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「全伯民謡」にゲスト出演=ブラキチの浜田幸声さんら4人

7月31日(土)   【既報関連】八月一日大阪なにわ会館で開催される「第十六回全伯民謡大会」にゲスト出演する日本郷土民謡協会の浜田幸声総師範、民舞の安楽声春さん、神奈川県相模原市の折笠峰夫市議会議員、折笠光子さんの四人が、二十九日着聖した。  浜田さんは、昨年のブラジル民謡協会十五周年記念大会には大病を患って出席できなかったもの ...

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サンパウロ州=バナナ王国に危機迫る=シガトカ病がまん延=媒介虫駆除費用の捻出困難=州と政府に緊急援助要請

7月30日(金)   【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】バナナ生産で世界第三位を誇るブラジルだが、その国内第一の生産地サンパウロ州バーレ・ド・リベイラ地区が危機に直面している。シガトカと呼ばれる病害がすでに同地区にまん延し始めており、放置するとバナナ全滅の事態にまで発展するため、地元では対策に追われている。この地区は国内でも ...

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「グヮポレ移民」50年=苦闘ののち、ある「今」(1)=先没同志の慰霊祭会場=なぜ生長の家会館?

7月30日(金)   アマゾン川最大の支流マデイラ川。十八世紀初めの探検家メーロ・パリェータ(葡)は、夥しい数の流木をみて思わず叫んだという。「死の川、マデイラ」。浸食された川岸から次々と木々が流れ出し、新天地に踏み込んできたポルトガル人を寄せ付けなかった。時代は降って、一九五四年七月。蒸気船リオ・タパジョス号に乗って、この川を ...

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20世紀初め 『マデイラ・マモレ』奥アマゾンとボリビアをつないだ=日本人も従事敷設工事で1万人余死ぬ 〃悪魔の鉄道〃兵どもの夢の跡=60年代初頭、廃線に=作物の集積地へ復興の期待

7月29日(木)   枕木一本に一人の命──。奥アマゾンで収穫されたゴムをポルトベーリョ(RO)まで積み出すため、同市とボリビアとの国境の町グヮジャラミリンはかつて鉄道で結ばれていた。「マデイラ・マモレ鉄道」、全長三百六十六キロ。俗に「悪魔の鉄道」と呼ばれる。マラリア、黄熱病が猛威を振るい、敷設工事で一万人以上の工夫が命を落とし ...

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幹細胞研究を公式支持=科学技術相 宗教界は強硬に反対

7月28日(水)   【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十日】エドゥアルド・カンポス科学技術相は十九日、クイアバ市で開催された会議「科学の進歩」の席上で、医療目的の幹細胞利用の合法化を支持する声明を発表した。  上院で現在審議されているバイオ法の中には幹細胞の取り扱いも含まれている。同相は同法の表決に先立ち、幹細胞に関する識者の認 ...

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〃陸の孤島〃、〃幽霊植民地〃といわれた=RO州 「グヮポレ移民」50周年=出身者ら〃里帰り〃慰霊祭と記念祝賀会=過酷な労働、入植者たちは栄養失調に=今は「心のふるさと」

7月28日(水)   辻移民協定(一九五一年七月)によって、ポルトベーリョ市(RO)から約十五キロのバテエスタカ川流域に移住した「グヮポレ移民」が今月二十二日、入植五十周年を迎えた。熊本、東京など全国十都道府県から二十九家族が渡り、ゴムの栽培に従事した。ほぼ赤道直下での過酷な労働。風土病マラリアにも襲われ、多くが耕地を去って行っ ...

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女性の立場からみた移民史=掘り起こし書籍で残そうと計画=すでに著者選び執筆指導=有志主婦ら6人=日語セの日下野副理事長

7月24日(土)   出産、育児、料理…。海外の慣れない生活の中で、移民の妻は苦労も多かったはずだ。フリー・ジャーナリストの日下野良武さん(60、熊本県出身、ブラジル日本語センター副理事長)が女性の立場からみた移民史を掘り起こし、書籍として残そうと企画。三十五歳から八十歳までの有志六人がそれぞれ、四百字詰め原稿用紙百枚の自分史執 ...

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カイアポ族知ろう=MISで写真、工芸展

7月23日(金)   インジオが持つ伝統文化を知って――。アマゾンに暮らす先住民カイアポ族の伝統文化や生活を知ってもらう展示会「カイアポ展」が二十五日から、サンパウロ市ジャルジン・エウロッパ区のエウロッパ通り158にあるMIS(映像と音の博物館)で開催される。前日の二十四日午後五時からはカクテルも予定される。  一九八九年の設立 ...

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聖支所長 異例の長期不在=機能縮小の前兆か=事情通「日系向けに特化も」=JICA

7月15日(木)   国際協力機構(JICA)サンパウロ支所の小松雹玄前支所長が今年六月にブラジル事務所所長に転任後、サンパウロ支所長が不在という異例な状態が続いている。昨年十月に、特殊法人等の合理化計画を受けて、独立行政法人に改編。それに伴なって、ブラジルで法人登録を申請中だが、日伯両国間の折衝が遅れているためだとみられる。小 ...

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アマゾンの〃カルナヴァル〃 藤井さん撮る、焦点を人間に

7月13日(火)   【既報関連】「そこに生きる人間の素朴さが好き」。パリンチンスのボイ・ブンバを撮り続けている写真家、藤井寛さんが今年も来伯。アマゾンの〃カルナヴァル〃をレンズに収めた。  ボイ・ブンバに魅せられて九年目。実は、昨年で打ち止めにし、パンタナールに新たな被写体を求めるつもりだった。写真展(今年三月開催)での反響が ...

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