六〇年代渡航してきたとき、不思議なコロニア語?に出会った。「男女青年会」である。日本ではきかない青年会の呼称だった。女子だって青年だろうから、何も「男女」とことわることもなかろう、というのが初印象だった。要は、男子、女子が一緒の会だということである▼新聞記事に男女をつけて書いているうちに違和感はだんだんなくなった。慣れたのであ ...
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◇コラム 樹海
六〇年代渡航してきたとき、不思議なコロニア語?に出会った。「男女青年会」である。日本ではきかない青年会の呼称だった。女子だって青年だろうから、何も「男女」とことわることもなかろう、というのが初印象だった。要は、男子、女子が一緒の会だということである▼新聞記事に男女をつけて書いているうちに違和感はだんだんなくなった。慣れたのであ ...
続きを読む »帰伯逃亡デカセギ問題=「とにかく謝ってほしい」=山岡夫妻、本紙に心中吐露
2006年9月26日付け 【静岡発】二十一日午後、静岡県西部の湖西市の自宅に山岡宏明・理恵夫妻を訪ね、約六十八万人分の署名が集まった外国人犯罪人引き渡し条約締結と代理処罰制度確立に関する運動の経緯や展望などを聞いた。 ◎ ◎ 祭壇には、ソフトクリームが口の周りに残るあどけない笑顔を浮かべた理子ちゃん(当時二歳)の ...
続きを読む »大耳小耳
2006年9月23日付け 果樹栽培や平和運動に尽力してきたサンタ・カタリーナ州ラーモス移住地の小川和巳さん。今年喜寿を迎えたが、ますます意気軒昂。梨の幸水を「幸せになる水」と宣伝、毎年販売に余念がない。加えて今年は約五トンの梨ブランデーを醸造、移住地を訪れた人に振舞っているという。来月四日の講演では被爆体験だけではなく、移住地 ...
続きを読む »デカセギの現状を知る=地域協力者の集いに120人=CIATE
2006年9月22日付け 国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)のセミナー「第三回地域コラボラドーレスの集い」が十六、十七日の両日、サンパウロ市のブルーツリー・パウリスタ・ホテルで実施された。日伯の専門家やデカセギ経験者による「デカセギをめぐる諸問題について」の講演には、約百二十人が参加した。 以前は、地方 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年9月19日付け 知り合いの女性が日本からブラジルを訪れた。訪れた、というのは適当でないかも知れない。というのも彼女は八歳までブラジルで育ち、十六年ぶりの〃帰国〃であったからだ。ポ語も言っていることは分かるが、話せないという。どんな感覚なのだろうか、と気になった。「日本で感じていた違和感がここでは無い」らしく、人間関係 ...
続きを読む »移民史を肉声と映像で残す=ブエノス・アイレス=亜国日系の新たな試み=全米日系人博物館と連携
2006年9月16日付け ブエノスアイレスの日系団体「アルゼンチン日系センター(Centro Nikkei Argenrino=CNA)」がこのほど、日本人移民の当事者である一世や日系二世、三世を対象としたインタビュー事業に着手した。映像による記録が中心となっており、その一部は全米日系人博物館(米国ロサンゼルス)がインターネッ ...
続きを読む »◇コラム オーリャ!
コラム 国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)が十七日実施するセミナー、「第三回地域コラボラドーレスの集い」―。 日本からも専門家が来伯し、デカセギをめぐる諸問題についての講演をするほか、デカセギ経験のあるCIATEの地域コラボラドールが自身の体験などを話す。 デカセギ希望者は、日本に着いてからのトラブ ...
続きを読む »「日系人雇用の将来」=尾崎教授、CIATEで講演を
2006年9月15日付け 【既報関連】青森中央学院大学大学院地域マネジメント研究科教授の尾崎正利さんが日系デカセギ人の研究調査のためにこのほど来伯。十七日に、国外就労者情報援護センター(CIATE)が開催する「第三回コラボラドーレスの集い」で「日本製造業における雇用構造の二極分化と外国人受入政策の問題―日系人雇用の将来」と題し ...
続きを読む »「楽しい」「老化防止にいい」定年後始める麻雀=いま、静かなブーム?=なぎさ会〃女性上位〃!
2006年9月14日付け 「ジャラジャラ・・・」――。牌を混ぜる音が開場に響く。今年もなぎさ会(伝田英二会長)恒例の麻雀大会が三日、サンパウロ市ジャバクアラ区の同会館で開催され、終日賑やかにゲームがおこなわれた。参加者の多くは、定年後に麻雀を始めた人がほとんど。博打のイメージが強かった麻雀は現在、「手と頭をフル回転するため老化 ...
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