2007年2月28日付け 【エポカ誌四五五号】四人の天使がラッパを吹くと異常気象が起きたと新約聖書に書いてあるが、誰もが狂信者のタワごとと思っていた。それが来る十年以内に現実となる可能性があると、国連の環境会議が発表した。日本人にはピンと来ない聖書予言だが、欧米では潜在的に発想法の基本になっている。 世界の環境専門家を集めて ...
続きを読む »アマゾン 関連記事
「アサイ」の商標登録=特許庁が取り消し命令
2007年2月24日付け アマゾン地方のフルーツ「アサイ(acai)」が二〇〇三年から「K.K.Eyela Corporation」社により日本で商標登録されていた問題で、連邦環境省遺伝子財産局(Departamento de Patrimonio Genetico)は今月初め、日本の特許庁が同社による登録を取り消す判断を下し ...
続きを読む »身近なアマゾン(30)――真の理解のために=命を賭した移民の開拓のあと=説明できない悲哀が…
2007年2月22日付け □なくなってしまった自然(2) 日本人の移住が始まった一九〇八年頃のサンパウロ州の奥地、パラナ州、マット・グロッソ州などの地域は、まだ原始林によって覆われていた、という記録や写真がある。その日本人の初期移民たちは、彼らの夢の実現のため、原始林に挑んだ。しかし、事前調査の不備や、予備知識の不足などで風 ...
続きを読む »身近なアマゾン(29)――真の理解のために=人間に知られないまま絶滅=そんな生物も多かった?
2007年2月20日付け □なくなってしまった自然(1) ここ三年ばかり採集に出掛ける回数が増えてしまい、アマゾン河水系、ラプラタ水系(パラナ川、パラグァイ川の二河川)、サンフランシスコ川水系、ウルグアイ川水系などの大河、そして、その大河に注いでいる支流の各河川、また大河には合流せず、直接大西洋に注ぐ海岸山脈から流れ出す清流 ...
続きを読む »身近なアマゾン(28)――真の理解のために=モンテ・アレグレの壁画から=古代日本人の移住を思う
2007年2月17日付け □インディオと日本人〔モンテ・アレグレの壁画から〕 アマゾン河中流、アマゾナス州の州都マナウスとアマゾン河口の町ベレンのほぼ中間にサンタレンという町があるのは以前の章で述べた。その対岸の山奥で、逃亡奴隷の隠れ部落が見つかった、という話を前回した。 この土地でまた別の話題が沸騰した。この地方はアマゾ ...
続きを読む »大耳小耳
2007年2月17日付け コチア青年連絡協議会は昨年三月、「二世青年男女の交流の場」と題して、ダンスパーティーなどを交えたお見合い会を開催したという。高橋一水前会長によれば、記念誌編纂で調査をおこなった際、コチア青年の子息で、未婚者の人が四割にのぼっていることが判明。「何とかしなくては」という会員の危機感から、一世が仲人になっ ...
続きを読む »3月に北伯入植50周年=東京農大会=総会で大島会長を再選
2007年2月16日付け ブラジル東京農大会は十一日、サンパウロ市の農大会館で第二十八回定期総会を開催した。この日は役員改選が行われ、現職の大島正敬会長をはじめとするシャッパが承認された。同会では今年、戦後の農大生北伯入植五十周年を迎えることから、三月にパラー州トメアス移住地で記念式典を開催。日本、サンパウロからも関係者が同地 ...
続きを読む »日本人青年=人命救助活動=アマゾンでポ語通訳=遭難外国人の窮状みかねて
2007年2月14日付け 古屋義雅さん(21)が旅行先のアマゾンで人命救助活動。「言葉のわからないはがゆさは、よくわかるから。とにかく助けたいと思った」――。古屋さんはアマゾンで台湾人観光客が行方不明になった際、同行していたポルトガル語のわからないアメリカ人の通訳をかってでた。事件は現地紙で大きく報じられ、観光業の安全のあり方 ...
続きを読む »身近なアマゾン(27)=真の理解のために=肥沃な土地であるがゆえに=自給自足生活が営める
2007年2月9日付け □キロンボという地名を知っていますか□ ポルトガル語にキロンボという単語がある。 ブラジルがまだポルトガルの植民地であった一五〇〇年代中頃、植民地経営維持に不足した労働力として、アフリカから連れて来られた奴隷のある者が主人(というのか、当時は人間扱いではなかったので所有者なのか)から逃げ出して、隠れ ...
続きを読む »急速に進む地球温暖化=ブラジルへの打撃深刻=アマゾンは今世紀末8度上昇へ
2007年2月6日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】地球の温暖化の影響が問題視されている中で、ブラジルが受ける打撃が世界各国のそれよりもはるかに深刻であることが表面化し、早急な対応が迫られている。 先に行われた政府間気象変化パネルディスカッションに参加した航空調査研究所のメンバーが警告を発したもので、温暖化は想像を超 ...
続きを読む »