4月6日(水) 【エザーメ誌八三五号】インフラストラクチャーへの投資で、ブラジルの地図が塗り替えられた。アマゾンのジャングルの中に突如工業団地が出現し、ブラジリアの陸の孤島には、人口四百万人の都市が現れた。カマサリ工業団地は、田舎町のサルバドールを一躍近代都市に蘇らせた。 しかし過去三十年間、ブラジルのインフラ投資は停滞した ...
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ベレンは今月で完全撤退=JICAブラジル新旧事務所長に聞く=移住現場知らぬ世代へ
3月25日(金) JICAブラジル事務所(ブラジリア)で人事交替があり、同事務所としては初めて〃移住畑〃以降の世代、中近東・アフリカなどを主に担当してきた小林正博さん(51、山梨県出身)が十一日、新所長として着任した。小林所長と共に、二十三日来社した小松雹玄前所長(58)によれば、半世紀の歴史を持つパラー州都ベレン市の同オフィ ...
続きを読む »元サンパウロ州議も名乗り=下本氏、文協会長目指す
3月25日(金) ヴィラ・レオポルジーナ案を推す上原文協現会長でもなく、同計画自体を白紙に戻す谷派でもない、第三の候補者が来週、正式に名乗りをあげる―。 下本八郎元サンパウロ州議(69、サンパウロ州グアララペス市出身)だ。来週、正式な出馬表明をする予定になっている。「僕は、ヴィラ・レオポルジーナはダメだとは言いたくない。ただ ...
続きを読む »米紙、土地係争を論評=宣教師の犠牲なければ看過
3月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ニューヨーク・タイムズ紙が、ドロシー・スタング宣教師殺害事件を報じた。パラー州アナプ郡は七〇年代から、無法地帯だった。それを歴代の政権は看過した。今回起きた米国人宣教師の犠牲によって初めて、政府は重い腰を上げたらしい。 これは単なる殺人事件ではなく、州政府にも根を張る組織 ...
続きを読む »〃蛇博士〃出張します=「交通費は出して下さい」
3月23日(水) 【既報関連】注文があれば、どこにでも行きます──。〃蛇博士〃の中島義郎さん(78、大阪府出身)=リノーポリス市在住=が二十二日午前来社し、「蛇に噛まれた時の治療などについて、知りたいことがあれば教えます」と意欲をみなぎらせている。 中島さんは五十年以上も、独学で蛇を研究。『蛇の家庭医学』と題した冊子を発行し ...
続きを読む »武本文学賞受賞祝う=小説部門の荒木さんら
3月22日(火) ブラジル日系文学会(武本阜夫会長)は、武本文学賞授賞式を二十日午後三時から、リベルダーデ区の東洋会館で開いた。今回で二十二回となる。 会場には関係者が約百人集まり、各部門投稿者の受賞を祝った。 今回小説部門で入賞した荒木桃里さんは、第一回武本賞の随筆部門「幻の米作移民」、パウリスタ文学賞「潮の河」でも入賞 ...
続きを読む »Farcの麻薬はブラジルへ=コロンビア副大統領が警告
3月19日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】コロンビアのフランシスコ・サントス副大統領はエスタード紙とのインタビューで、現在コロンビア革命軍(Farc)の管理下で生産される麻薬のほとんどすべてが、ブラジルに密輸されていると警告した。 同副大統領によると、ここ数年間のコロンビア政府の軍事作戦でFarcのメンバーらが ...
続きを読む »「アマゾンの自然・環境」を紹介=JICA支援で=指導員10人育つ
3月10日(木) パラー州トメアスー市で、去る二月二十六日、JICA草の根支援協力事業「アマゾン自然学校プロジェクト」の環境インストラクター(指導員)第一期生の終了証授与式が行われた。このプロジェクトは、日本のNPO「野生生物を調査研究する会」(今西将行理事長、兵庫県川西市)が、JICAから事業受託し、トメアスー文化農業振興協 ...
続きを読む »米宣教師殺害=アナプ市長に疑惑=容疑者が関与供述=市長、弁護士費用を負担=捜査かく乱にでっちあげ?
3月2日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三月一日】米宣教師殺害容疑者、サーレスとバチスタは二十八日、殺害依頼人とされるビダことヴィタウミーロ・デ・モウラが、アナプ市のルイス・R・カルヴァーリョ市長(PTB)の事件への関与をほのめかしたと供述した。二人は、逮捕された場合の弁護士費用負担者の一人が市長であるという。連邦警察と ...
続きを読む »熱帯林伐採の半数は違法=高値取引で巨額の富=木材輸出の8割占める=アマゾン地方
3月1日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】アマゾン地方の熱帯林が上質かつ高値で取引されることから、伐採業者は巨額の富を得ている。伐採の半数は不法に行われており、政府が確たる措置を講じなければ、近い将来、アマゾンの森林は裸になると関係者は警告を発している。 アマゾン人間・環境院(Imazon)によると、過去三十年 ...
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