連載
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「グローボ・レポーター」国外在住ブラジル人特集=世界の〝デカセギ〟事情(2)=ドルが支える町 G・ヴァラダーレス市=6人に1人が外国就労
12月5日(金) 公式発表では、六十万人ともいわれる在米ブラジル人。ミナス・ジェライス州西部に位置するゴヴェルナドール・ヴァラダーレス市は、米国就労先進地として有名だ。一九六〇年代から移住事業を展開
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東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(3)=町おこしソバ栽培手助け=オイスカの三上さんら
12月5日(金) それぞれの町で特産品をーー平松守彦元大分県知事が提唱したことで知られる「一村一品運動」。このアイデアを元に、オイスカ・ウルグアイ総局は一九九六年から各県に一つの特産品を育てようと「
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世界の〝デカセギ〟事情=グローボ局が特集番組=問われる国外就労の功罪=「ブラジル人とは何か?」
12月4日(木) 十一月十八日午後十時すぎ、グローボTV局の情報番組「グローボ・レポーター」でデカセギ特集『海外在住のブラジル人たち』が約二時間放映された。世界に二百万人ともいわれるブラジル人国外就
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東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(2)=多国籍で構成される家族=メルコスルのように
12月3日(水) ブラジル、アルゼンチン、パラグアイそして、ウルグアイから成り立つ南米共同市場メルコスル。その名前は知っていても、事務局がウルグアイの首都モンテビデオ市にあることまでは意外と知られて
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近年の日本文学出版ブームに足かせ=日ポ翻訳者が足りない=(下)=大江健三郎全集の計画も=日本文学データベースを
12月3日(水) 国内の文学出版最大手カンパニア・ダス・レトラス社では、「読者の成熟が進み、日本文学への需要が高まっている」として、大江健三郎全集を出版する希望を持っている。すでに谷崎潤一郎の『鍵』
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東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(1)=初めて皇室の一員迎えて=一世ら「感無量です」
12月2日(火) 日本から飛行機で約三十時間――。ブラジルとアルゼンチンの間に位置する南米の小国が持つ正式な名前を知る人は少ない。ウルグアイ東方共和国。その名の通り、大陸東部にある国土の大半は、牧草
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近年の日本文学出版ブームに足かせ=日ポ翻訳者が足りない=(上)=UNESPがシンポ開催=もっと大学に養成講座を
12月2日(火) もっと日本文学を出版したいのですが、良い翻訳者が足りません――。二十八日午後、サンパウロ市立マリオ・デ・アンドラーデ図書館で行われた日ポ翻訳者養成に間するシンポジウムで、出版社側か
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〝正しい農業〟=横森正樹さんの熱い思い=4=ブラジルは最後の食料基地=すばらしい時代が来る
11月29日(土) 日本には木しか資源がない。それを使った炭で土壌を改良して使っている。長野県の農畜産物を、炭を使ってブランド化したらいいと県知事にも提言しました。うちでは五~十年後には輸出する予定
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〝正しい農業〟=横森正樹さんの熱い思い=3=冷夏でも野菜できた=土作りの原点忘れなかったから
11月28日(金) 還暦を越えた今、これからの人生、恩返しをしなくては。月に二~三回、日本で講演活動してます。全て手弁当でやっている。この気持ちを忘れないでやっていきたい。何度でもブラジルへ飛んでき
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〝正しい農業〟=横森正樹さんの熱い思い=2=「近代農業」からの脱却=いい土作るためにいい堆肥を
11月27日(木) 昭和五十年に農業を始めた頃は、日本も機械化が進んだ時期だった。他人が捨ててあった耕耘機を一台拾ってきて、十万円かけて修理し、土地も少なかったから、人が見向きもしないような土地を借