連載
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その時「真珠湾攻撃」を知らされた=連載(下)=岸本昂一園長の祖国愛=今も慕う暁星の教え子たち
真珠湾攻撃の翌年、一九四二年一月にブラジルは、日本など枢軸国側と国交断絶した。四三年三月二十一日夜、突然屈強な刑事数人が暁星学園の裏口からなだれ込み、大がかりな家宅捜索をおこなった。日本語書籍はもち
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特別寄稿=資料館会議に参加して=バストス資料館=JICA青年ボランティア=中村茂生=連載(下)=情報交換より深く活発に
2005年12月09日(金) 会議中でのやり取りや雑談のなかで、いくつかの課題も浮かび上がった。そのなかには、館の維持費捻出の困難など、共通する大きな問題があるが、ここではバストス史料館学芸員として
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JICA青年ボランティア リレーエッセイ=最前線から=連載(21)=山崎由加里=特別養護老人施設あけぼのホーム=〃家族とのつながり〃
2005年12月08日(木) ブラジルに来て四カ月が過ぎた。日本にいた時と仕事は変わっていない、けれどこの四カ月で介護に関する考え方やお年寄りに対する気持ちが変わった。 ブラジルに来ると決まったと
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その時「真珠湾攻撃」を知らされた=連載(上)=-―64年前の7日夜=ピニエイロス暁星学園では学芸会を=暗い時世、近隣住民も見に
六十四年前の八日、真珠湾攻撃により、太平洋戦争がはじまった。ブラジル時間では一九四一年十二月七日夜、サンパウロ市ピニェイロス区にあった暁星学園と勤労部は学芸会を楽しんでいた最中だった。同年八月には邦
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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(8)=遠くても親しみのある国=BRICS、理解できた
2005年12月08日(木) (7)帰途 ◇1◇ 現地発九月二十二日午後十一時五十分、東京行き日本航空71便に乗った。当日は夕方まで時間があり、サンパウロ最高のショッピングセンターや最大のスーパ
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特別寄稿=史料館会議に参加して=バストス史料館=JICA青年ボランティア=中村茂生=連載(上)=横のつながりの意義確認
2005年12月08日(木) 十一月十八日、サンパウロ文協移民史料館の呼びかけに応じたブラジル各地の日本人移民関係資料館による会議がサンパウロ文協会議室で開かれた。 各施設の担当者が、初めて一同に
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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(7)=圧倒的な水量、イグアスの滝=三通りの方法で見る
2005年12月07日(水) (6)イグアスの滝 ◇1◇ イグアスの語源はツピーグァラニー語でイグ=水、アスー=大きな、大きな水を意味するそうである。世界三大瀑布の一つに数えられるイグアスの滝は、ア
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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(6)=スチュワーデス美人揃いぞろい=どことなくピラニア似
2005年12月06日(火) (5)リオデジャネイロ ◇1◇ アマゾンから船と飛行機で、マナウス、ブラジリア、サンパウロ経由でリオデジャネイロに行く。九月十七日の早朝に出発、六時ごろ到着。ほぼ一日が
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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る-=連載(5)=ピラニア釣りネグロ川支流で=カヌー転覆の危機体験
2005年12月03日(土) ◇4◇ 翌日午前中は、ジャングルのトレッキングである。川辺からあまり深く入らないため再生林が多く、アマゾンの大原生林を往く、という感触はない。マイナスイオンを思い切り吸っ
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ブラジル雑俳紀行―俳句で旅行の印象作る―=連載(4)=不安にかられる真っ暗闇=光るワニの目は感動的
2005年12月02日(金) (4)アマゾン観光 ◇1◇ アマゾン観光の目玉は、マナウスから数十キロ離れた森林の中のジャングルのロッジに滞在し、現地ではワニ狩り、カボクロ(現地人)の村を訪問、ピラニ