連載
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セラードの生態系を守れ=―JICA協力、動物の移動経路確保へ―=連載(1)=シャパーダ・ドス・ヴェアデイロス=言葉失うほどの景観
5月17日(火) ブラジルのへそ、中央高原。シャパーダ・ドス・ヴェアデイロス(CHAPADA DOS VEADEIROS)国立公園が〇一年十二月、ユネスコの世界自然遺産に登録され、エコ・ツリズモのス
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『リンゴの里』=開拓者の今=SC州サンジョアキンで出会った2人=連載(下)=幼児からの自立心 開花させた平上さん
5月14日(土) 「リンゴがサンジョアキン経済の七〇%を支えている。日本人の貢献は非常に大きい。入植した当時の三十年前には全く想像もできなかったことですよ」と話すのは平上文雄さん(和歌山県出身)だ。
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『リンゴの里』=開拓者の今=SC州サンジョアキンで出会った2人=連載(上)=パトロンに恵まれて=コチア青年 〃村長〃格だった細井さん
5月13日(金) 陸路でサンパウロ市から南南西に約九百キロ、平均標高千四百メートルの高地に、今や「リンゴの里」として知られているサンジョアキンの町がある。マノエル・ジョアキン・ピントという探検家が一
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たくさんの出会いに恵まれて―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(14)=『ふるさと』歌えば昔に戻る=名残り惜しく 「もっと涙流したい」
5月11日(水) HIC DOMUS DEI ET PORTA CAELI――。バタタイス市のボン・ジェズス・ダ・カンナ・ベルジ教会正面玄関に、高々とラテン語の文字が刻まれていた。 「ここは神の家
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日伯学園=来年開校へ=スザノの「戦略」=連載(下)=日本語教え、交流拠点に
2005年5月11日(水) 二〇〇二年二月五日付け本紙は、連載『再浮上する日伯学園構想』第二部「日系ブラジル学校の現状」のトップバッターとして、スザノ日伯学園構想を紹介し、次のように書いた。 「東
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日伯学園=来年開校へ=スザノの「戦略」=連載(上)=2、3世が先頭にたって
2005年5月10日(火) 二世や三世による四世や五世の為の日伯学園構想として以前から注目されていたスザノ日伯学園が、五年の準備期間を経て、ついに来年から開校することに決まった。母体となる汎スザノ文
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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(13)=旅の利点、知り合いが増えた=フランカの懇親会=草分けも顔見せる
5月7日(土) ふるさと巡り六日目、四月六日晩、地元のフランカ地域日伯協会や市長ら来賓との懇談会の乾杯の音頭をとったのは、同地日本人最高齢の南原勇男さん(84、福島県)だった。勇男さんの娘と花柳龍千
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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(12)=フランカの市長歓迎挨拶=「文化を融合させよう」
5月6日(金) 丸々と実った緑色のカフェの実が、たわわに枝になっている。所々、すでに真っ赤に熟し始めている。「あんまり値が良くなっても困るんですよね。他の人が植え始めるから」と農場主の近藤満州美さん
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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(11)=戦前からの記録=フランカの精神病院に=日本人数10人入院していた
5月5日(木) 「実は、このフランカの精神病院には、五十~六十人ぐらいの日本人が入院していた記録があります」。フランカ地域日伯協会の南原光洋前会長(46、二世)は衝撃的な事実を明らかにした。しかも、
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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(10)=ピンガつくる誇りを〃聴講〃=温泉町に創業40年余の老舗
5月4日(水) カシャッサには頭と心臓と尻尾がある――。 ふるさと巡り一行は、ゴイアス州カウダス・ノーヴァス市の市内観光ツアーでカシャッサ(ピンガ)を製造販売するVale dos Aguas Qu