連載
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「社会に開かれた日語教育を」=聖南西日本語教師研修会=(下)=学習優先度が徐々に低下=問われる方向性や使命
ニッケイ新聞 2014年2月15日 「教師合同研修会」の開催場所はサンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市のコロニア・ピニャール。14年ほど前、聖南西地区の日本語学校教師らが、日本語能力をはかるコロニア
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (125)=中間層の重責担った親日ブラジル人=地元有力者を育成した海興
ニッケイ新聞 2014年2月14日 レジストロ地方入植百周年式典でもう一人顕彰されたのはジョナス・バンクス・レイテ(1907―1978)で、やはりRBBCの初代幹事長だった。カルヴァーリョ市長時代の市
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「社会に開かれた日語教育を」=聖南西日本語教師研修会=(上)=松原教授が歴史踏まえ提言=今後のあり方を模索
ニッケイ新聞 2014年2月14日 継承か、日本文化普及のための日本語教育か―。日系子弟の生徒が減少し、アニメなどから日本語学習をはじめる成人学習者が増加傾向にあるなか、今、コロニアの日本語教師は何を
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (124)=感動の入植百周年記念式典で=日系人と地元住民の協力の賜
ニッケイ新聞 2014年2月13日 1987年1月、妻松枝がガンで永眠した時、黒瀬泰(とおる)が葬儀の挨拶で「ブラジルに一緒に行けなくてごめんなさい」といったのを、娘の京田三恵(みえ、65)=千葉在住
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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(7)=中堅層の指導者育成が課題=移民発の日伯補完関係に
ニッケイ新聞 2014年2月13日 戦前、戦後を通じた日本移民の流入により、日本的な柔道が伝えられ深く社会に根付くに至った現状について、有段者会の会長を務める関根隆範(73、東京)は、「競技面で継続的
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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(6)=10年無給でボランティア=講道館有段者会が果たす役割
ニッケイ新聞 2014年2月12日 松尾三久さんの「根性のある、大きな大会で勝つ、とにかく強い選手を育てたかった」という野心のもと始まったプロジェクトだったが、「市は援助金を出してくれるわけでもなく、
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (123)=「あの戦争は世界の反対側」=政府は変わるが友達は残る
ニッケイ新聞 2014年2月12日 有名ジャーナリストのルシアノ・マルチンスは、「当時のDOPS責任者は父の友人で、我々家族とつき合いがあった。『母と一緒にその友人をごまかしていた』って父も言っていた
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (122)=戦中戦後なぜ迫害なかったか?=百周年で明かにされた秘話
ニッケイ新聞 2014年2月11日 なぜリベイラ河沿岸では戦中戦後、日本人迫害が激化しなかったのか――。サントスからは4千人が強制退去させられ、海岸沿いのイグアッペ、レジストロも実際に追い立ての検討が
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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(5)=社会底辺とがっぷり組み合う=犯罪者予備軍にしつけ指導
ニッケイ新聞 2014年2月11日 渡部希一さん(神奈川)=サンパウロ州サルト市在住=は74歳を迎えた現在も、指導者として第一線に立っている。サルト市で行われている無料柔道教室で「防犯柔道」との理念を
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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (121)=工業用ダイヤを日本に密輸=生涯隠してきた〃重い十字架〃
ニッケイ新聞 2014年2月8日 本間剛夫が腹に巻いた〃サラサラと鳴る砂〃は工業用ダイヤだった。日米開戦の直前という瀬戸際に、兵器製造に不可欠なそれを、米軍の目を掻い潜って持ち帰るという命がけの特命だ