連載
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身近なアマゾン(21)――真の理解のために=タパジョス川の上流に=今は少ない秘境地帯
2006年12月27日付け □経済政策と自然保護の皮肉な関係(1)□ アマゾン川中流にサンタレンという町がある。 そのサンタレンの町の前で、タパジョス川という支流がアマゾン本流に合流しており、合
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身近なアマゾン(20)――真の理解のために=ディスカスの自衛方法=筆者の仮説=「あの異臭ではないか」
2006年12月23日付け □ペイシェ・ブセッタ[その意味は?](2)□ 「何や、日本人はブセッタも知らんのかー。教えたろか、女のあそこのことやないか」 「ブセッタの意味は知ってたけど、なんでそ
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身近なアマゾン(19)――真の理解のために=異臭発しても観賞魚=円盤型、その名の意味は?
2006年12月21日付け □ペイシェ・ブセッタ〔その意味?〕(1)□ さて、今日は、ディスカス(女王と呼ばれるアマゾン河特産の魚)について、とっておきの話をしよう。 ディスカスという魚は、アマ
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身近なアマゾン(18)――真の理解のために=ピラニアよりも獰猛=サンフランシスコ川=悪食ピランベーバ
2006年12月16日付け □ピラニアより獰猛なピランベーバ(2)□ しかし、それに反し、持ってこられたメニューには、肉料理、鶏料理、魚料理がワンサカと書かれている。本当だろうか、と思ってガルソン
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JICAボランティア リレーエッセイ=最前線から=連載(71)=伊藤菊代=ビリグイ日伯文化協会=教育観の違いに驚嘆!?
2006年12月14日(木) ブラジルに日本語学校教師として赴任してから、もうすぐ二年が経つ。この二年の間、日本とブラジルの様々な違いを目の当たりにして来た。それも、つい子供や学校を比べてしまうのは
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身近なアマゾン(17)――真の理解のために=近年気候変異激しく=東北地方、雨季の季節に誤差
2006年12月12日付け □ピラニアより獰猛なピランベーバ(1)□ 〔東北地方〕という言葉に、何か辺境の地という響きがあるのは、日本だけでなくブラジルでもそのようだ。 最近やかましくいわれている
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身近なアマゾン(16)――真の理解のために=私有地的に土地占有=貴重な鉱物資源確保目的で
2006年12月9日付け □ヨーロッパとアメリカの草刈場サンタレン(2)□ マナウスの空港が国際空港で、アメリカ、ヨーロッパから直接飛行機が乗り入れ出来るため、様々な国々の人達がやって来る。 筆
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JICAボランティア リレーエッセイ=最前線から=連載(70)=原田陽子=ピラール・ド・スール文化体育協会=「ただいま」と「お帰りなさい」
2006年12月30日(木) サンパウロで行われた日本語能力試験が終わって、子供達と一緒にバスでピラール・ド・スールの町へ帰ってきた。山道を越え、町が見えてくるといつも「ああ、帰ってきた」と思う。
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身近なアマゾン(15)――真の理解のために=眩しい町サンタレン=タパジョス川 不思議なほど透明
2006年12月7日付け □ヨーロッパ、アメリカの草刈場サンタレン(1)□ アマゾン川中流の町サンタレンは、アマゾンの大都市マナウスからも、河口の町ベレンからでも、等距離地点にある。地理的には北部
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身近なアマゾン(14)――真の理解のために=散々だった夜の魚採集=「女装の麗人」に遭遇、逃げる
2006年12月5日付け □ペルー国境の町で□ 〔後編〕夜の採集編 前回の続きで、その夜の話。止せばよいのに、昼の採集が駄目なら夜の採集をやってやろう、と思いついた。 町に戻ってから、この街の中