連載
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ブラジル農業界への日系貢献のシンボル=コチア産組=新社会の建設=創設者の光と影=下元健吉没後50周年=連載《第1回》=「昔は傑物がいたものだ」=コロニア50年の逸材
プレ百周年特別企画 2007年9月26日付け 「人物がいない……」。かなり以前からのことであるが、コロニア=日系社会=の人物不在を嘆く声を、しばしば耳にする。その声は概ね、こう続く。「昔は、いたもの
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ブラジル農業界への日系貢献のシンボル=コチア産組=新社会の建設=創設者の光と影=下元健吉没後50周年
プレ百周年特別企画 ニッケイ新聞 2007年9月 外山 脩(フリー・ジャーナリスト) 日伯交流年(日本移民百周年)開始まであと三カ月あまり。いよいよ歴史的な節目が迫ってきた。日系人がブラジル社会への
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来年は未曾有の式典ラッシュ=百周年に18県が開催か=連載(下)=福岡は百年祭に全面参加=鳥取は来年に先送りで式典
ニッケイ新聞 2007年9月20日付け 【岐阜県人会=山田彦次会長】来年五月二十五日に創立七十周年式典を愛知県人会で予定。六十五周年時には遠くベレンからも参集、計七百人も集まった。 来年、カンピー
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から連載(6)=伝説的大蛇、信じられるか?=残されている〃実在〃証拠写真
ニッケイ新聞 2007年9月19日付け ◇蛇の話(3) 話のついでだが、私たちが着伯する一年くらい前、アマゾン河のもっと上流にあるタバチンガという所(国境の要衝で要塞があり、軍隊が駐屯している)で
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来年は未曾有の式典ラッシュ=百周年に18県が開催か=連載(上)=5~8月はなんと10県
ニッケイ新聞 2007年9月19日付け 来年の日本移民百周年には、各県人会が様々な記念式典を予定しており、異例の式典ラッシュになりそうだ。来月から来年いっぱいにかけて、二十県が式典を開催する可能性が
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(5)=4メートル余りの蛇退治=農刀、下から斬り上げが効果的
ニッケイ新聞 2007年9月12日付け ◇蛇の話(2) 一九五四年、着伯した翌年、長男が生まれるとき、入植地では何かと不便なので、佐脇氏方でお産することになって、しばらく逗留することになった。
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移民化するデカセギたち=根を張る在日ブラジル人社会=連載《最終回》=在伯日本移民史は教科書=今度は日本が受入れの番
ニッケイ新聞 2007年9月6日付け 国連の推計では〇五年、世界には一億九〇〇〇万人の移民がいる。これは地球上の三%、三三人に一人に相当する。全体の五分の三が先進国への移住であり、デカセギはその一部
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(4)=スルククー(蛇)は〃強壮剤〃=あっさり捕らえ窯で焼き保存
2007年9月5日付け ◇蛇の話(1) アマゾンといえば、猛獣毒蛇が跋扈(ばっこ)して、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が横行する暗黒大陸ということになっている。そういう所もたまにはあるが、大抵はま
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移民化するデカセギたち=根を張る在日ブラジル人社会=連載《第6回》=芽生えてきた独自文化=微妙な在日感覚を芸術に
2007年9月5日付け 「最近は在日ブラジル人一世と自己紹介しています」と講演して聴衆を驚かせたのは、武蔵大学専任講師のアンジェロ・イシさんだ。サンパウロ市出身の日系三世だが、日本に移住したとの認識
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移民化するデカセギたち=根を張る在日ブラジル人社会=連載《第5回》=大卒在学生は百人との説も=〝日本市民〟として活動
2007年9月1日付け 「大学に入ってから自分のアイデンティティを探し求めるようになりました」と講演したのは、今年の三月に中央大学総合政策学部を卒業したばかりの宮ケ迫ナンシー理沙さん(25、二世)だ