ニッケイ新聞 2008年5月31日付け 三十日付け伯字紙によると、二十九日に国立インジオ保護財団(Funai)が、ペルー国境に近いアクレ州の先住民部族の航空写真を公開。二十年前から、存在すると言われながら、実態が知られていなかった未知の部族の存在が世界中に報道された。 エンヴィーラ川流域に住むこの部族は、アクレ州内の未確認四 ...
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外資系に農地購入規制=暁のブラジル侵略=アマゾン55%は外国人所有=食糧基地構想は手遅れ
ニッケイ新聞 2008年5月30日付け 総弁護庁(AGU)は二十九日、外資系企業の土地購入を規制する見解書を示し法案準備を始めたと二十九日付けフォーリャ紙が報じた。特に法令アマゾンの五五%、三百十万ヘクタールが外国人の所有となっていることで、ブラジルの耕作地に世界の争奪戦が展開していることを政府は認識した。 政府は、法令アマ ...
続きを読む »西部アマゾン新役員
ニッケイ新聞 2008年5月30日付け 西部アマゾン日伯協会(本部=アマゾナス州マナウス市)の二〇〇八―〇九年新役員は次の通り。▼会長=錦戸健▼第一副会長=武田興洋▼第二副会長=橋本博美▼第三副会長=宮本倫克▼第一書記=長瀬牧子▼第二書記=神田エジソン▼財務担当理事=亀崎満義▼財務担当=服部元▼渉外担当=高山一▼副渉外担当=宮 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年5月30日付け 「開発」や「市場原理」が、ブラジルにとって最重要、として優先したということであろうか。さきに辞任したマリーナ・O・S・リマ環境相が、辞任理由に「ソロモンの知恵」を引き合いに出したのをみれば、そう思わざるを得ない。――こう書いただけでは分かりにくいだろう。噛み砕けば、次のようになろうか▼マ ...
続きを読む »みんなで防ぐ地球温暖化=一人一人の出来ることから=企業も個人も小さな一歩を
ニッケイ新聞 2008年5月28日付け 環境相の交代劇直後の二十二日伯字紙に、アマゾンで森林伐採増の報。世界的にも台風やサイクロン、竜巻、南北極の氷が溶け海面上昇など、地球温暖化につながる報道が多い中、自分たちにも何かできないかと思わされる記事が二十七日エスタード紙に列挙された。 一つは、サンパウロ州ブロッタスでの使用済みの ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年5月28日付け 人間の都合や考えだけで自然を破壊すれば、自然との共存はありえない。フランス人がアマゾンの土地を切り売りとの報道にも唖然とするが、人の高ぶりに警告するかのように、医薬品成分の半分は植物などから発見されたもので、生態系の豊かさを失うことは人間の命や健康に直結するものとの記事。ブラジルでは、二 ...
続きを読む »アマゾン保護に陸軍導入=新環境相が条件提示=責任遂行に十項目を要求=前任者の政策は国際的見解
ニッケイ新聞 2008年5月20日付け 新環境相に就任予定のリオ州環境局のミンク長官は十八日、ルーラ大統領との十九日の会見で受諾の条件十項目を提示の意向と十九日付けエスタード紙が報じた。十項目は同長官の提案で、その一つがアマゾナス国立公園と伐採指定区域の監視、伐採禁止区域の限定に陸軍の一部を起用。さらにウンジェル長期計画相をア ...
続きを読む »ミンキ環境相=環境管理が経済の心臓=初仕事は法令改正=許可手続き簡略化が急務=外紙、アマゾン保護に拠出協定を
ニッケイ新聞 2008年5月17日付け ミンキ環境相は十五日、同相のスタッフ編成一任を条件にルーラ大統領の招聘に応じた。公共工事での環境省許可は、条件を厳しくする一方、手続きを簡略化、省略しても差し支えない無駄な書類を排除する法令改正が必要だと強調した。またPAS(アマゾン再生計画)へのウンジェル長期計画相起用を変更し、ヴィア ...
続きを読む »刊行物「超積乱雲」
ニッケイ新聞 2008年5月16日付け アマゾン日本人移民を書いた醍醐麻沙夫さんの長編小説「超積乱雲」が、無明舎(在秋田市)から発行された。日系書店で取り寄せ、購入できる。アマゾン河中流に移住した元海外植民学校の校長・崎山比佐衛、その娘の池田登与子、崎山を慕う木島武司の三人の数奇な運命を壮大なスケールで書いた小説(千三百枚)で ...
続きを読む »環境相が失意の辞任=国際的圧力は必至=四面楚歌の中苦汁の決断=PTの顔、もう一つ消える
ニッケイ新聞 2008年5月15日付け マリーナ・シウヴァ環境相は十三日、同相五年余の在任中、環境計画が大統領の全面的支持が得られなかったとして辞任した。最近ではウンジェル長期計画相との間で、法令アマゾンの持続可能プランを巡って意見が対立。同相の辞任には、Ibama(アマゾン開発庁)総裁と次官も同道する。同相は辞任後、上議に復 ...
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