来年10月に控えた大統領選は、既に多くの報道もなされ、過熱気味だが、その分、これまでになく多数の候補者が乱立する見込みで、展開が見えにくくなっている。5日付フォーリャ紙などが報じている。
続きを読む »テメル大統領 関連記事
《ブラジル》上院議会=Uber規制法を緩和の上承認=「利用者の声届いた」と各社=修正受け、下院で再審議へ
【既報関連】連邦上院議会は10月31日、下院が提出し、4月4日に承認した後に上院に回した、スマートフォンによるタクシー配車サービスに関する規制法案、17年法案28号(PLC28ー17)に、主に四つの変更を加えたものを賛成46、反対10で承認したと1日付現地各紙・サイトが報じた。
続きを読む »「第2審有罪で政治家の選挙出馬禁止」=トルクアット・ジャルジン法相が見解=最高裁の判断さえ揺れる中「第2審有罪で政治家の選挙出馬禁止」=トルクアット・ジャルジン法相が見解=最高裁の判断さえ揺れる中
トルクアット・ジャルジン法相は10月30日に、刑事裁判の第2審で有罪となった被告はこの時点で刑に服すべきで、政治家の選挙出馬に関しても、「第2審で有罪になった場合は出馬できない」との見解を示し、テメル大統領や国家総弁護庁(AGU)よりも厳しい立場を表明したと、10月31日付エスタード紙が報じている。
続きを読む »テメル政権=財政目標達成へ暫定令を連発=高給国家公務員の年金負担増も=「議会軽視」と不満のマイア下院議長=「説得する」とオリヴェイラ企画相
テメル大統領(民主運動党・PMDB)は10月30日、来年度予算に影響する暫定令(即座の施行となるが、120日以内の議会の事後承認が必要)を出したと10月30、31日付現地紙・サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》ロドリゴ・ジャノー前検察庁長官が退任前に疑惑の条項加筆?=「裁判所の許可なくても捜査可能」に=司法界から強い抗議殺到=JBSの件以降、強引さ目立つ
ロドリゴ・ジャノー前連邦検察庁長官が、退任直前の8月に、検察官や捜査官が、裁判所の許可なく、公的な立場の人物や民間人の犯罪行為に関する情報や書類を集めたり、捜査したりすることを認める条項を書き加えていたことが判明し、司法界で問題となっている。30日付エスタード紙が報じている。 ジャノー前長官は全国検察審議会(CNMP)議長と ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領がサンパウロ市内で前立腺手術=30日に退院し、近く公務復帰
テメル大統領は27日にサンパウロ市で前立腺の手術を受け、30日に退院した。28日、30日付現地紙が報じている。 テメル大統領は、下院で自身への告発受け入れに対する全体投票が行われていた25日に、排尿障害でブラジリアの陸軍病院に運ばれ、手当を受けた。 また、この排尿障害の原因になっていた前立腺の血栓除去のため、27日夜、サン ...
続きを読む »《ブラジル》ブレサル油田=8鉱区の入札行われる=実施見直し命令も出たが=6鉱区落札総額約60億レアル=国際メジャーも本格参戦
【既報関連】連邦政府は27日、リオ州沖カンポス盆地とサンパウロ州沖サントス盆地に存在する岩塩層下(プレサル)油田で、合わせて八つの鉱区の開発権入札を行ったと、27日付現地紙各紙・サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》最高裁でメンデス、バローゾ判事が大喧嘩=「政治家などの裁きが甘い」=「大衆迎合では逮捕できない」
26日、最高裁でルイス・アルベルト・バローゾ判事が、ジウマール・メンデス判事の政治家らに対する裁きの見解などに食ってかかり、激しい口論となって、話題を呼んだ。27日付現地紙が報じている。 事の発端は、この日行われていた、セアラー州内の市会計検査局(TCM)廃止問題について審理している時だった。 メンデス判事は「以前は〃リオ ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領、2度目の告発も免れる=支持票数は前回を下回る=告発回避の賛成票は下院全体の半分にも届かず=意見を翻した議員の政党は?
ブラジル連邦議会下院で25日、テメル大統領に対する2度目の告発に対する審理継続を問う投票が行われた。8月の1回目同様、「告発反対」が規定数を上回ったため、今回も最高裁での審理開始は回避されたが、前回より支持数が落ち、下院全体の過半数も割り込むという厳しい結果となった。26日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領の告発阻止も、課題山積の政府=「最優先は年金改革」だが=経済活性化政策も急がれる
ブラジル連邦検察庁による、ミシェル・テメル大統領に対する2度目の告発を阻止した政府は、社会保障制度改革(年金改革)を始めとする諸改革を進める意向だと、26日付伯字紙各紙が報じた。
続きを読む »