サンパウロ市グァラピランガ湖畔に20万坪の広大な敷地を持つ世界救世教の聖地。渡辺哲男前理事長がデザインし、95年に竣工。一際目を引くのは古代ローマを彷彿させる神殿だ。「当初は屋根や壁もあるデザインだったが『空が天井、自然が壁だ』という夢を見た渡辺氏の発案で今の様式に変更された」と宣教・研修課長の山田智一氏は説明。同教団の聖地は ...
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サンパウロ市に続々と専門店が登場=完全和風「上々ラーメン」=新境地アマゾン風も
3月中旬にはサンパウロ市南部ではアマゾン風を売りにした「ラーメン・アスー」が営業を始め、日本の味覚や技術を注いだラーメン店「上々ラーメン」が4日、サンパウロ市パライゾ区に開店した。東洋街エステダンテ街にもラーメン店が新装開店するとの話が流れており、市内のラーメン業界が一気に熱気を帯びてきた。 ラーメン専門店といえば「あすか」や ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(886)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎念腹の残党奥地の虚子忌わする山鳥が鳴く移住地に蕎麦を蒔く咲き満ちて百日草が今主役我を見ており鰐の眼のまたたかず春惜しむ角笛を吹き鳴らすなり【いよいよ百才をむかえられた稚鴎さん。必ず投句を忘れずにして下さる。物忘れがひどいとは云われるが】 プ・プルデンテ 野村いさを鬼も嗤 ...
続きを読む »田所教授『ブラジル雑学事典』=ブラジル研究歴40年の集大成
ブラジル研究歴40年、京都外国語大学の田所清克教授の集大成といえそうな大著『ブラジル雑学事典』(春風社、438頁、5千円+税)が4月に日本で出版された。 同教授は刊行に当たり、次のようなメッセージを寄せた。《幼少の頃からアマゾンの雄大な自然とそこに棲息する動物(相)に強く惹かれた私は、ブラジルを対象とする研究者の職業を選ぶこ ...
続きを読む »日系人口は190万人で統一を
ブラジルの日系人口は何人なのか――。本紙は通常「150万人」を使ってきた。だが、日本国外務省のブラジル基礎データ頁(22日参照)には「日系人総数推定・約190万人」に加えて「在日ブラジル人数・約17万4千人」とあり、合計すれば「約200万人」だ▼一方、海外日系人協会のサイトには、海外日系人数として全部で350万人中、ブラジルは ...
続きを読む »堅実性と組織力誇る=きめ細やかな組織や活動=様々な施設、多彩な出版物
世界とブラジルの生長の家の発展をそれぞれけん引する日本の生長の家国際本部「森の中のオフィス」と、サンパウロ市南部の生長の家ブラジル伝道本部。それ以外にも、生長の家は全伯に拠点をもち、現在は86のポ語の教化支部、33の日本語の教化支部が存在する。 「教化支部」は、その地域における運動の中心だ。その下部組織の「単位組織」を通して市 ...
続きを読む »ポ語で両陛下御製和歌選集=日伯外交120周年で二宮夫妻
二宮正人さんと妻ソーニア・レジナ・ロンギ・ニノミヤさんの翻訳による『Coletânea de Poemas Tanka de Suas Majestades Imperiais』(天皇皇后両陛下御製和歌選集)が2015年10月20日、皇后陛下ご生誕の日に出版されていた。 昨年の日伯外交120周年を記念しており、天皇皇后両陛下の ...
続きを読む »県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第12回=「母の勇気の何分の一かあれば」
竹中芳江さんの家族の話は実に興味深い。「グァポレに到着した時、他の家族はみんな泣いていたけど、母だけは歌っていた。だってアマゾンにきて初めて、家族が全員そろって御飯食べたのよ。あそこにいた3年半で家族の団結が一気に強まった。ある時、日本の祖父から『旅費を全額負担するから日本に帰ってこないか』と母に連絡があったが帰らなかった」と ...
続きを読む »県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第11回=「コチア解散でコロニアがバラバラに」
12日の夕食時、大崎康夫さん(77、高知県)=ピエダーデ在住=に話しかけると、「僕は葉山村(津野町)出身、下元健吉と同じ部落なんです」との言葉にググッと心を引き寄せられた。 「川向いが下元の実家。子供のころから下元の成功譚を聞かされ、刺激を受けてきた。コチア組合の監事の川上嵩(たかし)さんが昭和25年頃に一時帰郷して、清酒を買 ...
続きを読む »リオ五輪=男女サッカー組み分け抽選行われる=日本男子は対戦相手も、会場も苦しく
リオ五輪開会式に2日先立ち、8月3日に開幕するリオ五輪男女サッカーの組み合わせ抽選会が、14日午前、リオデジャネイロ市のマラカナンスタジアムで行われた。 日本が惜しくも出場を逃した女子では、開催国のブラジルがスウェーデン、南アフリカ、中国と共にE組を形成する。 サッカーのみならず、リオ五輪全種目の中で最初に行われるのは8月3日 ...
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