ニッケイ新聞 2013年10月30日 来年春の閉館が予定されている山形県のアマゾン民族館、自然館。山口吉彦館長は小学5年生の作文に「僕の夢」と題して、アマゾン行く事を書くほど、魅力を感じていたという。多くの民族学研究者や現地住民との出会いに感謝し、アマゾンの大自然に触れ、いつも勇気と希望を得る事が出来たとも語る。妻の考子さんも ...
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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(33)
ニッケイ新聞 2013年10月29日 「アマゾンと聞けば、どうしてか、熱帯雨林をイメージするのですが、雨が降りっぱなしなのですか?」 「アマゾンと云っても日本の十倍以上の広さですからね、いろいろです。私が入植したトメアスは、年に三、四ヶ月が雨季で、三ヶ月位がまあまあで、後の半年は乾季です。乾季と云っても三日に一度スコールがありま ...
続きを読む »連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(32)
ニッケイ新聞 2013年10月26日 「私がブラジルに着いた日、ジョージさんが強盗から救ってくれたんです」 「へー、そうだったのですか・・・」 「西谷さん、ここからトメアスまで何時間くらいかかるのですか?」 「昔はトメアス配耕地からサンパウロまで、うまくいって四日かかりましたが、今回の旅はサンパウロから北に一千キロ離れた首都のブ ...
続きを読む »連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(30)
ニッケイ新聞 2013年10月24日 「仏壇です。大仏堂で特別安くしてくれました。よろしいですか?」 ジョージは、今更、仏壇を外させる勇気はなかった。 「かまいません」そう言ったジョージが、 「中嶋さん、ちょっと、お願いがあるんですが」 「どうぞ」 「実は、拝んでもらいたいものがあるんです」 「なにをですか?」 「刑事時代の亡く ...
続きを読む »連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(29)
ニッケイ新聞 2013年10月23日 中嶋和尚は、この法要の謹行により、お『釈迦』さま直々の免状と不思議な力を授かった。 「中嶋和尚、ご苦労さまでした。お茶を用意しております。こちらヘどうぞ」西谷の顔が前よりも明るくなっていた。 法要を始める前よりも頬がくぼんだ中嶋和尚だが、一回り大きくなった様に、西谷は思った。 「不思議な ...
続きを読む »山本喜誉司賞決まる=岡島、新宅ら4氏に=農業分野の貢献讃え
ニッケイ新聞 2013年10月22日 農業分野における貢献者を称える山本喜誉司賞の第43回受賞者が決定した。二つ以上の団体から推薦を受けた人が対象となり、今回は17人の中から4人が選考された。11月8日午後7時から、文協ビル貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381 – Liberdade)で授与式が行われる ...
続きを読む »連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(26)
ニッケイ新聞 2013年10月18日 「そうなんですか」 「それで、これから中嶋さんをどうすればいいか・・・」 「残念でしたね。せっかくブラジルまで来られたのに・・・、それで、中嶋さんはいつ日本へ戻られるのですか?」西谷はそれが当然だと云う顔で言った。 中嶋は突然両手を合わせ一般的な経文を読誦(どくじゅ=そらで読む)し始めた。 ...
続きを読む »作家10人の作品集発刊=英訳版をアマゾン社から=デジタル、印刷、音声版で
ニッケイ新聞 2013年10月16日 10人のブラジル人作家が、世界最大の出版業界、すなわち米国の出版市場に参入する。米国の通販サイトで知られるアマゾン・ドット・コム社が、2012年から展開する国外の文学作品の英訳出版に特化した出版事業「アマゾンクロッシング」の一環だ。 2015年までに、10人のブラジル人作家の長編・短編小 ...
続きを読む »どこをとってもブラジル製=〃緑の靴〃の国内販売開始
ニッケイ新聞 2013年10月16日 持続可能な開発という観点でフランス人が開発した、100%ブラジル製の〃緑の靴〃が、ブラジル国内でもお目見えしたという。 セアラ州で生産された棉を原料とした生地と、法定アマゾンで生産されたゴムといった純国産の原材料を使った靴は、2005年からフランスに輸出されていたが、この9月からはブラジ ...
続きを読む »ファトスBJ発売
ニッケイ新聞 2013年10月16日 日系写真画報「ファトスBJ」193号が発売された。 白寿者表彰、生け花香月流の創立50周年記念花展、戦後移住60周年記念式典、ニッケイ新聞による記念誌「アマゾン」発刊式、香川県人移住100周年など。 1冊15レアル。リベルダーデ広場の太陽堂書店(11・3207・6367)で販売中。
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