ホーム | アマゾン 関連記事 (ページ 159)

アマゾン 関連記事

アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベレン・トメアスー編】=《7》=ベレンに野菜〃革命〃を=禍福は糾える縄の如し

ニッケイ新聞 2009年9月2日付け  死屍累々にすら見えた植民地の一角に、とんでもない甘美な実をつける新しい芽が吹いていた。  一九三三年、南拓の臼井牧之助が渡伯途上、シンガポール港で南洋種の胡椒苗二十本を購入してトメアスーに持参した。これが南拓の直営農事試験場に移植され、うち二本だけが発芽した。  三五年に南拓が会社整理断交 ...

続きを読む »

次期大統領選=マリーナ上議、出馬の意向=理想と現実が焦点に=官房長官に対決姿勢示威=金権政治を廃す「政治革新」

ニッケイ新聞 2009年9月1日付け  マリーナ・シルバ上議(PV=緑の党)は八月三十日、次期大統領選で立候補が目されるロウセフ官房長官に挑戦する可能性を認めた上で、PVへ正式に入党と同三十一日付けフォーリャ紙が報じた。離脱したPT(労働者党)とどんな見解の相違が生じるか分からないが、官房長官とは環境問題で一線を画すという。PV ...

続きを読む »

もっとアフリカに注目を=歴史や文化に多大な影響=リオで3日間のイベント

ニッケイ新聞 2009年9月1日付け  リオ市北部のレオポルジーナ駅で、八月二十八日から三十日まで、〃Back・2・Black〃とのタイトルで、黒人文化やアフリカの影響などについて考えるためのイベントが持たれた。  八月二十八日付フォーリャ紙や二十八~三十一日付G1サイトなどによれば、講演会や展示、音楽やダンスのショーなどが盛り ...

続きを読む »

京都外大=田所教授45回目の来伯=103冊目の著書片手に

ニッケイ新聞 2009年9月1日付け  自他ともに認める「ブラジルマニア」の田所清克・京都外国語大学教授(61、熊本県)が来伯中だ。新著「絵でひけるビジュアル辞典 日本語→ブラジル・ポルトガル語」(国際語学社、全六百八十一ページ、四千三百円)を手に八月二十六日、本紙を訪れた。  今年六月に出版された新著は、自然科学から動植物、人 ...

続きを読む »

文協=水曜シネマがより見やすく=2日から新機材で上映

ニッケイ新聞 2009年9月1日付け  文協大講堂で毎回好評を博している水曜シネマが、新しく綺麗な画像に生まれ変わる。今までの同シネマは、暗いことと、ぼやけていることで苦情が出ていたが、今回、ブラジルパナソニック社の松田雅信社長の協力で、プロジェクター(投影機)の新機種を一年間借りることが出来るようになった。  木多喜八郎文協会 ...

続きを読む »

アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベレン・トメアスー編】=《6》=野球で青年奮い立たせる=万感の涙のみ、福原退陣

ニッケイ新聞 2009年9月1日付け  苦難の時代にも娯楽はあった。いや、なければならなかった。トメアスーではそれが野球だ。  『トメアスー開拓五十年史』によれば、サンパウロ州ノロエステ線のアリアンサ移住地の草創時代、弓場農場チームの名投手として鳴らした鎌田讃さんが同地に住むようになったことから野球は広まる。  鎌田さんは一九三 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年8月29日付け  四年がかりで、農業の山本喜誉司賞記念史が完成した。編集開始直後に資料が焼却されていたことが発覚―予想を超える労力と時間を費やした。それでも「後世に残す」使命を貫き、日ポ両国語にした。編纂委員の喜びはひとしおだ。  今年入植八十周年のアマゾン地域の受賞者では「ジュートの父」尾山良太の名も。 ...

続きを読む »

ウナスール首脳会議=バリローチェは分水嶺か=試されるブラジル外交=安全保障委員会が焦点に=南米が地政学の舞台へ

ニッケイ新聞 2009年8月29日付け  亜国バリローチェで二十八日、加盟十二カ国の代表を集めてウナスール(南米同盟)首脳会議を開催と二十八日付けフォーリャ紙が報じた。同会議は、急遽立ち上げた南米地域の安全保障委員会の内容を協議する。加盟各国に、軍事費の内訳や戦略計画を公表させ透明性を義務づける。南米安保委員会は九月、エクアドル ...

続きを読む »

環境補助金を設置=最低を400トンで10レアル

ニッケイ新聞 2009年8月29日付け  環境省は二十七日、アマゾン熱帯雨林保護のため環境補助金制度の設置を政府に提案と二十八日付けエスタード紙が報じた。国内に炭素市場を設け、二酸化炭素ガス一トン当りの基本価格を設定する。  森林を所有する個人または組合、団体、企業などは、環境基金から森林保護の労役費として一定額の支払いを受ける ...

続きを読む »

アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベレン・トメアスー編】=《5》=「棺桶何個ありますか」=英霊録という〃宝物〃

ニッケイ新聞 2009年8月29日付け  「中村さん、棺桶何個ありますか?」。日本人看護婦長が突然、南拓事務所に現れ、そう尋ねた。 『トメアスー開拓五十年史』には、南拓社員として第一回移民と共に開拓初期を過ごした中村浩三さんの、悲しい逸話が記されている。 悪性マラリアが移住地中に蔓延し、病院は連日患者でいっぱいになり、注射器を持 ...

続きを読む »