ニッケイ新聞 2008年3月19日付け 西日本新聞の東京支社報道部の内門博記者(37、福岡県出身)が六日から二週間にわたり、ブラジルに渡った炭鉱移民を描いた『出ニッポン記』などを執筆した記録文学作家、上野英信氏(1923―87)の足跡をたどる、百周年記念連載のための取材を行った。 虐げられていたユダヤ人を率いて、モーゼがエジ ...
続きを読む »デカセギ 関連記事
グルッポ・サンセイ20周年――代表のミチさんに聞く=独自の日系文化生み出す=音楽で若者を惹きつける
ニッケイ新聞 2008年3月15日付け 北パラナの日系団体、特に若者グループの活躍はここ数年目覚ましいものがある。中でも、昨年七月末のYOSAKOIソーラン大会で三連覇を決めたグルッポ・サンセイは、まさにその筆頭だろう。代表の城間美智子さん(45、以下ミチさん)に、音楽活動を中心に日本文化に若者を惹きつける秘訣を聞いてみた。 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年3月13日付け 以前、日本経済新聞の記者からこんな話を聞いた。「日本国内の景気動向を知るのに、日本のデカセギ向けポ語新聞の広告欄を見ると、公の景気動向指数より、半年ぐらい前に特定の地域の企業が集中して求人広告を出しているので密かに参考にしている」▼先日、米州開銀が発表した世界のデカセギ送金動向報告は、そ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 職業は「百姓」。土づくりを農業の原点に掲げる横森正樹さんが講演のため来伯している。 病気を抱えていると言いながら、現在は一年の半分フィリピンで営農指導にあたっているという。六十八歳には見えない壮健ぶりだ。 「土は一度ダメになると、戻るまで五十年かかる」という横森さん。話を聞いて、〃持 ...
続きを読む »日本語アナは67歳の新人=リ・ピーレスのラジオ局で企画、放送=丹治さんすぐに人気=「やりがい感じます」
ニッケイ新聞 2008年3月8日付け 今年の移民百周年にちなんで、サンパウロ州リベイロン・ピーレス市にあるFMラジオ局「ペロラ・ダ・セーラFM」が地元日系人を対象にした番組、「プログラマ・ニッケイ」の放送を始めた。担当アナウンサーは日ポ両語堪能な日系二世の丹治幹男さん(67、リベイロン・ピーレス市在住)。リスナー(聴く側)の要 ...
続きを読む »「100周年」の年=幕開けしたが…=デカセギは祝典気分じゃない?!=「母国から無視されている」=イシさんが在日社会を代弁=日本の月刊誌百周年特集で
ニッケイ新聞 2008年3月7日付け 武蔵大学社会学部准教授のアンジェロ・イシさんが、月刊『オルタ』一月号(アジア太平洋資料センター発行=東京=)の特集「ブラジル移民100年―デカセギ20年」で、「日系ブラジル人30万人は新しい日本文化を発信する」と題した記事の中で、祝賀ムードに湧く日系社会への別の見方を示した。 ブラジルで ...
続きを読む »愛知・保見団地でシンポ=「外国人児童生徒の教育」(下)=ブラジル人自身立ち上がる必要=「母国側と連携」も考慮して
ニッケイ新聞 2008年3月7日付け 【愛知県豊田市発】終了後、司会の楓原さんに話を聞くと、「このシンポジウムで外国人に還元しよう、というのではない、一緒に地域を作っていくのが目的」と言い、今回の成果について「自分の活動に関しても、シンポジウムに関してもジレンマがある」と厳しい表情を見せた。 保見ヶ丘の人口約九千人のうち、四 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年3月7日付け 去る一日のNHKテレビ土曜ドラマ「刑事の現場(1)苦い逮捕」は、刑事ものであったが、デカセギをドラマの背景に置いていて面白かった。相当にデカセギ日系人のことを調べて台本を書いただろうと推察できた。デカセギに対して〃同情的〃だったのも印象的だった▼印象的といえば、デカセギたちが、日本の製造業 ...
続きを読む »最少の特定ビザと最多の永住者=デカセギ定住化を裏付け=永住すでに9万人突破か=ビザ延長厳格化も影響
ニッケイ新聞 2008年3月5日付け サンパウロ総領事館が先月末に発表した二〇〇七年の同館査証発給件数で、「日本人の配偶者、二世・三世およびその配偶者等」を対象とした特定査証の発給件数が〇六年から二〇%減少し、過去最低を記録したことが分かった。同館の査証発給総件数も前年から約一六%減って過去最低となっている。一方、日本国内で永 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年3月1日付け マリンガからデカセギで訪日していたワタナベ・ダ・シルバ夫妻が二月四日に帰伯した。目的は、心臓移植が必要な息子フェリペ君の手術のため。日本では十六歳未満からの臓器提供が認められておらず、ブラジルで提供者が現れるのを待つ事になった。二月二十九日付けエスタード紙によれば、帰伯から二十三日後に、サ ...
続きを読む »