『西部アマゾン日伯便り』117号によれば、マナウスでは7月6日に第16回敬老慰安会があり、ホーリネス幼稚園児による合唱や踊りとともに、日本人学校生徒のボーイダンスが披露され、多いに盛り上がったとか。コロニアのイベントに日本人学校生徒が参加するのはサンパウロ市などでは珍しい。8月24日の第25回ソフトボール大会ではマナウス・カン ...
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樹海
「体はあちこち痛いですが、ぼけてはいません。ぼけたら皆さんに迷惑がかかりますからね」。移住85周年を迎えたアマゾン移民発祥の地トメアスーに住む第一回移民の山田元さん(87)は、真面目な口調ながらも笑い飛ばすようにそう言った。山田さんにかつてのトメアスー桟橋や南拓事務所の場所を案内してもらった。電話を受け、「用意しますから30分 ...
続きを読む »パラー州局長=「日本人抜きに語れない」=アマゾン入植85周年祝う=第1回移民に記念メダル=民族融合の模範の地に
【ベレン発=田中詩穂記者】1929年9月に第1回アマゾン移民がブラジルの地を踏んでから、今年で85年目を迎えた。厳しいアマゾンの自然や気候、病害との闘いの中、苦汁をなめて根を張った一世は、子孫に教育を受けさせ、農業にとどまらず商業、学術、医療など幅広い分野で日系人は地位を築くに至った。そんな北伯の日系人口3万人の7割を占めるパ ...
続きを読む »大耳小耳
アマゾン移民85周年式典前は「べレンの会」の凛とした美しい音色が会場を魅了し、パラー州連邦大学のジャズバンドの両国国歌演奏で幕開けした。舞台中央で艶やかな着物姿で演奏していた山田裕子さん(50、和歌山)は、同会で2012年から今年6月まで琴を教えたJICAシニアボランティアだ。任期中は同会だけでなくマカパーやサンタレンなど他の ...
続きを読む »ジウマ大統領も演台に=米国で気候サミット開催=125カ国の首脳が出席
米国ニューヨークの国連本部で23日、気候サミットが開催され、ジウマ大統領も演説を行ったと23日付各紙サイトが報じた。 24日からの国連総会に先立って開催された気候サミットには、125カ国の首脳や代表、金融機関や企業、市民社会のリーダー達が参加。2015年12月のパリでの国連気候変動会議での2020年の温室効果ガス排出削減目標な ...
続きを読む »「都市と水」を考える=サンパウロ市で国際フォーラム開催
サンパウロ州の水不足の危機が叫ばれ始める前から、ベイ出版社が4年前に出した書籍『Como Cuidar da Nossa Agua(私達の水をどうケアするか)』は、ブラジル内の水供給の不規則さを指摘していた。同書によれば、ブラジルの水資源の80%はアマゾン地域にあるが、人口超過のサンパウロでは住民一人当たり81万リットルの水し ...
続きを読む »東農大=UFRAと本格交流事業=国際交流事務所も開設
【ベレン発=下小薗昭パラー州仁通信員】昨年アマゾニア連邦農牧大学(UFRA)と協定を結んだ東京農業大学が、先月末に第1回派遣交流事業を行なった。交換交流規定に基づく「ブラジル短期実習留学プログラム」により、佐藤孝吉、入江憲治両農学博士と学生9人による交流使節団、研究者2人が同地を訪れた。 東京農大では現在国際交流に力を入れて ...
続きを読む »短歌大会の怪作、快作
全伯短歌大会の投稿には、入賞しなくても実に面白い歌が多々見られる。「コレアかと訊かれてすぐにジャポーネースと答える吾はブラジル生まれ」(水野昌之)などは、まるで川柳のように軽やかに二世の心情を詠んだ作品で大いに笑わされた▼農業関係では「雑草の中にて咲ける花大根移民残せし思いで深し」(浦野マルガリーダ)も、かつて日本移民が耕して ...
続きを読む »第5回全伯俳句大会=714句から特選12句=席題総合点1位は小斎棹子、佐古田町子2氏
ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)が主催する「第5回全伯俳句大会」が8月10日午前9時から文協ビルの13、14号室で開催された。兼題部門は「冬季一切」、5句投句。投句総数は714句、投句者数は143人だった。特選には◎印がついた12句が選ばれた。他は秀作が108句。選者は12人で以下、アイウエオ順となっている。■青木駿 ...
続きを読む »南部2州巡回診療に献身=「祖父に背中押されている」=細江静男の孫森口秀幸さん=移住地で親身に相談のる
1930年に海を渡り、アマゾン地方を初め多くの開拓地で医師不足に悩む移民に尽くした「ブラジルのシュバイツァー」細江静男医学博士(1901~75年、岐阜)。その娘婿で、ブラジル老年医学の第一人者として名高い森口幸雄医学博士(88、東京)。その幸雄博士の息子で、二人の背中を見て育った森口秀幸氏(56、東京)は現在、南部2州の巡回診 ...
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