設備を拡張している。この組合は、コチア産組中央会の崩壊により、サン・ゴタル
-
アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(17)=ケイシャーダ性質凶暴=遠雷にも地鳴りにも似る
ニッケイ新聞 2007年12月19日付け ◇獣の話(2) 哺乳類 猿類 〔コアター〕 蜘蛛猿。体長九十センチくらいで、アマゾニアの猿類中最大である。色は黒色で、四肢と胴体は細長い。群棲し、よく人
-
「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」=(4)=30数家族で「生産株式会社」組織=資材、機械一括購入、労働力も〃共有〃=農家が作る生産株式会社
ニッケイ新聞 2007年12月18日付け サン・ゴタルドで見たもう一つのユニークな生産形態は、農家が生産のために組織した生産株式会社である。生産者組合は普通であるが、生産株式会社は珍しい。これも生産
-
コチアは生きていた=30年ぶりのセラード「赤木報告」(3)=人工衛星コントロール方式=究極まで生産性を追求=人工衛星操作でトラクターを運転
ニッケイ新聞 2007年12月15日付け ミナス州サン・ゴタルドでは、トウモロコシや大豆など、植え付けた作物の一列の長さが約二キロに達する。その列が一ミリの狂いもないほど一直線に植えてある。これはト
-
コチアは生きていた=30年ぶりのセラード「赤木報告」(2)=100年前の農地再生され、今は穀倉地帯、なお余裕
ニッケイ新聞 2007年12月14日付け コチア産組は蘇った いま、全国に新しい穀倉地帯を出現させているブラジルのセラード開発は、常にブラジル全体の農業の将来を考えていたコチアの小笠原一二三(ひふ
-
「コチアは生きていた」=30年ぶりのセラード「赤木報告」(1)=小笠原一二三さんの先見の明=驚嘆させられる変貌
ニッケイ新聞 2007年12月13日付け 赤木数成さん(元パウリスタ新聞記者)が、このほど、三十年ぶりにセラード地帯のサン・ゴタルドを見てきた。まったく別の土地を見ているようだったという。それほど変
-
アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(16)=ミーリョ畑荒らす尾巻猿=群れの首領株仕留めて防御
ニッケイ新聞 2007年12月12日付け ◇獣の話(1) アマゾンは植物の天下である。赤道直下の太陽の下、高い気温と湿度、植物の繁茂には最適の条件であり、樹木や水中や低湿地を除いた乾燥地(陸上)に