連載
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第三回=アマゾン救う森林農業=小農の貧困から自然破壊
7月22日(火) 現在進行中の「東部アマゾン持続的農業技術開発計画」は、JICAが実施する「プロジェクト方式技術協力」に基づく。 活動拠点を相手国に置くことを前提に、①派遣した専門家の知識や技術を
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第二回=前任2人は途中帰国=赤道直下の厳しい任務
7月19日(土) 日本政府が実施するODA(政府開発援助)のうち、JICAは返済義務のない二国間贈与の技術協力を担当。二〇〇〇年度までにJICAがブラジルにつぎ込んだ協力金は約八三〇億円で、世界でも
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ブラジル事情知る図書-2
7月18日(金) 【紀行・実録】 ◎世界をささえる一本の木 ―ブラジル・インディオの神話と伝説=ヴァルデ・マール採録・絵=福音館書店=96/10=1854円 ◎ブラジルの記憶 ―悲しき熱帯は今=川田順
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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第一回=100年でアマゾン消失?!=森林管理方法を模索
7月18日(金) 「ばらまきだ」「顔が見えない」との批判が耐えない日本政府のODA(政府開発援助)。また、最近ではODAを巡る汚職などが取りざたされたことなどからも、とかく暗いイメージが付きまといが
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ブラジル事情知る図書-1
7月17日(木) 知られざるブラジル関連図書――。実はかなりの数が日本で出版されているにも関わらず、残念ながら、それほど認知されていない。今回はブラジル関連サイト「ビズポイント」(www.bizpo
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俳優・竹本孝之の連載エッセイ-第9回-日系子女の声求めて来伯
2003年7月15日(火) 『NHK中学生日記』矢場先生役の竹本孝之です。今私は、ブラジル・サンパウロ行きの飛行機の中でこの文章を書いております。近くなったとはいえ二十四時間。私の住む日本から見れば
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〝評価ゼロ〟の土地で=生き抜いてきた長州人=―南マ州バルゼア・アレグレ移住地(終)=素朴な歌詞「バルゼア音頭」―踊りの振りは前進のみ
7月15日(火) 「俺が住所をバルゼアと決めて、こえた茨の拓くみち、そうよあなたのでっかい夢が、花を咲かせて実らせた…」。 バルゼア・アレグレ産業組合は百万レアル以上を投じて、昨年より移住地内に洗
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〝評価ゼロ〟の土地で=生き抜いてきた長州人=―南マ州バルゼア・アレグレ移民(3)=初期、3年レ連続の旱魃=重かった円建て債務
7月12日(土) バルゼア・アレグレ移住地は約三万六千三百六十三ヘクタール。旧海外移住振興会社(JAMIC)が五八年に、邦人自営農受入地として購入、造成した。 小沢太郎山口県知事(当時)が造成中に
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〝評価ゼロ〝の土地で=生き抜いて来た長州人―南マ州バルゼア・アレグレー=水害絶えなかった粟野村=いま過疎、昔の資料なく
7月11日(金) 粟野村は現在、豊北町に合併されている。山口県の西北の隅に位置、油谷湾に臨む。フグ、タイ、トビウオなど海の幸に恵まれた小さな漁村だ。 豊北町の人口は一万三千百二十四人(二〇〇〇年)
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〝評価ゼロ〝の土地で=生き抜いて来た長州人―南マ州バルゼア・アレグレ移住地―(1)渡伯前、粟野八幡宮から=分けてもらった御神体
7月9日(水) 評価ゼロの土地――。南マット・グロッソ州の州都カンポ・グランデ市から西へ約五十キロのテレーノス市。JAMIC(現・国際協力事業団)の直轄地としてバルゼア・アレグレ移住地が造成され、第