2005年12月13日(火) ジャカレイ市のコチア農学校「第五回メロン祭り」(オイスカ・ド・ブラジル主催)が、十一日午前十時から同校で開催された。あいにくの雨だったが、来場した人々は研修生がハウス栽培したネットメロンをおいしそうにほおばっていた。 今回は、ブラジル以外にボリビア、パラグアイ、ペルー、チリのメルコスル農業研修生 ...
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メルコスル=ベネズエラの加盟認める=代表権は与ええず=通商より政治的関心で接近=亜の音頭で肩の荷降りたブラジル
2005年12月10日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】メルコスル加盟四カ国の外相は八日、ベネズエラのメルコスル加盟を緊急動議で認めた。同国との実質的貿易は、域内関税や非関税協定などが調整される二〇〇六年末から〇七年中ごろとなる。パラグアイ外相の動議により、同国の条約順守への懸念から加盟による発言権は認めるが、代表権 ...
続きを読む »帝王切開は6倍も危険=WHO=自然分娩の再評価を=分娩の40%超、世界で2番目=妊婦より医師が望む
2005年12月09日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】帝王切開による分娩が国内で四〇%を超えて、世界ではチリに次ぐ二番目になったことで、世界保健機構(WHO)は母子の死亡率が高まる危険性があるとして警鐘を鳴らしている。通常、手術による出産は安全と思われがちだが、WHOによると、自然分娩に比し、危険性が六倍高いという ...
続きを読む »一流選手のプレー観て=北京五輪予選=南米5カ国が出場へ=野球
2005年11月25日(金) 二〇〇八年北京五輪予選を兼ねた野球の南米大会が二十六日から十二月三日まで、五カ国が出場してイビウーナ市のヤクルト球場などで行なわれる。 総当たり戦。上位四チームは最終予選のパン・アメリカン大会(来年8~9月、キューバ)にコマを進め、北米、カリブ、中米の予選を勝ち抜いた十二チームと対戦、五輪への出 ...
続きを読む »「インフレを恐れるな」=官房長官、パロッシ陣営に苛立つ
2005年11月23日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】ロウセフ官房長官の「予算をもっとふるまえ」節に反論するマスコミの報道は全くないようだ。同長官は緊縮財政一色の経済閣僚会議で、年間一五%位のインフレにビクビクするなと発破をかけた。同長官は、パロッシ財務相の経済政策に反旗を翻す急先鋒といえそうだ。 一五%インフ ...
続きを読む »世界教育ランクでブラジル71位=10年後の文盲ゼロは掛け声倒れ
2005年11月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】国連機関のユネスコが発表した二〇〇五年度世界教育白書にある、世界百二十一カ国を対象とした教育内容のランキングでブラジルは七十一位の低いランクに位置した。 ユネスコでは例年、文盲率や就学率、教育の質、偏差値などを盛り込んだ教育開発指数(EDI)を算出して各国と比 ...
続きを読む »YKK新工場が竣工=日本から吉田社長迎えて=ソロカバ
2005年11月15日(火) YKK・ド・ブラジル(石川清治社長)が同社のソロカバ工場内に建設を進めてきた新スライダー(ジッパーの開閉器具)工場がこのほど完成し、十一日に関係者による竣工式が開かれた。日本からYKKの吉田忠裕社長が来伯したほか、西林万寿夫聖総領事、ビトール・リッピ・ソロカバ市長、同社の関係者など約百人が出席。新 ...
続きを読む »コラム 樹海
インカの国は雨が少ない。いや―。殆ど降らないのが真実でリマの自動車にはワイパ―がないそうだ。先だってサンパウロで絵画展を開いたリマに在住する日系のご婦人らが、稲光が飛び交い豪雨がふりそそぐのを見て「こんなのは初めて見た」と半ば感動したらしい。そんな乾燥した国の大統領になったのが、日本人移民の二世アルベルト・フジモリさんである▼ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
「フジモリさんっていうかフジモリですよ」との言葉を聞いて、複雑なものを感じた。 六日、フジモリ元ペルー大統領がチリで拘束されたことを受け、現地の日系二世の知人に電話取材した際のことだ。 三年前、ペルーを訪れた際、日系人協会の幹部たちに取材したが、フジモリ氏を日系社会の仲間と認めておらず、大半が批判を込めて評した。 一九四 ...
続きを読む »コラム 樹海
紀伊半島の南端にある紀伊勝浦には、まぐろ料理を食べさせることを売り物にした民宿が少なくない。和歌山県は伝統的に漁業県で、なかでも勝浦はよくまぐろを揚げるところなのだ▼さて、よく獲れるから安いだろうと考えるのは間違いである。さきごろ、この欄で同僚が大サンパウロ市圏の市警責任者が、東京銀座で刺し身を食べ、支払いの際びっくりした話を ...
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