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アリが森を救う=土壌に栄養分を補給

8月26日(火)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】ブラジル全国の草原に住むことで知られるハキリアリは、自然が破壊されたアマゾン地域の植生回復に役立つことがパラー州の研究グループにより確認された。  ハキリアリは森林植物の葉の一二%から一七%を一年間に食べるが、地面に巨大な穴を開け、そこに有機物質を蓄え、重要な栄養分で土壌を肥や ...

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「群馬の森」に植樹ー第5次―ベレーン、こども緑の大使も

8月21日(木)  アマゾンの熱帯原生林を保護しようーー。群馬県から第五次植樹団九人(久保田順一郎団長)と第三次こども緑の大使六人が十九日に来伯、パラー州サンタバルバラ郡の群馬の森(五百四十ヘクタール)にマホガニーやイッペーを植樹する。ブラジル滞在は二十四日まで。高木勉県総務部長ら県庁職員二人も同行した。   久保田団長(県会議 ...

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マナウスに珍魚=動物学上、最も重要な発見

8月16日(土)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】悠々と泳ぐドジョウのような魚に注目(写真)。この魚は、国立アマゾン研究院(Inpa)の研究員たちが7月1日に新種の魚だと発表したもの。  今のところ、〃ミステーリオ(不思議)〃という名前が付けられたこの魚、頭はトライーラ(ホーリー)、細長い体はエンギーア(ウナギ)、平べったい尾 ...

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北伯の柔道暑中稽古=松尾報告7月に柔道漬けだった(下)=東農大の先輩と35年ぶり再会=前田光世の墓に参る

8月12日(火)  六五年に渡伯してから三年間、私(松尾)はベレン市から三百キロ南下したパラゴミナス郡で開拓生活を送った。そのころ、お世話になったトメアスーとベレン在住の農大の諸先輩に、ついに三十五年ぶりで会うことができた。  水曜日、夜の練習が終わってから、加賀根良介君(七五年卒)のレストランに着いたとき、もう十数名の先輩が集 ...

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クプアスー商標問題=権利取消要請に抵抗せず=日本企業がパラー州と約束

8月12日(火)  【既報関連】アマゾン地域原産果物「クプアスー」を世界各地で商標登録したところ、アマゾン地方労働団体(GTA)から生物海賊行為だとして訴えられていた日本企業、アサヒフーズ(AF)=本社・京都=。パラー州ベレーン市で先月末、AFは商標について、当面は所有権を持続するが、同州政府による権利取消要請に抵抗しないことを ...

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アマゾンの公有地委譲=持続可能な開発を

8月12日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙】ブラジル政府は二〇一〇年までにアマゾン地域の公有地二千五百万ヘクタールを民間企業や地域社会に委譲する計画を策定した。委譲期間は更新の可能性も含み、二十五年から三十年の間となる。委譲面積はアマゾン地域全体の七%以下に抑えられる。  公有地に関心を持つ団体は公共入札に参加できる。持 ...

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北伯の柔道暑中稽古=松尾報告「7月は〝柔道漬け〟だった」=暑さとも戦う1日6時間=日本語のあいさつ板につく

8月9日(土)  ポッソス・デ・カルダスの公立校で柔道を指導、ブラジルの柔道の底辺を広げる活動を毎日している松尾三久さん(六一、東京農大卒)は、去る七月、いつもに増して〃柔道漬け〃だった。寒稽古の指導を二つこなした。一つはパラー州ベレンで行われた。同地で、東京農大の先輩たちと交歓、拓殖大学の同窓会にも招かれた。講道館の大先輩・前 ...

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「サンパウロ市の話題」大きく報道=提携紙本紙協力/広島の『中国新聞』3日間

8月7日(木)  去る七月二十七日から二十九日付までの中国新聞(日本の広島県を中心とした中国地方の地方紙、本社広島市)は、今年のブラジル日系共同体の最大ニュースの一つと目される戦後移民五十周年祭、広島文化センター(広島県人会会館)完成式典、藤田雄山広島県知事の来伯を大きく扱った。同紙の提携紙であるニッケイ新聞の堀江剛史記者、古杉 ...

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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=最終回=森林再生に近道なし=日伯研究者の取組みは続く

7月31日(木)  大勢の人々を魅了する光沢に満ちたマホガニーの家具――。そんな高級志向が、アマゾンの破壊と密接な関係を持つ。  「マホガニーを国際取引規制の対象種とする」  昨年十一月、チリで開催されたワシントン条約締約国会議で、高級家具などに用いられることで知られるマホガニーが、国際的な保護を受けることになった。  年々悪化 ...

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政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第七回=荒廃地増えるマナウス=元の森林を回復するために

7月30日(水)  ベレーンから西に向かうこと約一三〇〇キロ。南緯三度、西経六十度にアマゾナス州の州都マナウスがある。約二時間足らずの空の旅の途中、窓越しに大地を覗き込むと、一面の緑と蛇行する茶褐色の川だけが視界に飛び込んでくる。  陸の孤島――。 かつてはアマゾン川河口にあるベレーンから、船での行き来しか手段がなかったことから ...

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