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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(8)

旧姓・平藤子、結婚して山崎姓となった

 畑仕事に明け暮れていた家とは大いに違い、ツパンの家は住家としては、申し分のないもので大変な進歩といえる。家は大きな敷地内にあり、果物の木もあり、畑を作るだけのスペースもあった。井戸からは澄んだおいしい水をくみ出すこともできた。便所は外にあったが、下水道に繋がっていた。竈(かまど)は石造りで薪をくべて煮炊きができるようになってい ...

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サンパウロ州=暴風雨の次は寒気が到来=週末は霜の降りる地域も

 サンパウロ市では7日午後の最高気温が今年に入って最低の14・8度(全市での平均は14度)にしか達せず、サンパウロ市民は寒さに震えて過ごしたと8日付伯字各紙が報じた。 週末の最低気温は3度から6度の間まで下がると予想されている。最低気温は8日以降も徐々に低下し、12日の朝は霜が降りる可能性もあるが、土、日曜日の最高気温は16度程 ...

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ペルー大統領選、接戦続く=フジモリ氏の勢いに陰り

 【リマ共同】歴史的な大接戦となったペルー大統領選決選投票は8日、選挙管理当局が発表した中間集計(開票率99・38%)で、クチンスキ元首相(77)の得票率が50・15%、ケイコ・フジモリ氏(41)が49・85%となった。 票差は約5万と依然僅差で勝敗が決まらない状況が続いたが、クチンスキ氏がわずかにリードを広げる局面もあり、6~ ...

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大耳小耳

 移民史料館の音声ガイド吹き込みに無償協力した元TBSの有名アナウンサーの竹内香苗さん(2日付け本面)。早速自身のブログ(ameblo.jp/kanaediary)でも報告している。「機械が苦手なので四苦八苦(汗)。録音ソフトをダウンロードして、マイク付きイヤホンを入手してヘッドフォン。こどもたちが寝静まり、静かな丑満時に夜な夜 ...

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パッサリーニョ氏が死去=軍政時代の大物政治家

1988年頃のパッサリーニョ氏(Celio Azevedo/Agência Senado)

 軍事政権時代に三つの大臣職に就任するなど、ブラジル政界の大物政治家として知られたジャルバス・パッサリーニョ氏が5日、ブラジリアの自宅で老衰のため亡くなった。96歳だった。 1920年にブラジル北部のアクレ州に生まれたパッサリーニョ氏は、幼い頃に同じく北部のパラー州の州都ベレンに移住。そこが同氏にとっての拠点となった。 軍人とし ...

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大耳小耳

 男子バレーのリオ五輪アジア最終予選に臨んでいる日本チーム。2日の豪州戦で4敗目を喫し、2試合を残してリオへの道が絶たれてしまった。メンバーには昨年、ブラジルスーパーリーグのマリンガに所属した福澤達哉選手(29、京都)も。2年ぶりの代表復帰だったが、チームをブラジルに導けなかった。もう2、3人、ブラジルで鍛えた選手がいれば、もし ...

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融合しないメノナイト文化=篤い信仰、頑なな棲み分け=日本移民にも「他山の石」か=パラグァイ在住 坂本邦雄

パラグァイ、サンイグナシオのメノナイトの馬車(By Patty P (Own work) [Public domain], via Wikimedia Commons)

 首都アスンション市より467キロの地点に所在する西部パラグァイのチャコ、特にボケロン県の都フィラデルフィア市では、普通のパラグァイ人や原住民社会のそれよりも、メノナイト文化が優越した現象が顕著である。 いまだ舗装されていない多くの街路の一つ、ヒンデンブルグ大通りは日中でもほとんどの活動が見られず、なお日が暮れると更に静寂が増す ...

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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(7)

 侍従長役、やおらお立ちに成り、三名の侍従を従えて、先程ご登場の方角に退散なさいます。笹山部長は、侍従長殿退出後、海魚に(扮した)役者に囲まれて船員乗客から祝福をお受けに成られる。船長代理は航海許可証書を捧げながら、うやうやしく目上に戴き、船員および出演者と喜びあい、舞台から下がって行く。目出度し、目出度しで幕となった。 そのよ ...

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新外相が外交基本方針発表=通商は二国間協定が中心に

ジョゼ・セーラ(Jessika Lima/AIG-MRE)

 ジョゼ・セーラ新外相(民主社会党・PSDB)は18日の就任式後に初会見に臨み、ブラジル外交基本方針10項目を発表、03年に発足した労働者党(PT)政権の外交方針とは一線を画す事を発表したと19日付伯字紙が報じた。 セーラ外相は就任後初の記者会見で、ブラジル外交は政府や政党の利益に基づいて行われるものではなく、国家の利益に基づい ...

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ヴェネズエラ神話の終焉=霊感熱帯マルクス主義=パラグァイ 坂本邦雄

奥からマドゥロ大統領、エボ・モラエス大統領(ボリヴィア)、フィデル・カストロ(15年8月13日、カストロの89歳の誕生日を祝う様子、Foto:ABI)

 これは、日増しに深刻な多くの国政問題に悩む左派マドゥロ大統領政権下のヴェネズエラの話である。目下、パラグァイのお隣ブラジルの左派ジウマ大統領もインピーチメント騒ぎで今にも政権から追い出されそうで騒々しい。加えてアルゼンチンでも左派のクリスティーナ前大統領に代わった中道右派のマクリ新政権の登場で、あたかも南米の「二十一世紀新自由 ...

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