連載
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英雄・ヴァンデルレイと取り巻く人間模様=連載(1)=〃肩書き〃元ボイア・フリア=6日、びわ湖マラソンへ
3月3日(木) コース脇の大観衆、そしてテレビ画面にくぎ付けになる世界中の聴衆誰もが目の前の光景を疑った――。最も注目を集める五輪の最終日の男子マラソン。突然の乱入者によって先頭をひた走るランナーが
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会議所=業種別部会長懇談会=好況に沸く産業界=連載(下)=2輪生産で100万台突破=「税軽減と行政効率化を」
3月2日(水) 食品部会で疋田和三部会長(三井アリメントス)は「分野によって業績にばらつきある」。ヨーグルトなど健康食品は三一%で成長傾向だが、製品競合が烈しい。コーヒー相場は高騰しており、昨年は前
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パラグァイ=ピラポ農協婦人部=ブラジルで交流(下)=国境を越えても同じ=日本人の心、小山婦人部長語る
3月1日(火) ブラジル滞在二日目の二月十八日、ピラポ農協婦人部一行(三十八名)はまだ薄暗い午前六時半にホテルを発って、ブラジル農業拓植協同組合中央会(農拓協)の長田勝事務局長の案内でセアザ(サンパ
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会議所=業種別部会長懇談会=好況に沸く産業界=連載(上)=続く好調明るい年始「ルーラ再選の確率高い」
3月1日(火) ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)の総務/企画戦略委員会共催の「業種別部会長懇談会」が二十三日午後、サンパウロ市内ホテルで開催され、百人を超える参加者は最新の経済動向に真剣に耳を傾
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パラグァイ=ピラポ農協婦人部=ブラジルで交流(中)=多彩さと品質の高さ=カゼイロ市に感嘆の声
2月26日(土) 二月十七日、夏時間の朝六時はまだ暗かった。ブラジル農協婦人部連合会(ADESC)の上芝原初美会長をはじめ会員たちは、セアザ(中央卸売市場)の近くにあるSBC病院前で即売場と朝食の準
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ブラジル最北・北半球の移住地タイアーノ(5)=「帰りたかった」でも運命=ロライマ入植今年50周年
「ほんとに帰りたかった―。それから五十年もいるけどね」と自嘲気味に話す佃さん。 入植して二、三年後にマナウスに出ることを考え、下見にまで行ったものの、金銭的な理由や子供が小さいため踏みとどまった。
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パラグァイ=ピラポ農協婦人部=ブラジルで交流(上)=ADESCに刺激受けた若い〃同士〃たち38人
2月25日(金) 「ブラジル農協婦人部連合会(ADESC)の皆さんのバイタリティには圧倒されました。(平均年齢が若い)私たちも頑張らなければならない、という大きな刺激を受けました。これが、今回の交流
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ブラジル最北・北半球の移住地タイアーノ(4)=現地化生活しつつも日本人の誇り忘れず
2月25日(金) 電気はなく、夜はディーゼルオイルのランプ。水も五十メートルほど離れた井戸から汲んでいるという。 「えーと、日本語は分かりますか?」。問い掛けると、歯のない顔に笑い皺を寄せて、「分
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ブラジル最北・北半球の移住地タイアーノ(3)=インジオと結婚した噂の〃ナカムラ〃さん
2月24日(木) 「へえー、アツノリと話が出来たの。あんた運がいいねえー」 脱耕する仲間たちを最後まで見送り続け、七一年にタイアーノを後にした秀島さんは驚きの声を上げた。最後までー、といっても家
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ブラジル最北・北半球の移住地タイアーノ(2)=正月は一度も祝わず 野菜作るも需要なし
2月23日(水) 「確かに土地はよかったよね。肥料なんかもいらないし、三期作も四期作もできるわけだから。けどねえ・・・」 秀島瑞子さん(一九二八年生まれ。六一年タイアーノ入植。佐賀県出身)は当時