連載
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カザロン・ド・シャ保存運動――中谷哲昇さん特別寄稿――=連載(3)=日本文化特有の自然観を加味=自己主張なし得た好例
2005年12月22日(木) ③自己主張の文化 前回でカザロン・ド・シャには大工・花岡一男の自己主張とも言える職人としての強い思い入れが見られることは述べた。そこで文化における自己主張について日本
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カザロン・ド・シャ保存運動――中谷哲昇さん特別寄稿――=連載(2)=大工「花岡一男」の自己主張=仕上げに少々欠点があっても
2005年12月20日(火) ②大工・花岡一男の創造性 私がやきもの作りをしている関係上、ブラジル人より日本のやきものとブラジルのやきものはどう違うかとの質問をよく受ける。これについては次のように答
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カザロン・ド・シャ保存運動――中谷哲昇さん特別寄稿――=連載(1)
2005年12月17日(土) ブラジル、大サン・パウロ圏の東方に位置するモジ・ダス・クルーゼス市の郊外、コクエラ地区に日系移民大工が建てた製茶工場があり、地元の人達からカザロン・ド・シャ(お茶の館)
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勝ち負け問題=私の視点=安良田済=連載(下)=「自分の友人も円売人」
2005年12月17日(土) 醍醐氏は、水本サ紙社長は以前両替店を経営していたが、そう大量の円を持っていたとは考えられない。 自分は円を売ったことはない、社員のだれかが持ち出して売ったとしても自分
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勝ち負け問題=私の視点=安良田済=連載(上)=円売り、銀行関与の真相
2005年12月16日(金) 「円売り」問題は一九四七、四八年頃、パ紙が追究していたが、途中で打ち切っている。 小生の親友清谷益次氏(本紙歌壇選者)がパ紙の記者をしていたので、会社に遊びに行ってお
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『ハルナツ』第4話に感動=岩手県人会に届いた=苫米地静子さんの手紙=連載(下)=古い人間の持つ良さ=「ハルは私たちと同じだった」
2005年12月16日(金) 今考えると吹き出したくなるようなデマを愚かにも皆信じたものです。その時、私が作った日の丸の旗は、今もタンスの引き出しの奥に閉まっております。お笑い下さい。亡き夫は高倉忠
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JICA青年ボランティア リレーエッセイ=最前線から=連載(22)=池田玲香=マリアルバ文化体育協会=気づいた「日本人らしさ」
2005年12月15日(木) ブラジルへ来て十ヶ月が過ぎた。今では、派遣当初抱いていた不安や迷いもなくなり、ここで毎日楽しく活動している。これまで、日本へ帰りたいと思ったことも、自分の活動が無意味だ
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『ハルとナツ』第4回に感動=岩手県人会に届いた=苫米地静子さんの手紙=連載(上)=姉妹の父親の言動に=新たな心のうずき=亡き夫も勝ち組だった
2005年12月15日(木) パラナ州パライゾ・ド・ノルテに住む苫米地静子さん(90、岩手県花巻市出身)が、さきごろ鑑賞したNHKドラマ「ハルとナツ~届かなかった手紙」について感想文を書き、岩手県人
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「円売り」問題 言い残すこと=作家=醍醐麻沙夫=連載(下)=はじめの思い込み捨てて
2005年12月15日(木) 前回はMさんが密告されて警察につれていかれたが、容疑というほどの事実はなくて釈放された、ことまで書きました。 かってコロニアを不安に陥れたほどの大事件だったというなら
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「円売り」問題言い残すこと=作家=醍醐麻沙夫=連載(上)=確証がない噂や憶測
2005年12月14日(水) 円売りのことが何度か個人攻撃めいた投稿記事になっているが、終戦当時のことを知る人がつぎつぎに亡くなり、また新聞記者も若い人になっているし、キチンとしたことを書いておいた