【パラー州ベレン発】パラー日系商工会議所(山田フェルナンド会頭)の『創立30周年記念式典』が11日夜、ベレン市内のプリンセーザ・ロウサン(旧ヒルトン)ホテルで行われた。在ベレン総領事事務所の小林雅彦所長、垂井恒治副領事、汎アマゾニア日伯協会の生田勇治会長、アマゾニア日伯援護協会の山本ジルベルト会長ら日系諸団体代表や、シモン・ジ ...
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ニッケイ俳壇(869)=富重久子 選
サンパウロ 鈴木文子
大西日こもる熱気の窓を開け
【夏の西日は日中よりも我慢出来ない位の厳しさである。そんな西日から守るために日本では簾を下ろしたり、日除けを廻らせたり又、客を待って打ち水をしたりする。
この句は大西日を受けて、熱気の篭った部屋の窓を、ようやく日の落ちたのを見計らって開け放っている一句である。「こもる熱気の」とよく省略の効いた的確な俳句であった】
言論界にもっと活気を=サンパウロ 梅崎嘉明
昨今は戦前移民はともかく、戦後移民の移住者もかなり老齢化して、2つの邦字新聞の購読者も年々減少しているようだ。淋しいことである。 だが、その反面、ある年齢に達した方々が、自叙伝とか歌集、句集といったものを時々出版されているようだ。書店に置いても売れる可能性も少ないので限定出版として友人間に配布されているようだが、受け取った方が ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(868)=星野瞳 選
山本喜誉司賞=野田、天谷、水谷3氏に栄誉=創設50年祝いポ語記念誌も
農業分野の功労者を顕彰する『第45回山本喜誉司賞』の授与式が11月27日夜、文協貴賓室で行なわれた。トマトの品種改良に貢献したアマゾナス州マナウス在住の野田博さん(72)、サンパウロ州レジストロの天谷良吾さん(61)、ライゼングループ副社長の水谷イサムさん(56、ともに二世)3氏が栄誉に浴した。 サンパウロ州ポンペイア生まれの ...
続きを読む »大耳小耳
サイト「にほんのポルトガル語」によれば、日本に157カ所のポルトガル語教室・講座がある。札幌や仙台などを除いて北日本には皆無で、デカセギの多い東海地方に多い。市国際交流協会が主催するものも多く、広く市民向けというが、在日子弟向けの需要が大きそう。一方、当地に進出する企業の駐在員向け語学研修会社も7社含まれている。4日付で紹介し ...
続きを読む »ベレン、トメアスーで厳かに=アマゾン移民86周年法要
【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)は11月14日午前、同協会神内講堂で外交120周年とアマゾン移民86周年を記念して、開拓先亡者追悼法要を行なった。浄土真宗本派本願寺南米教団の杣山哲英総長代行、安中マルコ円諦副総長を迎え、法要は厳かに執り行なわれた。 生田会長による開会の辞の後、小林雅彦在ベレン領事事務所 ...
続きを読む »高拓生85周年を来年9月に=写真集や翻訳本出版を計画
来年10月には高等拓殖学校(東京)の卒業生「高拓生」によるヴィラ・アマゾニア入植から85周年を迎える。そのため、アマゾン流域に散らばる子孫らが同年9月頃にベレン、パリンチンス、マナウスなどで記念式典を行う準備を進行中だ。 「この間、サンパウロで移民百周年の時に出た写真集を見ていたら、高拓生のことがほとんど出てなくてショックを受 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■人生最大の出来事
「あれから27年ですか――」。パラー州都ベレンで11月3日に行われた秋篠宮ご夫妻来伯歓迎会を前に、本紙パラー州通信員の下小薗昭仁さん(78、鹿児島県)は感慨深そうにつぶやいた。 1957年にアマゾン入植、まだ20歳だった。移民80周年(1988年)の時、まだ独身だった秋篠宮殿下ご来伯歓迎会が市内の平和劇場で行われた際、汎アマゾ ...
続きを読む »COP21=ジウマブラジルの成果を強調=途上国の規制に配慮求め=永続的な取り組みも主張
11月30日にパリで開幕した国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)は、世界から約150カ国の首脳が集ったと1日付伯字各紙が報じた。同会議で150カ国の首脳が一堂に会するのは歴史上初のことだ。世界規模の温暖化に対抗するため、より現実的な対策がもとめられる。 ジウマ大統領は30日の開会式で、北東伯、南東伯の干ばつ、 ...
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