アリアンサ 新津稚鴎
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
木々芽ぐむ枝にぎやかに差し交わし
森の穂にアララが騒ぎ初明り
万緑の中漂へる鷺一羽
大雷の鳴り夕立のはたと止む
2016年11月10日 俳句
アリアンサ 新津稚鴎
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
木々芽ぐむ枝にぎやかに差し交わし
森の穂にアララが騒ぎ初明り
万緑の中漂へる鷺一羽
大雷の鳴り夕立のはたと止む
2016年10月29日 ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
ブラジル国内の民間団体からなる「気象観測団(オブセルヴァトリオ・ド・クリマ、以下OC)」が26日、ブラジルの15年の温室効果ガス排出量は二酸化炭素に換算して19億2700万トンで、14年を3・5%上回ったと発表したと26、27日付現地紙やサイトが報じた。 OCは地球温暖化などに関心のある37の団体(40団体との説もあり)から ...
続きを読む »2016年10月27日 俳句
2016年10月22日 『百年の水流』開発前線編 第二部=南パラナ寸描=外山 脩(おさむ)
マレッタで仲間の4人が去った後、残りの長谷 川武と堀部栄吉は、少し北のカショエイラ川の近くに移動した。そこは地主によると「マレッタの心配はない」ということであった。 しかし二人だけでは、どうにもならない。伝手を頼って、新しい入植者を探した。やがて安元茂吉・青太兄弟、原甚五郎・美作兄弟が入植した。 さらに何人かが続いた。殆ど ...
続きを読む »2016年10月19日 日系社会ニュース
広島文化センター(平崎靖之会長)が6日、広島県系人の農業家3人を招き講演会を同センターで開催した。テーマを「農業ビジネス」と設定し漁業、果樹栽培、養鶏という3つの視点から紹介された。 アラサツーバ市でピラルクーの養殖業を営む末永リカルドさんは、2011年から研究を開始。生息地のアマゾン川流域とサンパウロ州は水温など環境差の問 ...
続きを読む »2016年10月18日 刊行
サンパウロ新聞の松本浩治編集局次長による写真集「移民Ⅱ」がこのほど刊行した。2006年の「移民Ⅰ」に続く10年ぶりの続編にあたり、その間撮影した約100枚の写真が収められている。 1966年、大阪生まれの松本さんは94年から当地に移住。日毎新聞を経て98年からサンパウロ新聞社に勤務している。同作はサ紙の創刊70周年も記念し出 ...
続きを読む »2016年10月14日 俳句
アリアンサ 新津 稚鴎 淋しさの寒月光に身を委ね 麻州野の大夕焼の森閑と 鳳梨売る砦の如く積み上げて 霧の中飛び来るは皆トッカーノ グァタパラ 田中 独行 巻き風の吹き上げておりパイナ飛ぶ 人あまり通らぬ街路パイナ敷く 短日や自転車の道暮れ初めし 短日や昨日忘れし鎌ありぬ 痩せ畑に月満ちし度霜三度 ...
続きを読む »2016年10月14日 ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
【既報関連】ブラジル最北端ロライマ州政府は、流入の止まらないベネズエラからの難民対策を行う緊急対策本部を設置する予定だと、13日付現地紙が報じた。 同州政府はこれまでに何人が流入してきたか正確なデータを持っていないが、その数を3万人程度だと推定している。 同対策本部は消防隊、防災局の他、州政府内の多くの部署の代表者が参加す ...
続きを読む »2016年10月7日 樹海
「ママイ、僕のことをジャーナリストに話すときに、絶対に苗字を言っちゃダメだよ」。県連ふるさと巡り旅行で偶然出会ったある二世女性から、息子にそう釘を刺されたと聞いて興味を持った。聞けば、彼女の息子はサンパウロ州立大学卒で、なんと世界有数の自動車メーカー「日産」の常務執行役員をしている▼なんでも「僕はブラジルでは知られていない。も ...
続きを読む »2016年9月27日 日系社会ニュース
鹿児島大学が「進取の精神グローバル人材育成プログラム」として開催する、第6回南米研修に参加するため、教員と学生を含む14人が、16日にブラジルに来訪した。 日系移民史や生物多様性などブラジル環境問題、アンケート調査を通じた観光産業などの鹿児島の地域活性化を模索することなどが目的。北部マナウスでは、ブラジル全土の日本語、日本文 ...
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