連載
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中南米日系社会との連携に関する有識者懇談会報告書=どうなるの?! 日本との絆=コロニア必読の重要な方針=(2)
平成26年(2014)年、安倍総理はサンパウロにおいて日系人が現地で築いた信頼に賛辞を呈するとともに、日系人が誇りを持てる日本をつくり、日本と日系社会、若いリーダー達との絆を強化すると述べた。 ま
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中南米日系社会との連携に関する有識者懇談会報告書=どうなる?! 日本との絆=コロニア必読の重要な方針=(1)
この提言は今後10年、20年、日本と日系社会の関係を方向付けるもので、コロニア必読の内容といえそうだ――。「中南米日系社会との連携に関する有識者懇談会」は日系人との連携推進を目的に、岸田外務大臣の下
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(13、終わり)=親の勝手に振り回される子ども
中川さんの「カエル・プロジェクト」はサンパウロ市内を中心に活動を行っている。日本から帰国したブラジル人子弟を対象にポ語授業、各学校に心理的サポート、保護者指導などを行なう。ブラジル三井物産基金の助成
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(12)=バイリンガル教育の難しさ
日本では言葉の問題で公教育の授業に遅れをとる外国人児童には、在籍学級の授業以外に特別指導する「取り出し授業」、授業中に指導をする「入り込み授業」が行われることが多い。その場合、指導を担当するのはほと
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(11)=教育問題に強い懸念が残る
デカセギ子弟への支援活動を行なうNPO法人「カエルプロジェクト」(以下、カエル)のコーディネーター中川郷子さん(東京都、60)は、四世向けビザについて、「日本に生まれ育ち、18歳で一旦帰国して戻れな
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(10)=日本は「夢叶える国」か
パラナ州クリチバ市在住のタマヨセ・ワリッソン・デ・アルメイダさん(27、三世)は2003~09年まで日本に住んでいた。日本の公教育機関には通わず、ブラジル人が自宅で行っていた日語の授業に参加していた
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(9)=6千人が本格解禁を熱望?
フェイスブック上で作られたグループ「Visto japones para yonsei, quarta geracao!」では、四世ビザについてのニュースが逐一流され、熱い議論が繰り広げられている。
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(8)=ビザ解禁待ち望む四世も
リオ州の日本語学校に勤める高木タチアネさん(三世、30)は4歳で長野県上田市へ行った。公立学校に通い、27歳まで暮らした。「小学校に上がる前に日本語を覚えました」と話す。両親との日語会話やアニメのほ
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(7)=あるデカセギ帰伯子弟の意見
デカセギ帰伯子弟には高い日本語能力を活かし、ブラジルで日語教師になる人もいる。現在パラー州ベレン市の日本語学校に勤める忠鉢ユミ・ステファニーさん(三世、28)は3歳で訪日し、静岡県で暮らした経験を持
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四世ビザに「条件付き賛成」?=本人や関係者に意見聞く=(6)=「希望者が月2千人来る」
前回のアバンセコーポレーションは日本側の大手派遣会社だったが、今回は当地側の大手「イチバン」に聞いてみた。 本社をパラナ州マリンガ市に構え、パラナ、ミナス、サンパウロ州と日本に支店を9つ持つ大手だ