数年前から記事にルビを打ち始めた。移民世代が減り、共に購読者も―というのが従来の認識だったわけだが、準二世や二世の人で漢字が苦手なだけで日本語を読むのは基本的に支障がない人が結構多いことに気がついた。購読者が目立って増えたということはないが、時折「読みやすくなって助かる」という声を聞くので多少の垣根は取り払われたのかな、とも思 ...
続きを読む »アマゾン 関連記事
アマゾンが水危機と関係=伐採や焼失で機能果たせず=雲が出来ても旅は中断?
アマゾンはもはや南米の気候をつかさどる機能を果たせず、ブラジルは集中治療室(UTI)に入院中―。10月30日にサンパウロ市で発表された『アマゾンの将来の気候』と称する報告書が、アマゾン伐採と全国の異常気象との関係についての警告を発したと10月30日付G1サイトやアジェンシア・ブラジル、31日付伯字紙が報じた。 この報告書は南米 ...
続きを読む »アマゾン医療界で活躍=今田求氏の家族を知りませんか?
来年創立50周年を迎えるアマゾニア日伯援護協会の記念誌を編んでいる編纂委員会が、アマゾニア病院の前身であるベレン診療所時代の第1号日本人医師、今田求(もとむ)氏の家族を探している。 今田氏は北海道大学出身で、ブラジルの医師免許も所持しており、1962年にサンパウロ州リンスに住んでいたが、請われてベレンに移った。 ご存知の方は、 ...
続きを読む »意外と多いブラジルでの地震=1690年の記録は事実?=推定強度はマグニチュード7
リオ・グランデ・ド・ノルテ連邦大学(UFRN)の地震研究所が20日、19日から20日にかけて、セアラ州沖とペルナンブコ州沖を震源とする地震が起きたと発表した。 UFRNのジョアキン・メンデス・フェレイラ教授によると、大西洋には活発な地震帯があり、1972年にはマグニチュード7の地震も記録されているという。 セアラ沖の地震の震源 ...
続きを読む »東西南北
昨日付本紙で報じた、ペトロブラス贈収賄疑惑に民主社会党(PSDB)元党首のセルジオ・ゲーラ氏らが関与していた可能性を示唆する証言を行なった、「ラヴァ・ジャット作戦」の容疑者のひとり、レオナルド・メイレレス氏に対し、同作戦の仕掛人で同贈収賄疑惑を暴露したひとりのアルベルト・ユセフ容疑者が「PSDBの人たちとは仕事をしたことがない ...
続きを読む »アマゾンの森林伐採増加=9月は前年比で290%も=監視だけでは抑制出来ず
アマゾンの持続可能な開発を目指す非政府団体(NGO)「アマゾン人間・環境院(Imazon)」によると、8~9月の法定アマゾンの森林伐採は昨年同期比191%、9月だけだと290%増と19日付フォーリャ紙や20日付エスタード紙が報じた。 同院の森林伐採警告システム(SAD)によると、9月の伐採面積は402平方キロで、昨年同月の10 ...
続きを読む »樹海
衣替えや「◎◎はじめました」の表示だけでなく、日本では様々な角度から夏の到来を感じさせられる。四季がはっきりしているだけに、日本人はその移り変わりを古来大事にし、楽しんできたし、挨拶や商戦などでも大事なキーワードとなっている。ブラジルにいると、やはりサマータイムが決定的なお知らせだ▼最初の頃は、奇異な感じがしていた。軽い時差ボ ...
続きを読む »楽書倶楽部25号
随筆集「楽書倶楽部」第25号が日毎叢書企画出版から発行された。 「民にとって国とは何か?」(中村勀)「森中の道」(小野寺郁子)「ちょっと歴史を思う」(宮村秀光)「アマゾンの植物誌22」(醍醐麻沙夫)「教会と日語学校」(瀬尾正弘)など随筆作品に一口雑学、川柳、ピアーダほか。 問い合わせは同出版(11・3209・4954)まで。
続きを読む »■ひとマチ点描■僻地と魔境三昧経て作家に
青年隊10期の平島征也さん(せいや、75、熊本県)は来伯当初の5年間、「オンサ、スクリーを見るのは日常」という密林の真っただ中、一人で自給自足しながら薬草栽培をした実体験を描いた『魔境~マットグロッソ アマゾン・ラプラタ分水嶺』(不知火書房、12年)を日本で出版した。 「これが意外に好評で、出版社から『次回作を書いてくれ』と要 ...
続きを読む »ジャングルマラソン=日本チーム初優勝の快挙=1週間で密林280キロ走破=仲間と支えあい笑顔で完走=「ワニや電気ウナギ、大蛇も」
「世界一過酷な耐久レース」と評される『第10回ジャングルマラソン』が10月上旬、アマゾン河中流にあるパラー州のタパジョス森林国立公園で行なわれた。見渡す限りの密林の中を1週間で280キロ以上を走って移動する種目で「日本人チームが団体として初出場し、見事全員が完走、初優勝という快挙を成し遂げました」と、競技を二日前に終えたばかり ...
続きを読む »