ニッケイ新聞 2009年12月1日付け 宮城県から見た県人移住―。財団法人未来の東北博覧会記念国際交流基金(高橋俊一理事長)は先ごろ、宮城県人のブラジル移住100年の歴史を著した記念誌『赤い大地を拓く』を発行した。案内に本紙を訪れたブラジル宮城県人会の中沢宏一会長によると、日本移民・県人移住100周年に合わせて、同県民に対し移 ...
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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【モンテアレグレ編】=第4回=高谷信夫・和夫兄弟=「ここにいたら殺される」=アマゾンで続いた〃戦後〃
ニッケイ新聞 2009年12月1日付け モンテアレグレへの移民は、市街地から北に15キロの地点、サンタローザにあった海協連の種苗園(元南拓の土地)、さらに7キロ北上し、東に10キロ入ったアサイザール、そして市街地から北に58キロのドイス・ガーリョス(途中に南拓の事業地だったムラタがある)に入植した。 53年の初入植から約半世紀 ...
続きを読む »アマゾナス首脳会議=9人中6人が欠席=環境問題無関心で不発に
ニッケイ新聞 2009年11月28日付け 国連環境会議に先立ちアマゾン諸国首脳会議が26日、マナウスのアマゾナス劇場でオバマ米大統領やサルコジ仏大統領など9首脳を招いて開催されたが、3首脳だけ出席、6首脳は欠席し、代理人派遣という体たらくであったと27日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。 環境問題に対する各国首脳の無関 ...
続きを読む »アマゾンを拓く=移住80年今昔=【モンテアレグレ編】=第3回=踏ん張る唯一の農大生=大竹秋廣さん=「農業に適していない」
ニッケイ新聞 2009年11月28日付け 「農大生は自分一人になっちゃった。淋しいですよ」。現在も営農を続ける大竹秋廣さん(64、静岡)は、空港のそばにある瀟洒な自宅で、そう語った。 かつてはサンタレンから定期便があり、「農大関係者も行き帰りにこの家に寄ってくれたものです」。07年に廃止となってから、さらに訪問者は減ったとい ...
続きを読む »援協=初のシンポを開催=「日本移民の医療発展」=ベレン、南伯からも講師
ニッケイ新聞 2009年11月27日付け サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は12月5、6両日、社会福祉センター(R. Fagundes, 121)で第1回シンポジウム「日本移民の医療発展」を開催する。 2日間で6人の講演者により各テーマで講演が行われる。5日は午前9時15分に開会式が行われ、生田勇治アマゾニア日伯援 ...
続きを読む »アマゾンを拓く=移住80年今昔=【モンテアレグレ編】=第2回=大久保喜代子さん=「貧乏のどん底だった」=日本には一度も帰らず
ニッケイ新聞 2009年11月27日付け モンテアレグレの市街地はいわゆる上町(シダーデ・アルタ)と下町(シダーデ・バイシャ)に分かれている。高谷さんの運転する車でホテルに向かい、とりあえず旅装を解く。 上町にある教会のある広場であいさつ代わりに軽くビールを飲むことに。風が心地よく吹き抜け、眼下にはアマゾン川が流れている。風 ...
続きを読む »アマゾンを拓く=移住80年今昔=【モンテアレグレ編】=第1回=アマゾン最古の移住地=戦前移民はほぼ残らず=南拓耕地は35年に廃止
ニッケイ新聞 2009年11月26日付け アマゾンの二大都市、ベレンとマナウスのほぼ中間にある町、サンタレン。そこから下流に約130キロの地点に、モンテアレグレがある。アマゾン日系移住地としてはアカラ植民地(現トメアスー)と並ぶ歴史を持つが、主な入植が行われたのは戦後となる。一時期は126家族、810人にも達したが、受け入れ態 ...
続きを読む »地球温暖化とブラジル=3兆6千億Rの損害=被害甚大は農業とエネルギー
ニッケイ新聞 2009年11月26日付け 宇宙研究所(INPE)など官民の11科学研究機関は24日、地球温暖化のためにブラジルは2050年までに3兆6千億レアルの損害を被るとする調査報告を発表と25日付けアブリル・サイトが報じた。 温暖化防止の対策を講じないなら、2050年にはGDP(国内総生産)の2・3%を失うことになる見 ...
続きを読む »トメアスーにJICA理事長賞=組合公認60周年の年に=高島理事が来伯し授与=「環境活動高く評価」
ニッケイ新聞 2009年11月19日付け 【トメアスー発】記念すべき公認60周年を迎えたトメアスー総合農業協同組合(CAMTA、坂口渡フランシスコ理事長)に、JICA(国際協力機構)本部から高島泉中南米担当理事が14日に訪れて、JICA理事長賞を授与した。これまでのJICA事業に対して貢献が顕著と認められる団体を選出して贈られ ...
続きを読む »国際環境会議は実質後退=ブラジルの削減目標決定直後に=米中両国に圧力をとルーラ
ニッケイ新聞 2009年11月18日付け 12月7日からコペンハーゲンで開催の国際環境会議(COP15:国連気候変動枠組み第15回締約国会議)を前に、ルーラ大統領が、米中両国にも具体的な温暖化効果ガス削減目標設定を呼びかける意向を示した。 17日付伯字紙によると、世界の温暖化ガス排出量の半分を占める米中両国が15日、COP1 ...
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