連載
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日本文化を踊ろう!=―ブラジルに生きる郷土芸能―=第2回=リベイロン・ピーレス=皿踊りからヨサコイまで=本番さながら気迫の練習
8月15日(金) 「こんばんはー!」「お願いしまーす!」。毎週土曜日午後六時半、リベイロン・ピーレス日伯文協会館(リベイロン・ピーレス市セントロ区プリメイロ・デマイオ街五六、村木アントニオ会長)では
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58年目の記憶―犠牲者家族から見た勝ち負け抗争―(上)「国賊」「売国奴」の張り紙―テロ前、溝部家に脅迫状
8月15日(金) 今日は終戦記念日―。しかしブラジル日系社会ではこの時から違う形での戦争が始まったともいえる。日系コロニアで起きた勝ち負け抗争は、様々なかたちで議論、研究されてきた。しかし、犠牲者の
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日本文化を踊ろう!=―ブラジルに生きる郷土芸能―=第1回=世界に広がる国祭り太鼓=三、四世が沖縄の心で叩く
8月14日(木) 今年は日本移民九十五周年の節目の年。一世紀近くの日系コロニア史を振り返ると、苦難を強いられた体験と同時に、生活に潤いを与えてくれた各地の郷土芸能が思い出される。先人たちは歌や踊りを
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=最終回=森林再生に近道なし=日伯研究者の取組みは続く
7月31日(木) 大勢の人々を魅了する光沢に満ちたマホガニーの家具――。そんな高級志向が、アマゾンの破壊と密接な関係を持つ。 「マホガニーを国際取引規制の対象種とする」 昨年十一月、チリで開催さ
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第七回=荒廃地増えるマナウス=元の森林を回復するために
7月30日(水) ベレーンから西に向かうこと約一三〇〇キロ。南緯三度、西経六十度にアマゾナス州の州都マナウスがある。約二時間足らずの空の旅の途中、窓越しに大地を覗き込むと、一面の緑と蛇行する茶褐色の
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ブラジル事情知る図書=④
7月25日(金) 【文学・小説】 ◎熱帯林の彼方ヘ=カレン・テイ・ヤマシタ=白水社=95=2600円 ◎砂の戦士たち=ジョルジュ・アマード=彩流社=95/9=2800円 ◎果てなき大地 〔バイア州カカ
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第六回=魔のフザリウム病=防除法研究に光明
7月25日(金) 「日本の専門家が持つ研究手法と、熱帯地域の専門性を知る我々が一体となって研究することで、より大きな研究成果が出る」 EMBRAPAのアジウソン所長は、日伯両国の研究者によるプロジ
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第五回=カトウ博士の遺志を継ぎ=小農に生木支柱栽培普及
7月24日(木) 「プロジェクトの中心だったあの人が亡くなったことは大きな打撃だった」 日本側のチームリーダーを務める石塚幸寿さんは、EMBRAPAにいた一人の日系研究者を今でも忘れることはない。
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第四回=日系人は先駆者=環境と調和した農法
7月23日(水) アグロフォレストリー。 農業と林業を有機的に組み合わせ、土地を複合的に利用するこの農法は、「持続可能な」システムの代表例として知られ、世界各地で実践されている。 森林を伐採したり
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ブラジル事情知る図書=③
7月22日(火) 【移民等】 ◎『2.ブラジル』―日本人移民 全4巻 〔他は、『1.ハワイ・北米』『3.中南米』『4.アジア・オセアニア』〕= 藤崎康夫編 日本図書センター 全4巻セット=52000円