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ニッケイ俳壇(906)=星野瞳 

アリアンサ  新津稚鴎

沈み行く月に妻恋鹿の鳴く
横書きの文親しめず秋灯下
生え広がり咲き広がりて秋桜
引力に耐えて暮れゆくパイナかな
除夜告げて我家に古りし鳩時計
咳激げし枕を掴み起き直り

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アマゾン生態系保護訴え=「早急な産業革新が必要」

 生物学者や志のある研究者らのグループが、現在進行中の大災害の危険性と、それによって法定アマゾンの6割がサバンナ化する可能性を訴えると同時に、生態系の変化に繋がる、大規模かつ持続可能な技術革新計画を発表した。20日付エスタード紙が報じた。  同グループの研究結果は科学雑誌「PNAS」に掲載された。新技術革新計画は、3Dコピーや人 ...

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貧しきに育ちし少女の金メダル荒みし国に五輪の光=第68回全伯短歌大会結果発表=45人参加し歌作り楽しむ

大会参加者の皆さん

 第68回全伯短歌大会(椰子樹、ニッケイ新聞共催)が4日、文協ビル内のエスペランサ婦人会サロンで開催され、例年並みの45人が参加し、一年振りの歌友との再会を楽しみつつ歌作りに励んだ。 互選得票 【三一票】 さりげなく席譲り去る若者に託してみたしこの国の未来(さき)<鎌谷昭> 【二六票】 病む我に混血の孫日本語で「ガン ...

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テメル氏がパリ協定批准=気温上昇2℃以下を目指し=経済・開発の新しい指針に

12日に行われたパリ協定批准式(Beto Barata/PR)

 テメル大統領は12日、気候変動を抑制し、2100年までの気温上昇を2度以下に食い止めることを目標とするパリ協定を批准した。ブラジルは温室効果ガス排出大国では米国、中国に次ぐ三番目、世界中では28番目の批准表明国となった。13日付エスタード紙が報じた。  テメル大統領は批准式で、「同協定批准は政府間の問題ではなく、国家の問題だ」 ...

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NGO=アラグアイア川に植樹求む=2600キロに20億本

 オランダの非政府団体(NGO)「ブラックジャガー・ファウンデーション(BJF)」がブラジル北部を走るアラグアイア川沿いの長さ2600キロ、幅40キロの地域に植樹を計画している。ハワイで行われた国際自然保護連合の会議で発表された計画には、ブラジルの組織団体や自然科学者も参加している。8日付エスタード紙が報じた。  ゴイアス州エマ ...

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ブラジル独立記念日特集=先駆イタリア移民の特徴探る=南部とサンパウロ州で異なる移住形態=農園スト破りで日本移民?=学術振興会第1回ワークショップ

1928年、イタリア人入植地、南大河州カシアス・ド・スルの移民家庭のフェスタの様子(See page for author [Public domain], via Wikimedia Commons)

 日本学術振興会(JSPS)とサンパウロ州立総合大学(USP)は共催で「第1回科学交流国際ワークショップ」を8月30、31日にUSP3学部で実施した。31日午後からは法学部が会場――まさにその時間にジウマ大統領罷免が上院で可決、同法学部出身の13人目の大統領が誕生した瞬間だった。ミッシェル・テメル氏は1963年の卒業生だ。同法学 ...

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スザノの富士見観音秘話

スザノ金剛寺にある富士見観音

 「藤川辰雄さんとご住職が地べたに頭を付いて、泣きながら『お願いだ、お願いだ』っていうんだよ。ああなったら断り切れないよ。仕方なく引き受けた」――青葉祭りで家紋の調査をする高橋幸衛さん(67、宮城県)=スザノ在住=は感慨深そうに、そう思い出す。先日の樹海で藤川辰夫さんがアマゾン河で謎の死を遂げた話を書いたら方々から反響があり、藤 ...

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慶應大派遣団が医学実習=患者や学生らと異文化交流

来社した小林団長、川久保先生、岡さん、北野さん

 慶應義塾大学医学部国際医学研究会(IMA)の「第39次派遣団」(川久保博文団長)が今年も来伯した。3人の学生がセアラー、麻州、アマゾン、サンパウロ市などで医療研修を行っている。  医療資源の乏しい地域での活動を通して医の原点を体験し、各地の医学生と交流することが目的。1978年から継続している。  3人は6年生の夏休みを利用し ...

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大耳小耳

 開拓先没者慰霊碑の建設提唱をした藤川辰雄さんの話を16日付樹海コラムで書いたが、そこで触れた実録映画『アマゾンの読経』を撮った記録映像作家、岡村淳さんからさっそくメッセージが届いた。驚くことに今年は藤川辰雄没後30周年であるばかりでなく、この7月が生誕100周年だったとか。それと藤川さんの命日(行方不明になった日)は、正しくは ...

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「無縁仏が呼ぶ声が聞こえる」

「『ご苦労様でした』とお祈りする気持ちで掃除をしていました」という村崎さん

 「楽しかったですよ。僕の性分にぴったり合っていた」。20年間、イビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑清掃を欠かさず続けてきた村崎道徳さん(みちのり、85、二世)は、そうすがすがしい顔で言う。「通常は週に2回。日本から来賓が参拝する時などは、週に何度でも、その前に行って奇麗にする」。今年の3月に交代し、比嘉清さんに譲った。管理する県 ...

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