ホーム | アマゾン 関連記事 (ページ 69)

アマゾン 関連記事

ニッケイ俳壇(884)=星野瞳 選

   アリアンサ         新津 稚鴎野良の雨降りそびれたる残暑かな宙をとび逃げる蛇追ひアヌン二羽草青む牧場に光る沼一つ屠蘇酌み我百才をブラジルに【作者は単身で一九三十四年八月三十一日、モンテビデオ丸でサントス着。同年九月三日、アリアンサに入植。今年その地を一歩も出られず、百才を得られた。唯一の好きな俳句で『アマゾンを遡り ...

続きを読む »

在来種8500本を植林=森林友の協会らが植樹祭

八木農場での植樹に励む小中学生ら

 【パラー州ベレン発】アマゾン森林友の協会(ASFLORA、佐藤卓司代表)、大阪市の非営利組織「地球村」、三菱商事株式会社が、ベネビーデス市の八木農場(八木ローザひろこ農場主)において、先月30日午前、植樹祭を行なった。 州立ドン・マリオ・デ・ミランダ中学校の児童40人、市立エルデス・フィアーリョ・ヂアス小学校の児童20人とその ...

続きを読む »

県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第7回=戦中に暴徒に襲われ避難

草木栽培に精を出す藤田十作(新聞「オ・ポーボ」紙1966年1月18日号より)

 ルジア説ではこの時にアマゾン下りをし、最初はベレンに住み着いた。おそらく1920年頃だろう。 1922年頃に、友人の中国人に誘われてセアラ―に南下し、日本人が誰もいないフォルタレーザに居つき、近郊のプクリペにあるオタヴィオ・フロッター農場の菜園で働いた。そこで現地の娘コスマ・モレイラ(通称ネネン)と出会い、1926年2月に結婚 ...

続きを読む »

県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第5回=藤田十作l908年にペルーへ

天理教式で行われた慰霊祭の様子

 12日(土)午前9時半、一行約150人はフォルタレーザ市のはずれにある、先駆者・藤田十作の子孫が持つ別荘に到着した。入口には直径10メートルほどの大きな鳥の檻、見事な熱帯植物の木々、子供の遊戯場、テニス場、プールもある豪華な施設だ。 マンゴーの巨木3本に囲まれるようにしてできた木陰に、150人分の椅子が並べられ、その一角に祭壇 ...

続きを読む »

ロック・イン・リオが環境保護運動=8月の特別コンサートと共に開始

 世界的にも有名なブラジルのロック・フェスティバル「ロック・イン・リオ」が、新たな環境運動「アマゾニア・ライブ」を立ち上げた。この8月に、アマゾナス州の州都マナウスでのコンサートと共にプロジェクトを開始する。 リオデジャネイロ市で4日に開かれた、ロック・イン・リオの事務局と、マナウスのアルトゥール・ヴィルジリオ市長の共同記者会見 ...

続きを読む »

県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第3回=イタイプーのあとデカセギへ

一行が泊まるホテルへ1200CCのハーレーで駆け付けた千田さん

 湾岸戦争は1991年1月17日に多国籍軍の空爆から始まった。元をたどれば、前年8月にイラクがクエートに侵攻したのが発端だ。 「イラクではナッシリアという町に住んでいたんだが、秘密警察があちこちにいてね、嫌な町だったな。もし休暇をとってブラジルに帰っていなかったら、僕も人質になっていた。10カ月待っても工事を再開しなかったんで、 ...

続きを読む »

県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第1回=「ここにジャポネースあり!」

左が大村さん、右が森さん

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)が主催する第45回「移民の故郷巡り」一行149人は、3月10日から16日までセアラー州都フォルタレーザ、北大河州モソロー、同州都ナタルを観光し、現地日系人と交流した。「どこに移民の故郷が?」と首をかしげるほど日系人が少ない北東伯だったが、〃アマゾン下り〃のセアラー州の先駆移民・藤田 ...

続きを読む »

ニッケイ歌壇(509)=上妻博彦 選

      サンパウロ      梅崎 嘉明ジカ熱媒介の蚊の撲滅に医学薬学新プロジェクト吸血の蚊は雌のみと発見し雌雄の行動を遺伝子に組む遺伝子に組みかえし雄を培養し交尾で生れし幼虫は死すとかブラジルのジュアレス市で実験し画期的なる効果を得しと新しく開発されし誘虫の「ブラックホール」は家庭に必須やがてくるオリンピックの観戦に「ブラ ...

続きを読む »

ニッケイ俳壇(882)=星野瞳 選

   アリアンサ         新津 稚鴎アララ飛び花野の虹は濃かりけり向ふ岸鹿現れてこちら見る風鈴の尾の力抜け酷暑来る差し向けし灯に目を剥いて枝の木莬滝くぐり来て中空に囀れる【明治の偉人・正岡子規がそれまで日本にあった俳句や短歌を写生であるべきだと改革した。その俳句を佐藤念腹がブラジルに伝えひろめた。稚鴎さんはアリアンサで念 ...

続きを読む »

大耳小耳

 『楽書倶楽部』第32号(4月15日)が早々に発行された。矢崎正勝さんの「生活の力学」に興味深い話が。弓場農場の傾いた木造家屋を若者らが十数人集まって直していたら、長老の一人が「この程度なら俺が起こしてやる」と、〃生活の力学〃を使って僅か数分で30メートルあるその家屋を見事に直したとか。開拓者の知恵が伺われる逸話だ。垣花八洋夫さ ...

続きを読む »