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トメアスー=80周年記念して盆踊り=文協広場に7百人詰めかけ

ニッケイ新聞 2009年7月29日付け  パラー州のトメアスー移住地で十八日夜、アマゾン日本人移民八十周年を記念して「第六回盆踊りフェスチバル」がトメアスー文化農業振興協会会館前広場で行われ、約七百人が楽しんだ。  当日は、日系セルタネージャ歌手の平田ジョーさんや汎アマゾニア日伯協会の和太鼓チーム「コドン」など、特別参加で会場を ...

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「アマゾンの歌」を歩く=(8)=戦時中は日本人収容所に

ニッケイ新聞 2009年7月28日付け  一九四一年十二月、日本軍の真珠湾攻撃により、アメリカとの戦争が始まった。伝えられる各地での日本軍の華々しい戦果。マラリアや困窮生活が長く続き、行く末への果てしない不安を抱いていたトメアスーの人々は愛国心を掻き立てられ、狂喜した。 精米小屋にいた元さんは、戦争当時の様子をよく覚えていない。 ...

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「アマゾンの歌」を歩く=(7)=母の急死、密林での出産

ニッケイ新聞 2009年7月25日付け  精米所で働いていた頃、元さんは結婚する。妻となったのは、今村豊江さん(〇七年に七九歳で死去)。結婚披露宴は、一九四六年五月だった。  「かわいそうな娘じゃないか。生まれたばかりの時にブラジルに連れてこられて、身よりもない所で、みなし児になってしまった。 なあ、元…お前の嫁にして、みんなで ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年7月25日付け  「早朝から野良仕事でへとへと。でも軍隊あがりの父には逆らえませんでした」。一九二九年、二歳で渡伯した第一回アマゾン移民の山田元さんの貴重な講演を聞いた。  ジャングル開拓での「へとへと」は、記者の想像をはるかに越える。そんな体に鞭打ち、夜は必ず一時間勉強したという。「『二宮金次郎は薪を背 ...

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「アマゾンの歌」を歩く=(6)=記憶辿り、水車小屋へ

ニッケイ新聞 2009年7月24日付け  働き詰めの毎日を一家は送った。その間にも次男允、和子と昭(赤痢で死去、享年一)が誕生、スエノさんは育児と雑事に追われた。  ある日、水車小屋で精米が遅れているにも関わらず、義一さんは請け負い仕事の必要があった。重労働が家長の肩にのしかかり、働き手の少なさを実感していた。 「父さんが帰らな ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年7月24日付け  「明治の日本人を見たければ、ブラジルに行け」。この大宅壮一の有名な言葉が一人歩きしているような気がしていた。移住地で育った戦前二世にその香りを感じることもあるのだが、現在一世の多くは戦後移民だし、そもそも評論家が来伯したのは五〇年代だ。先日、この言葉をふと思い出した▼「浅学菲才の私がこの ...

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トメアスー=赤道直下で運動会=日語学校が80周年記念で=子供、大人も和気藹々と

ニッケイ新聞 2009年7月23日付け  【パラー州ベレン発】アマゾン日本人移民八十周年祭を記念してトメアスー日本語学校(松崎アリサ校長、長井ジルソン父兄会長)は第十四回運動会を五日、トメアスー十字路野球場で開催し、子供たちは家族と一日楽しく過ごした。  招待状やプログラム作成、会場の事前の準備から、当日のアナウンス、景品係、接 ...

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移住者の健康に尽した半世紀=マナウス=川田さんに旭日小綬章

ニッケイ新聞 2009年7月23日付け  日本政府の二〇〇九年春の叙勲で旭日小綬章を受章した川田敏之さん(マナウス市在住、79、長崎県)への叙勲伝達式が十四日夜、在マナウス総領事公邸で行われた。式では川田氏の功績披露に続き、柴﨑二郎総領事から勲章、勲記が授与された。 式には川田さんの家族や錦戸健西部アマゾン日伯協会会長、山岸照明 ...

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「アマゾンの歌」を歩く=(5)=足に残る開拓の苦労

ニッケイ新聞 2009年7月23日付け  入植当時、七歳だった姉三江、二歳の元さんを抱えた山田家の労働力は、義一、スエノさんだけだった。  開拓に加え、育児や家事も切り盛りしたスエノさんの苦労は、「小さかったですから、当初のことは覚えておりません」と話す元さんの足に残っている。  日本人の多くは足が歪んで―いわゆるO脚―いるが、 ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年7月23日付け  文協が管理するイビラプエラ公園の日本館の桜が見ごろとなっている。多くはないがモミジも見られ、何とツツジも綺麗に咲いている。全く季節感のない庭園だが、これぞブラジル、渾然一体の世界感を醸し出している。今週末に散歩にでも出かけてはいかが?      ◎  本紙主催で二十日に開いたアマゾン第一 ...

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