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デカセギ 関連記事

新開地だったドラセーナ=奥パ一の自慢の会館建設=初期入植者の貴重な証言も

式典には380人が参加した

 「50年に視察にきた時は、まだ何もない荒山だった」――そう語るのはドラセーナ在住の柏浦正一さん(89、埼玉県)だ。トメアスー第8回移民でアカラ植民地などを転々とし、市制開始から2年目だった1951年、22歳の時に「未開拓の荒山を開拓したい」と夢を追って、ここに辿り着いた。会館建設の逸話を中心に、町の歴史の貴重な証言を集めてみた ...

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セアーザ今昔物語=ほとんど全員日本人だった=(3)=苦労した分、子弟を教育

古賀さん(右)と長女のミシェルさん

 古賀オズワルドさんはセアーザで深夜0時から正午まで働いた。夕方から夜にかけて睡眠を取る生活をしていたため、娘3人とはほとんど顔を合せなかった。  ただ、「自分が医者の夢を諦めた分、子供たちには勉強は好きなだけやってほしい」と考え、教育にかける費用は惜しまなかった。  大学で化学を専攻した長女のミシェルさん(28、3世)は古賀さ ...

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大耳小耳

 CIATE(国外就労者情報援護センター、Rua Sao Joaquim, 381, 1° andar – sala 11、電話=11・3207・9014)で今月中に5回の講演会が行われる。全日午後2時から午後4時まで。入場無料だが、申込が必要。4日は「デカセギのための様々な投資方法」(ロドリゴ・アキオ)、16日は「 ...

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ワールド寿司杯=日系女性が4位に初入賞!=寿司職人の世界一決定戦で=決勝の20人中8人がブラジル国籍

斉藤森サンドラさん(出典・ワールドスシカップHP)

 世界各国の外国人寿司職人が腕を競い合う、世界一決定戦「ワールド寿司カップ」が先月23、24の両日に東京都内で開催され、女性としては初めてサンパウロ州イタペチニンガ出身の斉藤森サンドラさん(41)が4位に入賞したと、G1サイト14日付けが報じている。今大会には、世界14カ国から29人が出場。最終選考に残った20人中、8人がブラジ ...

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大耳小耳

 第70回全伯短歌大会の「批評と感想」で小池みさ子さんは、《鹿児島のボンタン飴も買いたして母の一周忌ブラジルに発つ》(天野江利沙)という作品に注目していた。「ブラジルで母が亡くなって一周忌に駆けつけるとき、母の故郷の名物・鹿児島のボンタン飴を買って帰るという二世の歌。日本とブラジルに別れて暮らす家族の思いやりが詠み込まれている」 ...

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デカセギ子弟から東大生誕生!=CIATEコラボラドーレス会議=日本で来年、外国人受入れ新制度

「日系ラティーノから東大生が生まれる時代になった」と講演する松本さん

 デカセギ子弟から日本側では東大生、ブラジル側でも裁判所書記官、外交官養成学校志望者など両国社会で将来有望な人材が続々と誕生――CIATE(国外就労情報援護センター、二宮正人理事長)が7月26日に文協貴賓室で開催した『2018年度CIATEコラボラドーレス会議』では、「現代の日本―在日ブラジル人の日本社会への統合」をテーマに8人 ...

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特別座談会=四世ビザはどうあるべきか?=日伯交流の将来担う人材育成の枠組みとして=(10)

▼ブラジル人が外国に住んだときの特徴 【永井】ただし、あんまり外国の人をいっぱい入れたくないという考えの人たちも、日本の日本人にはかなりいる。ブラジルの人がすごく増えて2006年くらいに犯罪がすごく多くなった悪い思い出が、まだ残っているような人もいます。  あとは逆に、来てほしいと思っている人の中にも、「定住者」みたいに自由に転 ...

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大耳小耳

 ノロエステ連合日伯文化協会とガブリエル・モンテイロ日伯文化協会の共催により「第46回ノロエステ農業者の集い」が9月16日、ガブリエル・モンテイロ市内で開催される。当日は、午前8時に同市内サンペドロ広場の教区サロンに集合。市内の日系農家を訪れ、ピラルクー養殖やトマトの有機栽培などについて見聞を深め、午後3時頃に終了する。安永信一 ...

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特別座談会=四世ビザはどうあるべきか?=日伯交流の将来担う人材育成の枠組みとして=(6)

日本語能力を証明するためには従来の日本語能力試験に加えて、J-Test実用日本語検定(写真)も認められた

【永井】CIATEで一応ハローワーク(日本の公共職業紹介施設)みたいな役割を果たして紹介してはいるんです。ですけどハローワークにある仕事ってみんな、日本に住んでる日本人が応募してくるんですよ。そうするとライバルが皆そういう人になっちゃう。  そのリストって言うのは、「ポルトガル語できれば日本語できなくてもいい」って言う仕事は基本 ...

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特別座談会=四世ビザはどうあるべきか?=日伯交流の将来担う人材育成の枠組みとして=(5)

三世ビザはサンパウロ総領館でしか発行されない問題を報じた2000年2月15日付本紙記事

【永井】90年代にデカセギブームが起きた頃とは違って、今のブラジルの日系人には誰かしら日本で暮らした経験のある知り合いがいます。SNSを通じた口コミもすごいですし、すでに、悪い派遣会社には人が集まらなくなって自然と淘汰されるような構造があると思います。  リーマンショックから2015年くらいまでの訪日就労者が低迷していた時期に、 ...

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