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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2014年1月23日  いままでなかったのが不思議だが、観光雑誌『るるぶ』のブラジル・アルゼンチン版(JTBパブリッシング、税別1500円)が今月発行された。ブラジル編では、イグアスの滝、レンソンイス(マラニョン州)、アマゾンに詳しく触れ、リオとサンパウロ、サルバドールを素晴らしい写真とともに紹介している▼いままで ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(83)

ニッケイ新聞 2014年1月23日 『宴会やお祭りが好きな仏様や神様がたくさんおられます。それで、この宴会が開かれたのです。この酔っ払いの方達は、もしかして酒好きの仏さま達の化身かも知れません。お願いです。成仏して、輪廻転生によって、また、人間に生まれ変わって来てください』 《我々も生まれ変わって新しい人生が・・・、始められるの ...

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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (108)=筆禍事件起こした石川達三=実は『植民』編集部に勤務

石川達三(『最近南米往来記』中公文庫、1981年より)

ニッケイ新聞 2014年1月22日 海興が植民希望者を集めるために戦前に発行していた雑誌『植民』編集部に、片岡松枝は編集主任として勤務していた。松枝は1923年に青山女学院卒業後、東洋大学専門部に入学し、与謝野鉄幹・晶子の「日本古典全集」刊行会に入社し、全集編集に携わった。娘の京田によれば、それが経済的に立ち行かなくなり、アマゾ ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(82)

ニッケイ新聞 2014年1月22日 『成仏して、仏様達に守られ、苦しみの無い浄土で安らいで下さい』 《成仏出来ません。先に死んだ幼い妹も含め、まだ行方不明の霊がいっぱい居るのです。妹の霊はどこに宿ったのか、それともこのジャングルをさ迷い続けているのか・・・妹を残したままでは、とても・・・》 『行方不明の霊がまだ!?』 《はい、ま ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2014年1月22日  イトゥー市のリゾートホテル『SPA SPORT RESORT』。敷地内のサッカー場には「KIYOSHI」と書かれた横断幕が。同施設のビエイラ支配人に話を聞くと、「オーナーの兄弟が経営するサンパウロ市のレストラン。日本食材の調達に一役買ってくれるのではないか」とのこと。既存設備の充実さに加え、 ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(80)

ニッケイ新聞 2014年1月17日 「野田さんは、日本国策として設立されたアマゾニア産業研究所の幹部社員だったので、戦中、超敵性外国人として捕らわれ、当時、陸の孤島と云われたこのトメアスに留置されました。他の人達は軟禁だったのですが、彼は日系人代表として監獄に入られ、本人は『禁止されていた日本語でくしゃみしてしまった』と笑い飛ば ...

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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (104)=叩き上げの山本、世界相手に=学歴なくとも近代化を先導

自慢の茶園を指差す山本周作(山本ダリオ茂所蔵、1988年撮影)

ニッケイ新聞 2014年1月16日 山本周作(1923―2001)は和歌山県那賀郡出身で、1930年に両親に連れられ、女兄弟らと渡伯した準二世だ。目立った学歴はないが「日ポ両語が達者で、どちらで演説させてもとても説得力があった」(金子談)という。 山本はいつも「普段英語は分からないが、お茶の話をしている時は分かる」と言っていたと ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(79)

ニッケイ新聞 2014年1月16日 「西谷さん、この方達、大正生まれの古根性の叔父に会ったみたいです」 「特にアマゾンへの移住者がなくなり、この方達は、何十年も、新しい日本人と接する事がなく現代社会から取り残されてしまったのですよ。だから近代化されなかったのでしょう」 宴会は、婦人会がさし入れた夕食で、夜まで続いた。 痩せて、背 ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(78)

ニッケイ新聞 2014年1月15日 「その様な段階を踏んだからこそ、このアグロフォレストリー農法に辿りついたのですよ。日本メーカーも無農薬に興味を抱き、明治製菓がカカオ豆の発酵技術の指導に来て、原料の品質向上と確保にのりだしました」 「お悩みの狂い咲きをコントロールする鍵を教えましょう」 「ええっ! あるのですか?」 「意外と簡 ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(77)

ニッケイ新聞 2014年1月14日 真黒く日焼けした男がビール瓶を持って来た。 「御酌させて下さい。今日は有難うございました。近辺の方が集まり慰霊祭が行われ、その後、こんな盛大な宴会で・・・、こんなに楽しんだのは日本を離れて初めてです」西谷が持ち上げたコップと、真似して持ち上げたほとんど手付かずで泡の分だけ下がった中嶋和尚のコッ ...

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