連載
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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から(4)=治安、地域によって大差=米国、大都市は魅力ない
4月8日(木) ◆短期が長期へ◆ ブラジルの不安定な経済と失業率は、人々に海外へ住む欲望を起こさせる。セルジオ・ペサーニャさん(二七)とダニエレ・レヴィコヴィッツさん(二六)夫婦は二〇〇三年五月、
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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(3)=カナダへ移民7千人=高い税金、生活費が悩み
4月7日(水) ◆極寒の地で◆ 二年余り前、ヴェリジアーナ・モンテイロ・ステックさん(二七)は、カナダへ旅立とうと決意した。トロント市に住んでいた当時の恋人で、現在の夫のもとへ、ブラジリアから転が
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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(2)=永住権の取得難しい=イタリア、職求め長期滞在
4月6日(火) ◆先祖の国◆ イタリアもポルトガル同様、かつてはブラジルに労働力を送り込み、今は、後に倍の数の親族を呼び寄せる伊系ブラジル人を受け入れている。在ローマ・ブラジル総領事館のマリア・エジ
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日本以外の外国に住むブラジル人の生活=インターナショナル・プレス紙から=(1)=ポルトガルは親戚だが必ずしも歓迎しない
4月3日(土) 一九九一年、日本で創刊され、現在、葡語版六万部、西語版二・五万部の発行数を誇る週刊紙インターナショナル・プレス(村永卓也代表取締役)。愛知、静岡、群馬などデカセギ労働者が多く居住する
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100周年「箱モノ」プラン(4)=アルモニア学園 高校部棟新築
4月3日(土) サンパウロ市近郊のサンベルナルド・ド・カンポ市にある学校法人アルモニア学園は幼稚部、小学部、中学部、高校部と順調に発展してきており、旧学生寮を使った既存の校舎では足りなくってきている
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デカセギ子弟=教育の現場から(下)=学力不足 深刻…=高校進学者「10人に1人」
4月2日(金) 語学相談員として愛知県で教育現場を見つめてきた半田エウザ美登利さんは、一九九三年にも県の技術研修員として日本で過ごした。宿泊先だった国際留学生会館で色々なイベントがあった折、公立学校
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100周年「箱モノ」プラン(3)=サンパウロ日本館17階ビル
4月2日(金) 東京都に住む天野鉄人さんの発案で、宮崎県人会を通して提出された。述べ床面積約一万四千平米、十七階建てのビルを、リベルダーデ広場近くに建設し、文協、県連、老人クラブ、囲碁・将棋クラブ、
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日本の若者ブラジルで将来を模索(終)=佐々木弘文さん(27)=お寺、檀家ないのが理想=「来たい人が来ればよい」
4月2日(金) 午前六時に寺に入り、六時半から七時半まで座禅を組む。八時半まで朝課(朝のおつとめ)でお経を詠む。朝食をとり、十二時まで資料作成や行事の打ち合わせなどの雑務。昼食後も雑務、午後七時から
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日本の若者ブラジルで将来を模索(7)=命かけて働ける対象=見えたのは消防士=山内和歌子さん(21)
4月1日(木) 「自分の命をかけて働きたい」と燃えている女性がいる。山内和歌子(二一、沖縄県出身)は、色白でおしとやかな見た目とは裏腹に目指すのは危険を顧みない消防士だ。昨年四月から、ブラジル日本
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変われるか県連・下=課題山積=シャッパ改正、団結は急務
4月1日(木) 様々な課題を残した新定款による役員選挙。ただ、新執行部が最も早急に取り組むべきは、シャッパを構成する人数の変更だ。 「一つのシャッパに十四人なんてとんでもない。これが県連を二分した