2007年4月25日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日、ポリチカ・エステルナ誌四月号】来聖した米大統領の実弟で前フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏が十七日、ベネズエラのチャベス大統領がエタノールは先進国のみを利するという批判に反論した。イランの核開発に関する国連決議が無視され、ホルムズ海峡の封鎖を懸念する国々がエタノー ...
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ボリビア=ガス供給を一部停止=精製所、不法占拠さる=伯政府に衝撃、今後の不安も
2007年4月24日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日、二十二日】ボリビアからの天然ガスの供給が二十日、一部停止されたのを受けて、政府内に衝撃が走り、市場関係者の間に不安が広がった。幸いにもボリビア政府が事態を収拾、二十一日に正常に戻り供給が再開されたものの、いつ又事態が悪化するか計り知れず、関係者は懸念を表明してい ...
続きを読む »共同宣言採択に至らず=南米エネルギー会議=後日、意見調整へ=ガスOPECで伯ベネ対立
2007年4月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】二日間にわたりベネズエラで開かれた南米エネルギー会議が十七日に閉幕したが、表面上の友好的姿勢とは裏腹に各国首脳の足並みが乱れ、結局共同宣言の採択には至らなかった。共同宣言は後日エクアドルに各国代表団が集まり、意見調整の後、発表されることになった。 今回が第一回目 ...
続きを読む »南米エネルギー会議開催=各国の思惑入り混じる=エタノールで伯に横やり
2007年4月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ベネズエラのイスラ・マルガリタ市で十六日から二日間の日程で開かれた第一回南米エネルギー会議は各国の政治的思惑が入り混じり、必ずしも満場一致の共同声明の採択に至らない様相を示した。とくにエタノール生産につき一部でブラジルの動きをけん制する言動がみられた。 中でもベ ...
続きを読む »米国寄りに舵を取る伯=機縁はエタノール=不足分は伯が肩代わり=増産で関税は撤廃
2007年4月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】伯米関係はイランの油田開発を挟んで交錯しているが、ルーラ大統領はベネズエラのチャベス大統領と距離を置きつつ、対米関係の修復に傾いている。チャベス大統領は、ボリビアにあるペトロブラスの精油所接収で法的指南を行った。そのため伯米間の風向きが変わった。これはブラジルの将来 ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年3月20日付け ブッシュ米大統領の中南米訪問は、突然の発表でもあり、戸惑いもあったが、ベネズエラのチャベス大統領らの反米・左翼政権への牽制が主な狙いであった。サンパウロではかなり強硬な抗議行動があったし、依然として反米の気運が高いことを示したけれども、ウルグァイ、コロンビアを経てグアテマラ、メキシコ歴訪の旅は初期の目 ...
続きを読む »コラム 樹海
2007年3月17日付け ブッシュ米大統領の中南米訪問は、突然の発表でもあり、戸惑いもあったが、ベネズエラのチャベス大統領らの反米・左翼政権への牽制が主な狙いであった。サンパウロではかなり強硬な抗議行動があったし、依然として反米の気運が高いことを示したけれども、ウルグァイ、コロンビアを経てグアテマラ、メキシコ歴訪の旅は初期の目 ...
続きを読む »大統領には知恵がある=D・ネット氏語る=均衡財政維持し貧困者支援=最後の敵は特権階級
2007年3月14日付け 【ヴェージャ誌一九九三号】元財務相のデルフィン・ネット氏が、ベネズエラやボリビアで民族主義が台頭するのは、国家経済の当事者が選挙について無知だったから起きたことだと説明した。これは、同氏が下議選に落選して悟ったことだと供述。ルーラ大統領をベネズエラのチャベス大統領と比較するのは、お門違いだと指摘する。 ...
続きを読む »米大統領がサンパウロ市入り=9日に首脳会談=アフリカ民主化では合意か=新局面迎えた両国関係
2007年3月10日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ブッシュ米大統領は八日夜、サンパウロ国際空港へ到着し、秒単位の旅程が始まった。伯米首脳会談に期待を寄せるルーラ大統領は、欧米の農業補助金制度をテロの元凶だとして善処を求める一方、フルラン産業開発相は訪伯を伯米関係の新局面とみている。ロンデオー鉱動相は、エタノールを標 ...
続きを読む »米ベネ間の仲介はしない=官房長官が声明=エタノール協定には期待=成るか?伯米同盟
2007年3月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】ロウセフ官房長官は七日、ブッシュ米大統領の訪伯により伯米関係が親密になっても、それがベネズエラのチャベス大統領と一線を隔すことを意味しないとする声明を発表した。ブラジルの外交方針は来る者を拒まないという。米大統領は七日、チャベス大統領の中央集権主義は国家に悲惨を招くだ ...
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