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移民政策=時代に対応、修正へ=連載(3)=戦後、外国人導入に消極的=受け入れ後弊害多発

2006年7月6日(木)  戦後の移民政策を平たくいえばこうだ。  〈外国人労働者は基本的に必要としない。外国から移民受け入れの要請があった時には、連邦直轄区をあてがう〉  つまり、移民導入には消極的だった。(1)受け入れ態勢の不備(2)移民送り出し機関とブラジル当局者とのコミュニケーション不足といった弊害が発生した。  〈住む ...

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族議員の知られざる実態=隠然たる力有す=恩義に厚く党超え結束=一大派閥形成の農業族

2006年6月30日(金)  【エポカ誌五月十五日号】国会のロビイストつまり族議員が政党をはるかにしのぐ隠然たる力を有しているが、関係者以外はその実態があまり知られていない。十月の総選挙に向けて各党の公認候補が取りざたされている中で、彼らにとって政党は一時的な身の置き場所でしかない。選挙地盤の地元に不利益となる法令や措置に対して ...

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被爆者の人生を記録する映像作家の竹田さんが来伯

2006年6月29日(木)  それぞれ違う人生を歩んできた被爆者たちの証言を未来へ―――。  アメリカ、メキシコ、アルゼンチンなどに住む在外被爆者の証言を記録に収めてきたアメリカ在住の映像作家、竹田信平さん(27、大阪府出身)が今月二日来伯、二週間にわたり、在伯被爆者たち約十人に取材した。  記録された証言映像は、国立長崎死没者 ...

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情報誌「ブンバ」=27号が発売

2006年6月23日(金)  自然と文化の情報誌「Bumba(ブンバ)」二十七号が発売された。  半年ぶりとなる今回はカーニバル特集から。日本人のカーニバル体験記や、サンパウロのサンバ学校で行われた体験ツアー「日系サンバ化計画~ジャポネースもサンバ~」の様子をリポート。  巻頭ではペルナンブッコ州のポルト・デ・ガリーニャスを紹介 ...

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JICA青年ボランティア リレーエッセイ=最前線から =連載(47)=沢田直子=ドミニカ日系人協会(ドミニカ共和国)=カリブ海の日本語学校

2006年6月22日(木)  中米カリブ海に浮かぶ島、イスパニョーラ島。その島の東三分の二を占めているのが、ここドミニカ共和国である。国全体の面積は、日本の九州と沖縄県を足したくらいの大きさだ。 人口は約八百万人。島の西三分の一には、世界でも指折りの最貧国といわれるハイチ国がある。  首都サントドミンゴは人口二百万人の大都市。新 ...

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コラム 樹海

 「カリブの楽園」は地獄―。政府の宣伝では肥沃な農地なのに現地は石ころだらけで灌漑もない。遠い海原を乗り越えて入植した日本移民も呆然と立ち尽くし荒廃の地を眺めるしかなかった。外務省と農水省が現地調査をしたというのだが、余りに杜撰な調べであり、実情を無視した机上の空論にしかすぎない。生活に窮した移民の多くは帰国しブラジルへと最移住 ...

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日語教師ら移民史勉強=一般参加も呼びかけ=博物館見学など

2006年6月6日(火)  JICA日本語教師本邦研修生OB会は、第二回じっくり勉強会を七月十三日から十六日に開催する。その最終日に、メモリアル・ド・イミグランテを見学。午後からビデオ「アマゾンの読経(第二部)」鑑賞をする。現在、一般からの参加申し込みを募っている。  メモリアル見学では、若手教師による日本語の説明が付き、蒸気機 ...

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徳永さんが入選=明治神宮大祭の献詠歌

2006年6月1日(木)  明治神宮春の大祭奉祝献詠歌入選者発表が、このほどあり、ブラジルからは徳永悦子さんら八人が選ばれた。 ◇入選二十首中一首 祖國恋ひ仲麻呂の仰ぎし満月よアマゾンに老いゆく我をも照らす  徳永 悦子 ◇佳作入選百七十首中七首 数百の牛に混じりてひたすらに廃馬草食む無聊の日々を      秋村蒼一郎 百年の息 ...

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コラム オーリャ!

 来月移民の日を迎えるにあたり、地方ではどんな取り組みをしているのか気になった。  法要、イベントなど各地の表情を紹介できれば、と考えてのことだが少々唸ることに。  移民の日に合わせて、何らかの行事を催すところが意外に少ないのである。移住地の入植日にちなんだ入植祭で行う先亡者追悼法要も日本移民全体のことではない。  ここでいう移 ...

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JICA青年ボランティア リレーエッセイ=最前線から =連載(43)=大畑りつ子=コロンビア日系人協会=コロンビアからコモ・エスタ?

2006年5月25日(木)  コロンビアと聞いてイメージするのはゲリラ・麻薬・コカインマフィア・犯罪大国・サルサにコーヒーといったところが大方ではないだろうか?  確かにコロンビアは大きな治安問題を抱えている。国内には南米最大の左翼ゲリラ組織FARC(コロンビア革命軍)をはじめとする非合法組織が存在する。 私が派遣されて半年の間 ...

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