2007年6月30日付け マラリア原虫を媒介するハマダラ蚊はどんなところに発生するのか――さきに「身近なアマゾン」を書いた松栄孝さんの記述にひっかかる個所があった、と坂口成夫さんが「マラリヤ(マラリア)こうして治す」のなかで指摘した。坂口さんの文はほとんど生薬について書かれたものだったが、今回、松栄さんは、坂口さんのその知識に ...
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『ハルとナツ』より不思議な〃再会〃=1通の手紙が結ぶ地球の反対側の家族=約60年の歳月を超えて=予期せぬ感動の出会い
2007年移民特集 2007年6月27日付け 熊本県にある古い家で、亡き母の荷物を整理していた息子が、大事にしまわれた宝箱の中から、五十九年前にブラジルから届いた一通の手紙を見つけた。「ブラジルに渡った親類に会えるかもしれない」。昨年五月、その手紙がきっかけとなって家族が来伯した。地球の反対側、ようやく辿りついたミナス州ベロ・ ...
続きを読む »作家・北杜夫さんと独占インタビュー=ブラジル日本移民を書いた長編小説『輝ける碧き空の下で』=2回訪伯=日系人と心温まる交流=訪伯時のエピソードきく
2007年移民特集 2007年6月27日付け 「ブラジルの突き抜けるような碧い空がなつかしい」「弓場農場では蝶のおじさんだった」「移民百周年を心から祝福したい」――。歌人・斉藤茂吉を父に持ち、エッセー「どくとるマンボウ」シリーズなどで人気の作家、北杜夫さんがこのほど、ニッケイ新聞の独占インタビューに応じた。北さんといえば一連の ...
続きを読む »山形県で来年特別展企画=アマゾン研究の山口氏来伯
2007年6月27日付け 山形県内にある「アマゾン自然館」と「アマゾン民族資料館」両方の館長を務める山口吉彦氏(65)がこのたび、六年ぶりに来伯した。 今回の目的は、移民百周年を記念して、来年三月頃から同民族館で行う予定の特別企画「ブラジル文化展」の資料収集と調査だ。特別展の開催時期が移民百周年に重なるので「移民」をメインに ...
続きを読む »大耳小耳
2007年6月27日付け 日本で最もアマゾン関係資料を保有しているといわれる「アマゾン民族館」には多くの人が訪れている。中でも〇二年六月四日に天皇皇后両陛下、九九年九月二十五日に秋篠宮夫妻がそれぞれ来訪している。館長の山口吉彦さんは自慢の奥地探検家スタイルで迎えたという。ブラジルに興味を持つ人がさらに増えてくれれば、来年の移民 ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年6月21日付け 百周年祭典本番まで、ついに一年を切った。日伯交流年としては来年一月から始まるから、もう六カ月しかない。この調子ではあっという間に〇八年になる。準備は今のうちだ。来年になって何千人もの慶祝客が来てから、「ああしておけば良かった」と思っても遅い▼来年の今頃はどうなっているか。ホテルは満杯、質の良い警備員も ...
続きを読む »連邦レベルの100周年がスタート=ブラジリア=伯外務省主導で組織委発足=副大統領や6閣僚も出席=全伯から80日系団体代表
2007年6月15日付け ついに連邦レベルで百周年が正式なスタートを切った! 十四日正午からブラジル外務省内で、ブラジル日本移民百周年記念国内組織委員会の発足式が行われた。ジョセ・アレンカール副大統領、アルシンド・キナリア下院議長をはじめ閣僚六人も出席したほか、島内憲駐伯大使、山崎千津薫監督らが出席。全伯から約八十日系団体代表 ...
続きを読む »マラリヤこうして治す=多くの人を救ってきた坂口成夫さん=(上)=市販薬、副作用あり高価=カラパナウーバを推す
2007年6月14日付け パラー州アレンケール在住の坂口成夫さん(81)が、さきごろ、マラリヤに関して知っていること、経験したことをみなさんの参考に供したい、と便りを寄せた。坂口さんは、陸軍航空士官学校五十八期生。旧満州で終戦を迎え、復員後、第一回アマゾン・ジュート移民として移住してきた。多くの人々をマラリアから救ったという功 ...
続きを読む »拓魂=県連・ふるさと巡り=汎ソロの移民史名所を訪ねて=連載《7》=コロニア・ピニャール=立派な日本語図書館が誇り=「息子が農業継ぐ家ばかり」
2007年6月12日付け ソロカバのホテルに一泊したふるさと巡り一行は最終日の五月十九日午前八時過ぎ、六十キロ先の聖南西のコロニア・ピニャールへ向かった。 折からの豪雨にたたられ、コロニア・ピニャール文化体育協会では会館によらずに青年図書館へ。徳久俊行会長(53、福岡県)によれば、同地は地理的にはサンミゲール・アルカンジョ市 ...
続きを読む »東京=秋葉なつみさんを偲ぶ会=加藤登紀子ら4百人が参集
2007年6月9日付け 【東京支社長=藤崎康夫】日本ブラジルの交流に大きな実績を残し、志半ばで、去る一月十一日亡くなった秋葉なつみさんを偲び、夫の楠野裕司さんを励ます会が、五月三十日午後七時より東京・赤坂のプラザミカドビルで開かれた。 小雨のばらつく中、楠野夫妻と親しくし、また志を共にしていた人々約四百人が会場にかけつけ、広 ...
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